「依談」
ただそこにあるだけの怪異
作品群
SCP-511-JP - けりよ
by Pear_QU Pear_QU
霊園の電話ボックス
by karkaroff karkaroff
SCP-536-JP - がきじろ
by Pear_QU Pear_QU
SCP-676-JP - うかれめ
by Pear_QU Pear_QU
晴れやかな青空の下で
by usubaorigeki usubaorigeki
せきみちくん
by usubaorigeki usubaorigeki
嗤蝉
by usubaorigeki usubaorigeki
あだとほ
by MOTUMACARON MOTUMACARON
車んとひ
by usubaorigeki usubaorigeki
注目
by usubaorigeki usubaorigeki
地蔵崩し
by miyageubusuna miyageubusuna
生きている家
by miyageubusuna miyageubusuna
四肢鳴らし
by usubaorigeki usubaorigeki
舐犢
by usubaorigeki usubaorigeki
やどひ
byMusibu-wakaru Musibu-wakaru
かろん呪詛
by usubaorigeki usubaorigeki
子亡き親が流す涙は
by shino_san shino_san
落果
by ashimine ashimine & usubaorigeki usubaorigeki
電柱ぢゅろん
by usubaorigeki usubaorigeki
金魚すくい
by miyageubusuna miyageubusuna
西濱██氏に関連する分類待ちの情報
by Mitan Mitan
よくみるかお
by usubaorigeki usubaorigeki
何見
by usubaorigeki usubaorigeki
胎虫譚『二頭虫』
by usubaorigeki usubaorigeki
かくり民泊
by usubaorigeki usubaorigeki
報復
by nekokatanukis nekokatanukis
雪、だるま
by YaKUYaMoSiO YaKUYaMoSiO
SCP-3059-JP - "部"は「部屋」の"部"
by ashimine ashimine
ただの霊能者
by kyougoku08 kyougoku08
冒涜
by Callus_PreDiff Callus_PreDiff
姉の傷跡
by KeiShirosaki KeiShirosaki
全国一斉霊的感知力テスト
by drikara drikara
奉血に関するアンケート.png
by terukami terukami & Genryu Genryu
かわ
by usubaorigeki usubaorigeki
音: シ、訓: たちまひ-ぬ
by Jiraku_Mogana Jiraku_Mogana
0版 - 因習辞典
by machikawa machikawa
「ハブに自作品追記したいんだけど大丈夫かな......」と思いながらeditを開いた方へ
結論から言うと問題ありません。該当作品に「依談」のタグが付いてさえいれば自由に追記していって大丈夫です。フォーマットは既存のものに従ってください。追記した場合は、(ハブ作成者も忘れがちですが)編集時のdescriptionに何をどう変更したか書いておいてくださると非常に助かります。
※(注記)この文章は2021年12月26日時点での、Pear_QUの独断によるものです。方針は予告なく変更される可能性がありますので予めご了承ください。
世界の終末、人類の存在そのものに影響を与える超常現象、次元間を飛び回る要注意団体。
SCP財団は、迫り来る脅威との果てなき闘いを日々続けています。
しかしそんな中で、ともすれば取るに足らないものと解釈されるような怪異も。
私たちの知らないところで、もぞもぞと蠢動していました。
もしかしたら怪談という枠組みからも、すべりおちてしまうようなお話を、
ここでは、依談[yidan]と呼ぶことにします。
幾ら財団とはいえ、異常物品の研究や収容のために使用するリソースには限りがあります。
例えば、現状問題なく収容できている「不穏な幻覚と幻聴を見せるビデオテープ」のSCPオブジェクトがあったとして、財団がその出自や由来に対して国家事業レベルの質的調査を行うとは考え難いでしょう。
例えば、小規模なmixiコミュニティに「まがっちゃった、と喚き散らすおじさんがいて怖かった」というだけの内容の投稿があったとして、財団がそこに大規模な怪異を感じ取って怪異の収容に向かうとは考え難いでしょう。
依談は、そのように「財団も関与しづらいような、ささやかな怪異」を、幾つかのこわいはなしとして書き綴る試みです。
そのため、依談によって記される怪異には、いかなる要注意団体も、世界の存亡に関わる壮大な思惑も、時には財団による収容措置さえも介在しません。このハブに掲載される作品においては、複雑な予備知識を必要とせず、ただ読み手を「こわい」と感じさせるようなものであることが重要視されます。
簡単に説明すると、依談は「一定の条件を満たせばSCP記事であっても財団が関係していても執筆できる、JP版のクリーピーパスタ」です。
依談に共通する特徴は、主に以下のようなものになります。
- 広義の「怪談」「ジャパニーズホラー」的手法によって描かれており、読み手に恐怖心を喚起させる作品である
"広義の「怪談」「ジャパニーズホラー」"の定義は、執筆者に任せます。必ずしも土着の風習に基づいた洒落怖系ホラーである必要は無く、実話怪談でもモキュメンタリ―でも、山怖でも家怖でもヒトコワでも構いません。
- 特定のGoI、PoIなどが関与せず、それぞれが独立した怪談として楽しめる作品である
或る怪異を描き切るにあたって相互補完的な情報が必要になった場合などに、特定記事の補足情報となりうる作品を執筆することは許容されますが、その場合でもハイパーリンクなどを用いて明示的にその関連性を示すことは推奨されません。あくまでも「その作品単体で楽しめる怖い話である」ことが依談の重要な条件となります。
- 依談によって描かれた怪異が、世界や人類全体に対して何らかの重篤な影響を与えることはない
これは、「実は依談という営みには、こんな壮大な陰謀が隠されてたんだ」といった趣旨の作品が依談にはならないことも意味しています。依談はあくまでも「ただそこにあるだけの怪異」を扱います。