私たちに化学物質の悪い影響が出てはこまります。そのために、食事や空気など環境中のそれらの濃度を低くし、人の暴露量を無毒性量より十分低い値にしなければなりません。
毒性の高い化学物質は、法律で環境中の基準値や、工場から排出しても良い値が決められています。
しかし、化学物質は世界中に十数万種類あると言われていて、そのすべてに規制する値を作ることは不可能です。
そこで、工場などで化学物質を使う時には、工場などから出た化学物質が環境や周辺の私たちに影響を与えないか評価しながら、管理していく必要があります。
また、私たちが製品になった化学物質を使用することで環境に出て行くものもあります。環境に出しすぎないよう私たちも説明書やラベルをよく読んで、適切に製品を使わなければいけません。