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【ひとつは男の妻からの手紙、
もうひとつは男の不倫相手からの手紙、
そしてもうひとつは不倫相手の娘からの手紙・・・。
3人の女性、それぞれの胸に秘められていた思いが、男の中で交錯する。】
井上靖原作を外人の演出により、中谷美紀が初舞台ときた。出演がよく知らない外人と中谷美紀の二人というあたりに不安を感じつつも、やっぱり見たかった中谷美紀。
正直、7,350円は高いと思った。1時間40分セリフを云い遂げた中谷美紀は確かに凄いが、劇的な展開が起こることなく終わってしまい、拍子抜けしたことを考えると、ちと料金に見合っていないと思った。中谷美紀は兎も角、簾の奥で存在だけ示している(その演出はなかなか面白いとしても)外人は科白一つないわけだし、、、
中谷美紀の妖艶な美しさに見惚れる舞台って感じか。
帰る前に、足は渋谷へ行くとどうしても気になるあの場所、泰子地蔵へと。
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