日本の輸入デング熱症例の動向について
Notification Trends Among Imported Dengue Cases in Japan
更新日:2024年11月27日
■しかく目的
感染症発生動向調査により収集されている日本のデング熱の輸入例のデータを、渡航者のリスク評価のために、適時に還元することが目的です。
渡航国別の輸入デング報告数は、渡航先のデング熱の流行の程度や、渡航者数により影響を受けます。よって、渡航者数の変動の影響を除くために、渡航国別の日本人渡航者数を分母データとし、日本人渡航者10万あたりのデング熱報告例も合わせて示しました。これは、半年に1回程度更新する予定です。
この解析においては、個人の感染リスク行動、渡航国内における流行の地域差は考慮しておらず、また複数国に渡航した症例は含めていません。
なお、厚生労働省検疫所FORTH(http://www.forth.go.jp/)や、WHO西太平洋地域事務局のウエブサイト(https://www.who.int/westernpacific/emergencies/surveillance/dengue)において、デング熱の流行状況が取りまとめられているのでそちらも合わせて参照してください。
2024年7月1日
日本の輸入デング熱症例の動向について(2023年6月-2024年5月)
*診断年別の輸入デング熱症例の報告数に誤りがありましたので修正しました。
2024年3月21日掲載ファイル以降:2019年推定感染地スリランカ
誤)10例 正)11例
2020年1月15日掲載ファイル以降:2019年推定感染地2ヶ国以上
誤)36例 正)34例
2023年1月16日掲載ファイル以降:2022年推定感染地ブラジル
誤)3例 正)2例
2024年1月15日掲載ファイル以降:2023年推定感染地フィリピン
誤)14例 正)15例
これらの修正は、2024年7月1日掲載のファイルに反映しました。
2020年6月15日
日本の輸入デング熱症例の動向について (2019年6月-2020年5月)