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壁面緑化設計技術向上のための講習会開催

1.普及事業の名称 壁面緑化設計技術向上のための講習会開催
2.事業の概要
(実施期間/会場/講師等)

1 実施期間 令和元年7月〜令和2年3月31日
2 冊子「壁面緑化最新技術」作成
壁面緑化の主な工法の解説と計画・設計・工事監理時における
プロセスの中で設計者が注意すべき項目をリスト化。
3 セミナー用資料作成
セミナーのプログラムを検討し、パワーポイントの資料を作成。
4 セミナー告知
パンフレットを作成し都内の主要な建築設計事務所に送付。
ホームページやメールで会員及び関係団体に開催を告知。
5 セミナー開催
壁面緑化最新技術 〜失敗しないための壁面緑化のつくりかた〜
〇 開催日時 令和2年1月15日(水曜)13時30分〜16時30分
〇 会 場 千代田区立日比谷図書文化館 大ホール
〇 講 師 佐久間 護 株式会社立中工務店 技術研究所
眞家 道博 株式会社コミヤマ環境
松本 知美 東邦レオ株式会社
澤田 健二 ダイトウテクノグリーン株式会社
〇 プログラム
・壁面緑化の現状
・壁面緑化の緑視環境評価のためのアンケート調査
・失敗しないための壁面緑化手法
6 壁面緑化緑視環境調査(アンケート)及び評価分析
セミナー参加者に対し壁面緑化17事例について緑視環境アンケート調査を行い、評価分析を行った。
7 冊子WEB用の作成及び屋上開発研究会のホームページに掲載
ホームページ掲載用の「壁面緑化最新技術」を作成。
屋上開発研究会のホームページに掲載。
8 報告書とりまとめ

3.事業の成果・効果
(対象者/参加者数/成果物等)

〇対象者:建築設計者等
都内主要設計事務所等に約300社にセミナー開催パンフレットを送付し、屋上開発研究会のホームページに開催案内を掲載した。また屋上開発研究会の会員を通じて設計事務所等に開催の案内を行った。
〇参加者:事前申込者数81名 参加者数78名
参加者は事前登録制、参加費は無料とした。
参加者の内訳は設計関係41名、造園会社関係31名、その他団体、、学生等が6名で、大手建築設計会社はランドスケープ担当者の参加が多かった。
〇成果及び効果
壁面緑化は2000年に約2千平方メートル施工されていたが、緑化面積に算入できるようになった2006年頃から施工面積は急速に増え始め、国土交通省のアンケート調査では毎年5万平方メートル以上が施工されている。この他にも小規模な壁面緑化は多数施工されていると想定される。
初期の頃は手探りで設計・施工されてきたが、この十数年さまざまな工法で設計された壁面緑化の施工・維持管理から技術的なノウハウが屋上開発研究会の壁面緑化分科会の参加企業内に蓄積されるようになった。各企業内で得られたノウハウを持ち寄り、設計者に伝えられる資料を「壁面緑化最新技術」としてまとめることができ、日常業務で壁面緑化を設計監理する設計者に対し、失敗しないための壁面緑化手法についてセミナーで正確な情報を伝えることができた。
屋上開発研究会のホームページに「壁面緑化最新技術」を掲載することで、セミナーに参加できない設計者等対しても情報を伝えることができる。
セミナー参加者や申込者からはこのようなセミナーや講習会を毎年のように開催してほしいとの要望や壁面緑化の図面や仕様に関する要望があったので今後は壁面緑化工法別の標準的な仕様や納まり図を作成する。
〇成果物
・「壁面緑化最新技術」:セミナー参加者配布用
・「壁面緑化最新技術」:ホームページ公開用
・報告書 セミナー説明パワーポイント資料
壁面緑化美観評価分析


壁面緑化セミナー1


壁面緑化セミナー2


壁面緑化セミナー3


壁面緑化セミナー4


壁面緑化セミナー5

本文ここまで


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[画像:公益財団法人 建築技術教育普及センター]

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