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メルトダウンする世界経済―闇の支配者と「金融大戦争」のカラクリ
ベンジャミン フルフォード:著 出版社: イーストプレス (2011
☆
【日本を包囲する「点と線」の全貌とは?そして、世界を操る「サバタイ派マフィア」の正体とは?2012年に「何か」が起こる。 】
陰謀論なので気楽に読める。
情報源が全く不明。本当に暇つぶしにしかならない書物である。
闇の支配者という表現で陰謀を張り巡らしている連中の存在を匂わせている。
興味深かったのは、日本銀行には個人株主がいるということだった。私はそれ以前に、日銀が株式公開された民間銀行であったことさえしらなかった。
日銀株は55%が財務省保有だが、39%を保有している個人株主の情報は明らかでない。外人やら皇室やらであるとフルフォードは云っている。
案の定、ロスチャイルドやロックフェラーの名も登場する。
居酒屋談義に使えそうなネタが豊富なのだが、3.11は人工地震云々でさすがに萎えた。これがなければまだ読める本だったのだが。
あと、小泉進次郎がユダヤに心酔しているらしく、日本人はユダヤに従うべきと英語論文にて記していると云うのだが、そんなものがあるなら、論文の題目とどこでそれが読めるのかくらい記せよベンジャミンと云いたい・
世界同時政権樹立の為に殺害された石井鉱基議員なる話まである。指令をだしたのはマイケル グリーンなる日本担当エージェントで、やくざは下請けとして、闇の支配者に奉仕しているらしい。だれが聴いているか分からないので、このへんは居酒屋談義で使えなさそうだ。
世界政府樹立が目的としたら、闇の支配者なるものは、共産主義者なのかとおもえてくるのだが、ベンジャミンはこれをサバタイ派マフィアと呼んでいる。よく分からないが金融マフィアのようなものか。ヘッジファンド使って金融バブルを起こしたり弾けさせたり、なんでもやれる連中らしい。
これと戦っているのが、WDS(ホワイトドラゴンソサエティ)なる義の戦士たちだそうだ。白竜会じゃないよとのこと。
ちなみに、池田大作もサバタイ派のパシリだったが、池田亡き今、創価も公明党もサバタイ派に操られることはなくなったとの希望的観測もある。もうおなか一杯である。
実はベンジャミン、まじめに取り上げられるとやばいことになるので、ほとんどガセネタでコーティングしてひとつの真実を書いたのではないかとおもえる。
ベンジャミンは皇室が日本の最後の砦になると云う。日本にしか存在しない皇室こそが日本の砦になり得るということだろうが、興味深いのは、平成天皇は昭和天皇とは系統が違うとの噂があるらしい。宮内庁や皇室関係者は知っているとのことだが、公にしたら消されるに違いない。
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