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012013年のアメリカ
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02近未来トレンド10選
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03政府と企業の新しい関係
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04「コミュニティシップ」経営論
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05新興市場の未来
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06世界30カ国の経済リスク
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07サプライチェーンの世界的危機
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08大転換を見極める指標
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09合理的経済学の終焉
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10ステークホルダー資本主義の再来
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11ビジネス・リーダーの不況感
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12「単国籍化」する多国籍企業
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13国家資本主義の再来
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14グローバリゼーションの黙示録
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15メガ地域がグローバル経済を動かす
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16「跳弾経済」の台頭
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17「移民」という5億人市場
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18モラル・ハザード経済の危うさ
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19企業リスクはますます高まる
サマリー:2007年、アメリカ在住移民による母国への送金額は3500億ドルに達し、またその最大勢力であるラテンアメリカ系移民の購買力は8000億ドルに及ぶ。移民たちは親族への仕送りを通じて、母国の外貨獲得にも大きく貢献して... もっと見るいるのだ。この隠れた巨大市場を開拓する企業が現れ始めた。 閉じる
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アメリカ在住移民の経済的ポテンシャル
不況にもかかわらず、購買意欲の高い未開拓顧客が存在する。それは、世界に約2億人いるといわれる移民たちと、母国で暮らす彼ら彼女らの親族である。その数は、実に5億人に上るという。
2007年、アメリカ在住の移民による母国への送金額は3500億ドルに達したそうだ。これは、OECD(経済協力開発機構)に加盟する先進国が開発途上国に供与した援助額の3倍以上に相当する。
また、アメリカ最大の移民グループを形成するラテンアメリカ系移民の購買力は、いまや8000億ドルを超えている。移民たちは親族への金品の仕送りを通じて、母国の外貨獲得にも大きく貢献している。
以上のことを十分認識している企業の一つが、大手国際送金サービス会社のウェスタン・ユニオン・ホールディングスである。
同社はいまや、200を超える国や地域に約33万5000の代理店を抱えており、売上高を2002年から2007年の5年間で約27億ドルから約49億ドルに急増させている。
社長兼CEOのクリスティーナ・ゴールドは、『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタビューに「当社の成長を後押ししているのは、労働力の国際移動です」と語っている。
近未来トレンド10選
一部のビジネス・リーダーたちは、今回の不況は一時的な景気後退にとどまらず、これまでの企業慣行や経済システムを一変させるのではないかと感じている。マッキンゼー・アンド・カンパニーは、この直感的疑問に答え... もっと見るるべく、この不況によって何が変わり、何が変わらないのかを予測した。 閉じる
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