SCP-1548
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Solar.png

形成中のSCP-1548イベント。

アイテム番号: SCP-1548

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 財団衛星マラクベル-1から-10は、SCP-1548のため太陽の南極点を監視します。クヤス-ヴュアー・プロトコルに基づき、太陽系内の全財団宇宙ステーションと地球外基地はその二次的な目的として太陽の監視を行います。正確な情報の提供は特定の職員に限定した上で、アノマリーの監視を強化するため、スティジャン・アイリス指令に基づく主要宇宙機関との関係が維持されます。

全ての太陽望遠鏡に制限を設けることは現実的ではないため、一般人が時々SCP-1548を観測することが予想されます。化学部門に配属された財団職員は、出現したSCP-1548と全ての奇跡論的シンボルに関する、それらは普通ではないが自然現象であると説明する誤った情報を広めてください。アノマリーとそれに関係するシンボルのその他全ての情報は標準財団検閲プロトコルに従います。

説明: SCP-1548は主に太陽の南極点に発生する、様々な異常性太陽現象の名称です。SCP-1548イベントとして判明しているものは3種類存在します:

  • SCP-1548-1: 大きさが約40000km x 15000kmである6つの等間隔の卵型黒点です。黒点の端は23時間後に収束し、通常奇跡論的シンボルの形状を取るプロミネンスの形成を大抵伴います。プロミネンスが消散して5時間後、コロナ質量放出が11時間継続して黒点の周囲で発生します。
  • SCP-1548-2: 開始はSCP-1548-1と類似しています。その後、プロミネンスが黒点の地点から形成され、太陽から切り離され、恐らく星間空間に侵入します。イベントは2時間継続します。
  • SCP-1548-3: 様々なサイズの黒点が奇跡論的シンボルを形成します。これは他のイベントと共に、または別に発生します。前述の2つの現象とは異なり、これらの黒点は一般的にどの単一領域にも出現しません。

最初に記録されたSCP-1548イベントは1983年5月17日におけるものであり、奇跡論的シンボル-2201-V1が見られたSCP-1548-3イベントが観測されました(補遺.1を参照)。このイベントは同様の出来事が観測されるまで、超常現象-9008として分類付けされ、これはSCP-1548への分類に繋がりました。

補遺.1 — 奇跡論的シンボルの識別: 奇跡論部門はSCP-1548に見られる一部のシンボルの特徴を成功裏に識別し決定しました。以下はシンボルのリストであり、シンボルの種類は"V"で示されます("V1"は原初もしくは最初に発見されたシンボルの種類です)。

  • TS-2201-V1: 無名、SCP-1548にのみ見られます。奇跡論的技術を持つ人間によって望遠機器に刻まれた場合、その機器は使用者に向けて悪意を持つ超常実体を見せます。合計4時間使用した場合、超常的技術のない使用者は精神病の症状を経験します。
  • TS-381-V2: 様々な神秘主義者集団間でカラファスティアン・アイルとして知られています。物質に貼り付けたり投影したりすると、物質は強化され、運動エネルギーと電磁エネルギーを吸収する能力が高まります。物質は隠されている状態と同様になります。
  • TS-1817-V7: セリチウムの12の神聖なるフクロウとして知られ、起源は不明です。シンボルが傷害を与える意図で使用される武器や物体に貼られる場合、武器によって殺害された如何なる実体もその周囲の近接空間ごと消滅します。消滅区域の大きさは殺害された実体の大きさに比例します。この消滅区域はTS-381で強化された物質には影響しません。

注目すべき点は、観察された奇跡論的シンボルの61%が異常なオルトサンの神話および宗教的信念に関連していることです。TS-1817は1800年代にオルトサン信奉者から作成され、TS-381は財団による確保を妨げるため、有力なオルトサン要注意団体である第二ハイトス教会のメンバーによって使用されていました。何故これが事実であるかは不明瞭です。

補遺.2 —イベント1548-29: 2016年12月23日、SCP-1548-1イベントが立て続けに発生しました。これらのシンボルの解釈は未だ進行中ですが、TS-381-V2、TS-1817-V7、そしてTS-2201-V1はこれらのイベント中に複数回出現しました。保護のための非異常性のオルトサン言語シンボル及びフレーズ20個も同様に形成されました。47時間後、2時間間隔でSCP-1548-2イベントが5回発生しました。

翌月にかけて、太陽系周囲の太陽圏界面の周りに密集した電離放射線の雲が形成されました。当初はほとんど気づかれないほどの量でしたが、2017年1月20日までに銀河外から光が侵入しなくなるまで雲の大きさが増大しました。雲の起源は一連のSCP-1548イベントによるものと推定されていますが、供給された粒子の合計量が小さく、この規模の構造を形成することはできません。注目すべき点は、財団の望遠鏡が定期的に雲に沿って形成され、ピラミッドの格子に似た奇跡論的空間充填を発見したことです。

夜間の空が完全に変更されたため、財団検閲プロトコルを完全に実行することはできません。密集した宇宙塵の雲に入る太陽系に関する不正確な科学的情報の流布が進行中です。電離放射線の雲の本来の性質について述べる化学的情報はコンティンジェンシー・ガリレオ-IIに従って検閲されます。

補遺.3 —最近の現象: イベント1584-29以降、多くの重大な異常現象が発生しました。以下は、2017年1月26日現在に更新されたイベントのリストです。

日付 イベント説明 注記
2016年12月24日 ファルコン・ライトはISSへのフライト中に突然その質量の50%を失い、全乗員が死亡した。財団の衛星がこのイベントの動画を保存しており、宇宙船の半分が中央の線に沿って消滅し、地球の大気圏に内部の乗員を投棄したことを捉えていた。その後すぐに太陽圏界面の外から無線信号が受信された。残り半分の宇宙船から発せられたと考えられているが、解読された信号は既知の如何なる口語もしくは文語とも一致しない。 財団の内外で有人宇宙船の発射計画は全て中止された。不良ブースターに関するカバーストーリーが広められた。
2016年12月29日 国際宇宙ステーションは標準通信を停止し、視聴覚的認識災害の送信を始めた。いずれかの認識災害に曝された対象は全てトランス状態に入り、最終的に彼らの脳は消失した。2時間後、財団の衛星は軌道上の奇跡論的粒子の急激な増加を検出し、これらは全て太陽から発生していることが判明した。2017年2月、ISSは明白にステーション全体を破壊するために、突然再突入に至る進路を取る軌道に変更する。 アノマリーとしてのISSの分類は承認待ちである。
2017年1月2日 SCP-2173が完全に空白であることが判明した。建物の内部の殆どは破壊されていた。爪痕、焦げた壁、部屋に点在する血は大きな闘争の形跡を示している。 Neutralizedへの再分類は承認待ちである。
2017年1月5日 ドイツ、ベルリンの国会議事堂前における政治デモ中に、未知の小型次元に繋がる奇跡論的道が抗議者の近くで開かれた。第二ハイトス教会の指導者であり、要注意人物として知られるコル長司祭のファラウ・オンテウスが辞任し、「シェルターが建設された」と発表した。2人の財団スパイエージェントを含む、その地域の全ての人間が直ちに道へ侵入したため、更なる情報は制限されている。道はその後すぐに閉じた。 このイベントの検閲は進行中である。
2017年1月10日 タイムズスクエアでの抗議運動の最中に未知の固有武器が活性化した。激しい爆発によりマンハッタンの中心地区全体が破壊され、周囲の建物を完全に破壊、半径6km以内の近隣地域に深刻な損傷を与えた。死者数は未確定である。爆心地の周囲11kmで多数の地獄系実体や悪魔の所有物が観測された。 カオス・インサージェンシーとの関係性が確認されている人物は、公的に「国際的な影の組織」として当イベントを非難した。
2017年1月19日 SCP-179が太陽表面下に降下して消滅する前に少しの間接続を確立し、「守る」と送信した。 このイベント以降SCP-1548イベントの頻度が劇的に増加し、1日に最低2回発生している。
2017年1月20日 放射性雲が夜間の空を完全に覆い隠した。アンニュイ・プロトコル下の世界的な記憶処理は財団によって制定され、78%の効率で完了している。いくつかの自警組織(世界政府や異常団体を含む)は、この機会に乗じて彼ら自身の更なる個人的目標を推進しようとしている。 財団と世界オカルト連合の連合軍がこれらの団体と戦うために招集された。努力は継続中である。
2017年1月22日 直径1.7kmの大きさまで急速に拡大したSCP-2821が消滅した。近隣の月面エリア-32はアノマリーの異なる物理法則による、施設の一部を包んで破壊した爆発によって、最低38人の死傷者を出し、10種のアノマリーを失った。ミンコフスキー時空監視装置からの測定に基づき、SCP-2821は宇宙の他の地域に繋がるワームホールを形成したと仮定されている。 月表面に形成された新たな半球状のクレーターについて説明する誤った情報が広まっている。
2017年1月25日 財団の実験的装置は光速以上の不定の速度で動くタキオンを検出し始めた。分析によると、標準的内容から大きく逸脱しているものの、これらはSCP-3417通信の新たな形式である可能性が高いとされる。これは恐らく放射性雲によって突然遮断されるまで観測された。 追加情報は後述。
2017年1月30日 [現在審査中] N/A

<ログ開始>

SCP-3417: 全てのオルトサンは聞け、全てのオルトサンは今聞かなくてはならない。[不明シンボル30]星々が消えた。[不明: 時間の単位?]前、最初の侵略が起こった。神々は準備できていなかった、創成後の次元の脆弱性を決して理解していなかった。[2番目の都市?]が消えた。外次元の嫌悪が侵入し、神々は死ななかった。存在を守る彼らの義務は─

1分間の通信障害。

SCP-3417: ─はオルトサン無しでは勝てなかっただろう。[不明シンボル31]が消えた。神々はオルトサンと存在を守り、オルトサンは神々と存在を守った。[星を照らすシステム?]が消えた。このときが私たちを強く結束させた。

25分間の通信障害。

SCP-3417: [12個の星?]が消えた。世界は飛ばなければ─

通信が停止する。

<ログ終了>

財団と世界オカルト連合の連合軍は、大規模収容及び脅威無力化指令のために結集されました。隠蔽の援助のために様々な政府との協力が始まっていますが、これらの措置は、異常現象及び冷戦のパラテックに関する文書の機密解除へのラトビア、エストニア、ジョージア政府の決定によって妨げられています。更なる通知があるまで、現在全ての主要収容サイトはレベルV高セキュリティ封鎖下にあります。

probe_adjustments.jpg

セラフ-1の奇跡論的粒子検出器の調整。

補遺.4 — 実験2154-37: 1999年6月12日、太陽圏界面外探査のための長期計画の制定が満場一致のO5の投票によって決定しました。任務の目的は、地球外SCPオブジェクトに関係する仮説の実証または否定と、太陽圏界面外の異常現象に関するデータの収集です。そのため、財団製プローブセラフ-1が作成され、その後の2000年5月9日に正常に打ち上げられました。

2017年1月27日、セラフ-1が太陽圏界面に到達する前にSCP-1548-1イベントが開始し、未来予知に使用される奇跡論的シンボルが形成されました。SCP-1548-1イベント後、SCP-1548-2イベントが開始し、打ち上げられました。しかし、これは通常軌道から大きく外れ、太陽から100AU離れたセラフ-1に向かって急激に曲がりました。セラフ-1はプロミネンス内部の強放射線によって接続が消失する前に、2日間太陽圏界面を横断しました。

セラフ-1によって収集された全ての情報は現在審査中であり、機密解除は保留中です。

Footnotes
. 太陽の表面から広がる巨大なガス状実体であり、通常ループを形成している。
. オルトサン神話の中心的特徴は、この次元は2番目の次元であり、それが7人の守護神によって外次元の侵攻から守られているということである。これらの神々のうち、ラクマウ・ルーサン、"神聖なる4番目"は今日生きていると言われている。
. 太陽風が星間風と衝突し、太陽圏として知られる「泡」を作る、太陽系を囲む地域。
. 多量の奇跡論的エネルギーが放出された際に、多角形の格子の模様が形成された。
. 航空宇宙会社スペース・エックスによって作成、発射された商用宇宙船。
. 異常性を持つ大量破壊兵器。
. 送信内容には通常地球外文明やオルトサン神話の物語への言及が含まれている。
. 財団の望遠鏡による観測では、セラフ-1が太陽圏界面を通過した太陽系の領域において、対応する「穴」と歪んだ奇跡論的空間充填パターンを発見した。
. 天の川銀河を指すオルトサンの文章で使用される用語。

SCP-1548ファイル 終了


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議決録 - 管理職員評議会措置 #25-21 ("NOC-6")


提出議題: コンティンジェンシー・アンローク-III下におけるエンド・ヴェイル・プロトコル。

是: O5-1, O5-3, O5-8, O5-10, O5-13, O5-11

否: O5-2, O5-4, O5-5, O5-7, O5-12, O5-9

棄権: なし

投票保留中: O5-6

結果: N/A

> ファイルを表示 2/6

議決録 - 管理職員評議会措置 #25-22 ("NOC-7")


提出議題: SCP-1548のThaumielクラスへの再分類及び1548-12提言下における手動誘発性SCP-1548イベント群の開始。

是: O5-3, O5-4, O5-7, O5-10, O5-11

否: O5-2, O5-5, O5-9, O5-8, O5-13

棄権: O5-1, O5-12

投票保留中: O5-6

結果: N/A

> ファイルを表示 3/6

<ログ開始>

セラフ-1は太陽圏界面から100km以内の位置にいる。全域が電離放射線の障壁として現れ、雲と類似しており、鈍い橙色に発光している。非常に複雑な幾何学模様がその表面10000kmに亘って形成されている。1時間後、プローブは太陽圏界面を通過し始め、星間空間に入り、接続が途絶えた。接続は2日間に亘って定期的に再確立が行われたが、意味のあるデータが含まれていたのはSCP-3417からのタキオン通信のみである。その後、プローブとの安定した接続が開始する。多くの装備が放射線によって動作を停止していたが、後部カメラは継続して操作可能であった。

セラフ-1の背後には太陽フレアに似た高エネルギー放射性物質の塊が存在し、障壁として太陽圏界面の可視部分全体を覆っている。これらのフレアには何千もの奇跡論的シンボルが存在するが、その殆どは未確認のものである。識別されたシンボルは様々な形態へのカモフラージュを供給するのに役立つものであり、最も大きいものは外次元実体を撃退するためにオルトサン教で使用される保護印である。セラフ-1が出たおおよその場所には大きな穴が形成されており、フレアが拡大のためにその縁で拡散を行っている。

実体の群れは遠くに見ることができ、太陽圏界面を囲んでいる。各実体の本体は非常に非対称的であり、多数の付属物と未知の構造を所有している。共通の特徴は、体色が灰色であり、不規則に様々な色で点滅する部分があり、フラクタル構造であることのみである。大きさは10kmから10000kmの範囲にあると推定されるが、規模の不明なものの中にいくつか非常に大きいものが存在する。

これらの実体の内の2つ(以降、1548-Ω-1及び1548-Ω-2)がセラフ-1の付近を通過した。1548-Ω-1はうなぎのような形状の実体であり、不可能な幾何学構造で構成された「口」と共に、身体の無作為の位置から生えた5本の腕を持つ。身体の末端はクモ形類の脚部に囲まれており、しばしば半透明になるような明滅を行っている。1548-Ω-2は振動しねじ曲がる四面体の物体であり、急速崩壊した黒い岩の跡が残っている。

実体群が穴に近づくと保護印が赤く発光し、それぞれの周囲に赤い衝撃波を引き起こし、それらの速度は急激に低下した。

1548-Ω-2がその身体を「展開」し、白く輝く球体を放出した。その球体は印に到達すると、螺旋のパターンに広がった。印は消失し、衝撃波は光度を低下させた。1548-Ω-1は穴を通過し、セラフ-1の視野外へ加速した。大量の奇跡論的粒子が検出され、穴は急速に太陽フレアで覆われた。何百もの奇跡論的エネルギーを濃縮した爆発が新しいフレアを撃ち抜き、1548-Ω-2を貫通し、数秒後に蒸発した。

この時点で、2017年1月27日のSCP-1548-2プロミネンスは太陽圏界面を通過し、1時間後にセラフ-1に遭遇していた。接続は永久的に途絶えている。

<ログ終了>

> ファイルを表示 4/6

<ログ開始>

SCP-3417: ─は消えた。近隣の全てのオルトサンは[不明シンボル31]に集まらなければならない、大砲は複数の惑星の周囲軌道に移動した。外次元侵略は減る。神々は私たちを守る。オルトサンは生き残るだろう。

7分間通信停止。

SCP-3417: ラクマウ・ルーサンは死んだ。

1分間通信停止。

SCP-3417: 神々は消えた。[漂う銀河]は消えた。次元は守られていない。次元は消えていない。オルトサンは消えていない。オルトサンは─

通信は一連の螺旋のパターンと暗号化された画像の表示を開始する。画像は暗号解読時にSCP-2821-2に似た実体を示していることが判明した。通信が終わる。

<ログ終了>


以後の経過: SCP-3417のNeutralizedへの再分類は承認保留中である。

> ファイルを表示 5/6

イベント概要: 2017年1月30日、財団の軌道船SCPSカーテナは実験的異常性兵器及び推進システムを完全に装備していた。これは、太陽系への入り口に繋がる冥王星や他のカイパーベルトの物体を破壊した1548-Ω-1を無力化するために配備された。船舶は木星近くの1548-Ω-1の位置に到着し、実体と交戦した。乗員との通信は10分後に途絶えた。財団のプローブからの映像では、船舶と実体が黒い物質に取り囲まれて消滅していることが判明している。

2時間後、この物質は消散し、SCPSカーテナが、1548-Ω-1が付着した状態と似た有機物質と共に、光速に近い速度で火星に向かって急激に加速していることが観測された。30分で船舶は惑星に到着、衝突し、半径400kmのクレーターを作り、大気を電離し、表面を溶融塊に変化させた。1時間後、表面は黒い有機的な塊に変化し始め、SCPSカーテナの衝突地点から拡散した。

この時点で記録上最大のSCP-1548-2が発生し、表面の半分が置換された際に太陽フレアが到達した。激しい爆発が続き、その光度は地球から見た太陽の光度と一致した。結果として生じる破片は、今後3ヶ月以内に2番目の小惑星帯を形成すると推定される。地球と小惑星との衝突は増加すると予想される。

このイベントは10時間前に発生したため、関係するデータは全てまだ審査中である。

> ファイルを表示 6/6

> 送信されたテキストファイル: O5-3 2017年1月28日

セラフ-1は1枚の太陽系外の写真しか撮影できなかった。そしてこれがそれだ。

それが私たちの無限で、永遠に拡大する宇宙に残されたものの全てなんだ。

私たちの最優先事項はもはや秘匿ではない。

> 警告: 端末は4分間待機状態です。端末は残り1分で終了します。

ログアウト

> ログアウトする前に投票を行いませんか?

いいえ

> 本当にそうしますか?

はい

> O5評議会にあなたの決定が通知されました。あなたにはまだ投票まで3日残されています。さようなら、O5-6様。

> ログオフ中……

シャットダウン

> シャットダウン中……

ページリビジョン: 17, 最終更新: 14 Jun 2024 15:41
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