チームで進めるスパゲティ20本のタワーづくりに笑顔がはじけ、朗らかな気分が湧き出ていました。
2014年4月19日(土)の午後、福岡県立小倉高校の
明陵同窓会と父母教師会に招かれ、ボランティアとして、「イノベーションを起こす力: 社会をポジティブに変革するには」のタイトルで講演し、マシュマロチャレンジのワークショップをファシリテーションさせていただきました。
20140419p1 小倉高校は創立百周年をゆうに超える伝統を持ち、地域の名門校として知られています。「文武両道」「質実剛健」がモットーで、有名人も多く出ています。たとえば、
この方とか、とか、
この方とか、
この方とか。
20140419p2 いわゆる「霜降りの小倉」の制服制帽は、旧制中学時代以来、広く知られた小倉高生のトレードマークなのだとか。かわいい博多人形が着こなしています。そういえばこの制服、北九州といえば思い出す名画「無法松の一生」で、主人公・無法松がかわいがっていた、大尉の遺児「ぼんぼん」も着ていましたね。
20140419p3 この日は、オープンイノベーションが地域や組織の活性化にどのような効果をもたらすのか、協創とは何か、そして近年注目を集めている、社会を前向きに変えていく会話型リーダーシップのあり方とソーシャルイノベーションについて、ざっくばらんにお話させていただきました。
20140419p4 次に、世界で数万人の方々が実践中といわれる、
マシュマロチャレンジに挑戦。スパゲティ20本、マシュマロ1個、紙ひもとテープ1ヤードを使い、だきるだけ高いタワーを18分間以内で建てることをチームで協創し、チーム間で競争するのです。
地元とあって、宇宙工学の大家で、九州工業大学産学連携センター長・教授の
赤星先生も駆けつけてくださり、ロケットもかくや、と思わせる構造体を組み立てるべく奮闘中です。赤星先生とは大学時代、同じオンボロ学生寮に住み、文字通り苦楽を4年間ともにしたのでした。ここで、20数年ぶりに再会。感激でした。
20140419p5 この講演とワークショップは、同校の明陵同窓会とPTAが開催している「保護者のための土曜サポート講座」の今年度、名誉ある第一回の講義としてさせていただきました。同校の先生方や保護者の方々も協創のイノベーションのおもしろさに、笑顔でスリリングなワークを和気あいあいと進めておられます。
20140419p6 無給ボランティアとして、土曜日に羽田と北九州とんぼ帰りのあわただしい行程でしたが、参加者のみなさまにシステムズエンジニアリングとデザイン思考のスタートアップを楽しんでいただけたようで、とてもうれしい一日でした。小倉高校のみなさん、このようにイノベーティブな先生方とお父さまお母さまに熱心にサポートいただいて、とても幸せですね。
思えば、2013年8月に福島県立福島高校・安積高校の1年生有志のみなさんとこのマシュマロチャレンジをしたのが、今回のご縁に結びついたのでした。まさにソーシャルネットワークのありがたさを実感しました。
今回の小倉でのワークショップにご参加いただいたみなさま、そして準備にご尽力いただきました関係者のみなさま、本当にありがとうございました。とりわけ、明陵同窓会事務局とPTAのみなさまの献身的なご努力に感じ入っております。本当にありがとうございました。
- 2014年04月20日(日) 15:51:09|
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