国内初の沖合における洋上風力発電の挑戦―プロジェクト現場レポート―

「NEDO再生可能エネルギー技術白書」改訂版発表と
「平成25年度NEDO新エネルギー成果報告会」開催レポート

NEDOでは、今年12月12日、3年ぶりに「NEDO再生可能エネルギー技術白書」改訂版を発表し、また、16日から17日には「平成25年度NEDO新エネルギー成果報告会」を開催しました。

今回改訂した再生可能エネルギー技術白書では、風力発電分野をはじめとした、再生可能エネルギーとその技術に関する最新情報を整理し、3年ぶりに改訂版として取りまとめました。 特に、風力発電の設備にかかる費用や、欧州を中心とした大型風力発電の技術開発動向についても記載しています。

「NEDO再生可能エネルギー技術白書」は、下のリンクよりご覧いただけます。ご興味のある方はぜひご覧ください。

NEDO再生可能エネルギー技術白書

写真
成果報告会の様子

12月16日に開催した「平成25年度新エネルギー成果報告会」では、NEDOで行ってきた洋上風力発電の実証研究の成果や、昨年度まで行ってきた「次世代風力発電技術研究開発」の成果を報告しました。

今回の内容も含めた「平成25年度新エネルギー成果報告会」の資料は、今後NEDOホームページで公開予定です。

(注記)2014年1月17日追記

「平成25年度NEDO新エネルギー成果報告会」発表資料がNEDOホームページに掲載されました。下記参考リンクよりご覧ください。

参考リンク

設備写真
着床式洋上風力発電設備

さて、今年もいよいよ終わりが近付いてきましたが、洋上風力発電においては、着床式が2月に銚子沖、6月に北九州市沖、 また、浮体式についても10月に長崎県五島、11月に福島県沖の国内4カ所で本格的な実証研究が開始するという、非常に重要な年となりました。

NEDOでは、来年以降も実証研究を継続し、今後、我が国での洋上風力発電導入に資する運転データや風況データの取得と、 まだ確立されていない洋上でのメンテナンス手法確立に向けて、プロジェクトを推進していきます。

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