感染症発生動向調査で届出られたSFTS症例の概要
2024年10月31日現在(次回2月末頃掲載予定)
2013年3月4日、SFTSは感染症法における4類感染症、全数把握対象疾患に定められた。これまで(2024年10月31日現在)に1,050症例が感染症発生動向調査に届出されている。男女比は1:1で、届出時点の年齢中央値は74歳だった。 前回集計分(2024年7月31日)からの報告数(遅れ報告を含む)の増加は23例であった。
なお、感染症発生動向調査とは別に、届出が求められる前に発病した4例(すべて死亡例)が把握されているが本報告には含まれない。
(国立感染症研究所 実地疫学研究センター・感染症疫学センター・ウイルス第一部)