国内初の沖合における洋上風力発電の挑戦―プロジェクト現場レポート―

福岡県北九州市沖 現場レポート

2013年5月24日
北九州市沖洋上風車・設置作業を振り返る

設置作業を振り返る・写真1枚目
タワー設置風景。

今回の現場レポートでは、先日設置が完了した、北九州市沖洋上風車の設置作業を振り返ります。

北九州市沖の洋上風車設置作業も、銚子沖の時と同じくSEP船とクレーンを使用して進めていきました。

作業の工程は銚子沖とほぼ変わりませんが、ブレードの吊り上げ時には、取付時のブレードの安定性向上と効率的な設置のため、がっちりとした拘束具(パックン)を取り付けて作業をするなどの違いもありました。

このような違いも、今後の普及に向けた貴重なデータとなっていきます。

参考

フォトギャラリー(銚子沖・洋上風車ブレード部分設置)

設置完了・写真2枚目
拘束具(パックン)を用いたブレード設置作業。
設置完了・写真3枚目
ブレードの設置が完了した洋上風車。

2013年5月16日
北九州市沖洋上風車・設置完了

設置完了・写真1枚目
報道関係者公開時の様子
設置完了・写真2枚目
設置が完了した洋上風車と観測タワー

先月、北九州市沖で進めていた洋上風車の設置作業が完了し、報道関係者へ設備を公開しました。

当日は船で設置海域まで移動し、間近で洋上風力発電設備を見ていただきました。

北九州市沖の洋上風力発電設備は、今後各種試験を行い、6月以降に実証運転を開始する予定です。

次回の現場レポートでは設置作業の様子を振り返ります。

参考

洋上風力発電、日本海側でも本格実証へ
―北九州市沖合い、風車設置を完了―
(2013年4月3日NEDOプレスリリース)


2013年3月14日
風車パーツ積み込み完了!

積み込み完了・写真1枚目
SEP船くろしお再登場!
積み込み完了・写真3枚目
いよいよ北九州市沖でも作業が始まります。

風車のパーツ載せた貨物船は無事に北九州市に到着し、SEP船へパーツを積み替える作業が行われました。

北九州市沖での風車設置作業でも、銚子沖で活躍したSEP船が使われます。

積み込みの終わったSEP船は設置場所へと移動し、本格的な作業が始まります。

積み込み完了・写真2枚目
一度陸上に降ろしたブレードをクレーンでSEP船へ移動します。

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