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循環型社会、低炭素社会の構築による持続可能な社会の実現に向けて、平成23年度から32年度までの10年間でごみの焼却量を半減するという目標を設定し、平成23年5月に、生駒市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画「ごみ半減プラン」を策定しました。
「ごみ半減プラン」では、ごみ半減を実現するため7つの重点施策に取り組むこととしていますが、その一つが「家庭系ごみへの有料制の導入」で、平成25年度から開始することを計画していました。
有料化の導入にあたって、平成23年4月に、有識者、各種団体関係者、公募市民が参加する「生駒市ごみ有料化等検討委員会」を設置し、約1年間にわたり有料化の導入について検討を重ねました。
その結果、その時点で有料化を導入することへの同意には至らず、まずは、市民、事業者、行政が協働でごみ減量のためにできることをやった上で、燃やすごみを半減するという目標達成のためにはやむを得ないと判断される場合には、有料化を導入すべきという意見に集約され、答申が出されました。
「生駒市ごみ有料化等検討委員会」についてはこちらをご覧ください。
生駒市ごみ有料化等検討委員会からの答申を受け、平成24年4月から、市内3ヵ所のモデル地区での取組みを中心とする「ごみ半減トライアル計画」を実施しました。
ごみ半減トライアル計画では、全体会議として「生駒市ごみ半減会議」を設置しました。生駒市ごみ半減会議は、生駒市ごみ有料化等検討委員会委員、市民、事業者、有識者、行政などで構成され、ごみ半減のために知恵を絞り汗をかこうという人は、いつでも誰でも参加できる会議です。
生駒市ごみ半減会議では、ごみ半減プラン実現のための取組み方針の検討及び実践、モデル事業の支援、情報発信などを行いました。
市内3ヵ所のモデル地区では、それぞれの地区にあった削減方法や減量目標を地区ごとに話し合った上で、工夫を凝らした多様な手法で燃えるごみの削減に取り組みました。
トライアル期間中、モデル地区では、回覧等での啓発、各戸を訪問しての協力依頼、懇談会の開催など現在の仕組みの中でできる限りの取組みを行ってきました。しかし、燃えるごみの量は、モデル事業開始前と比べ約3.7%の削減にとどまりました。同様の取組みを全市で展開した場合をシミュレーションすると、平成32年度の燃えるごみの削減率は11.8%になることが予想されます。
生駒市ごみ半減会議がこの結果を検証したところ、燃えるごみ半減のためには有料化の導入はやむを得ないという結論に至り、平成25年12月に市長と市議会に報告書を提出しました。
ごみ半減トライアル計画の詳細と報告書の内容はこちらをご覧ください。
生駒市ごみ半減会議からの報告を受け、市は、生駒市ごみ有料化等検討委員会へトライアル計画の結果を報告するとともに、学識者に報告書の検証を依頼しました。それらを経て、平成26年3月生駒市議会定例会に家庭ごみ有料化を提案し、本会議で可決されたため、平成27年4月からの有料化の導入が決定しました。
家庭ごみの有料化は、みなさまのご家庭から出るごみについて、その量に応じてごみ処理に係る費用の一部を負担していただく仕組みです。有料化を導入すると、ごみ減量の効果を実感しやすくなるため、今までに有料化を導入した自治体の事例から、燃やすごみの量が10〜30%削減できると言われています。
燃やすごみを削減することの効果としては
などがあります。
燃えるごみのうち、次のものは有料にはなりません。
家庭ごみ有料化についてよくある質問にお答えします。
家庭ごみ有料化について動画で紹介します。
家庭ごみの有料化が始まります(YouTube)(別ウインドウで開く)
生駒市地域活力創生部環境保全課
電話: 0743-74-1111 内線(事業係:2361、施設係:2370、保全係:2382)
ファクス: 0743-75-8125
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
[公開日:2016年6月13日]
ID:1406