×ばつデザイン思考」のエッセンスを学び、企業や公的機関のプロポーザーから頂いた社会課題の「お題」について、社会実装めざしてソリューションをデザインしていくことになります。下の写真は宇宙システムなどシステムズエンジニアリングの大家
五百木誠先生が、ブレインストーミング中の学生たちを指導しているところです。
20140405p2 この科目は講義と演習の組み合わせで、Project-Based Learningの最適形。授業は隔週土曜日の午後から夕方ですが、学生たちは実際にプロジェクトを回していくために、一週間のかなりの時間をこの科目に費やすことになります。でも、手ごたえ十分とばかりに、学生たちの笑顔が印象的です。
20140405p1 4/5土の初日は、デザインプロジェクトの概要の説明、ブレインストーミングから親和図法、そしてフィールドワーク、とまずは基礎固め。
20140405p3 本日の演習の後半は、社会デザイナー
坂倉先生による「引き算」。坂倉先生は、三田の家や芝の家の主宰で知られており、最近では、地域活性化の関連で、「地域の居場所」や「ご近所イノベーション」のコンセプト提案も行っています。
20140405p4 「引き算」は目隠しをするなど、人間の五感のうち一感を引くことで感性を鋭敏にし、自分自身をエスノグラフするデザイン技法です。学生たちは、まず目隠しをして、歩いてみることで、自らの体内に起こった「かすかな変化」を感じとります。
p5 ×ばつデザイン思考に必須のオブザベーションへの鋭敏さを養っていきます。学生たちには、その後、「引き算」を自分のテーマで引き続ける1週間を過ごし、自分自身をエスノグラフする宿題が出されました。さて、どんなエスノグラフィが次のDproで学生たちから報告されるのか、少しわくわくしながら待っています。
- 2014年04月13日(日) 10:33:24|
- 研究
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