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原田武夫が今回の豚インフルエンザについて、興味深い情報を提供してくれている。
突然疾病が流行しはじめるときがあるが、それを単純に自然現象とうけとめるのは、もはや無理かもしれないね。
「Democracy Now!」では、このような説も。
世界的な新型インフルエンザの拡大で米国でも初めての死者が報告されました。世界保健機関(WHO)は伝染病警戒レベルを引き上げています。米国やメキシコの豚関連製品の輸入を禁止した国も数カ国あります。いくつかの著作を持つミネソタ大学のロバート・ウォレス教授に話をしてもらいましょう。彼はこの新型インフルエンザを、貧困国に市場を開かせ、西側の農業ビジネス大手をきちんとした規制もなく押し付けた新自由主義政策の帰結だと批判しています。
ここのところ、ビルダーバーグだのなんだのって陰謀臭ぷんぷんな本を読んでいるせいもあって、なにか惨事が起きると人災としか思えなくなってるのよね(笑)。
上の2説はなかなか有力ではなかろうか。どちらかといえば、軍事的な方面から起きた惨事と考える方が堅いかもね。ただ、意図的(人口削減計画みたいな)にヴィールスを撒き散らしたとかっていう話になると、眉唾かなぁ。いくらなんでもそこまではと思うけど。やるならやるで、有色人種の国でやるんじゃないかと(笑)。てめぇの国の隣ではさすがにねぇ。
長期的に見てより怖いのは、農業ビジネスではないか。効率を追求するのは人間社会全般に亘ることではあるが、どうにも食糧に関するものっていうのは、徹底した効率追求に不安を感じてしまうよね。なにしろ食べたものは、数時間後には自分になってるんだから。
家畜の飼料なんて、いまや遺伝子組み換えが当たり前なんじゃないのか。なんの影響も無いんて有り得まい。絶対何かは変わっているはずだ。違う過程を辿って生み出されたものは、必ず何かが違っているはずだ。それが将来どのような影響として表れるかが不安だ。
どういう過程を経て生産されたものを食べているのか、考えてみたら結構怖いことでないか?
ところで、俺はすでに産地表示なんてもの信じてない(笑)。どうせ外国産なら、正直に外国産であることを表示してある低価格のものを買う。国産と偽られているにも係わらず、高値で買わされるのがばからしいから。農業従事者には申し訳ないですけど、もう信じられないんでどうしようもないっす。
Newtype 2009年5月 2日 (土) 00時17分 日記・コラム・つぶやき | 固定リンク
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