読み聞かせで親子のコミュニケーションを
読み聞かせイメージ
1日わずかな時間でも読み聞かせで親子がふれあう時間を作りませんか?
子どもたちは、繰り返し絵本を読んでもらったり、一緒に物語を楽しむ大人がいることによっておはなしの楽しさや愛情を感じていきます。
親にとっても、子どもの表情を通じて、子育ての楽しさを感じることができます。
読み聞かせがはぐくむもの
「こころ」と「ことば」を育てます読み聞かせイメージ
子どもは、家族のあたたかな声の響きとぬくもりを感じて満足し、人と言葉で気持ちを通わす喜びを感じます。ことばを学ぶことで考える力が育ち、人にかかわろうとする気持ちが育ちます。
家族への信頼が深まります
読み聞かせイメージ絵本や本を通してふれあう時間は、親子にとって楽しいひとときになり、子どもの家族への信頼が深まります。
子どもはどんどん成長します。絵本やおはなしを子どもと楽しめる時間を大切にしましょう。
学ぶ力の基礎をつくります
本が作る言葉の世界にふれることは、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かにし、学ぶ力の基礎をつくります。グラフ
読み聞かせを楽しもう
0から2歳頃 親子の遊びのひとつとして始めましょう
子どものまなざしやしぐさに関心を示すことが成長につながります。「わらべうた」やリズミカルなあやしことばと同じように、絵本を仲立ちにして笑顔や心地よい音声のやりとりを楽しみましょう。
【おすすめの絵本】
- 子どもの好きなものがのっている
- 身近な動物や植物が登場する
- 生活の中のことばにふれている
- ことばや音のくり返しがある
楽しみながら、子どもは言葉を吸収しています。
2から6歳頃 ことばやジャンルを広げましょう
会話ができるようになってくると、言葉の数が増えていきます。いろいろな実体験を大切にしながら、絵本や本のジャンルを広げていきましょう。 また、文字を覚えはじめても、読み聞かせは続けましょう。おはなしを聞くことで絵本や本の世界に引き込まれていきます。
【おすすめの絵本や本】昔ばなし、物語・童話、科学絵本、生き物図鑑など
図書館や園からの貸出しやおはなし会を利用すると、いつもと違う楽しさが発見できます。
どんな絵本が好きか幼稚園・保育園の先生に聞いてみるのもいいですね。
6歳以上 家族で「本の時間」をつくりましょう
食事の時間のように「本の時間」をつくりましょう。テレビやゲームに時間をうばわれると、家族の団らんや会話も減ってきます。「本の時間」をつくり、子どもが感じたり考えたりしたことに耳を傾け、親子の会話のきっかけにしてみましょう。お父さん、お母さんが子どもの頃に読んでおもしろかった本について子どもに話をするのもいいですね。
親子で一緒に図書館に出かけてみよう
図書館イメージ様々なジャンルの本と出会うことで、子どもの興味・関心が引き出されます。どんな本がいいか困ったときには、図書館の司書に相談したり、ブックリストを参考にしましょう。
鳥取県立図書館ホームページ