アンダーソン・ロボティクスハブ
評価: +43

グループ名 #: GOI-1115, "アンダーソン・ロボティクス"

構成員: 世界中に〜200人。

資金: 年7億5000万ドル(USD$)、異常な能力です。

状態: 活動中。

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1998年頃のアンダーソン・ロボティクスの商標です。

説明: アンダーソン・ロボティクスは異常なロボット、アンドロイド、人工知能、コンピュータープログラム、そしてサイバネティクスの販売を専門とするパラテックの商社です。アンダーソン・ロボティクスは1990年代から事業を始めたと考えられています。この団体が財団の注意を初めて引いたのは2007年、シアトルのパラテック違法売買倉庫の襲撃でSCP-1360が捕獲された後でした。この初期接触から、アンダーソン・ロボティクスはロボット超常技術の主要なディーラーだと認識されています。

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2014年頃のアンダーソン・ロボティクスの商標です。

アンダーソン・ロボティクスは世界的な存在となり、とりわけ2014年にマーシャル、カーター・アンドダーク株式会社と流通提携を結んだ一方、現在の事業の本拠地はアメリカ大陸の太平洋沿岸の北西部です。主要な製造、流通、管理施設はオレゴン、ワシントン、カリフォルニアで発見されています。最近はニューメキシコ、アリゾナ、ルイジアナでも拡張施設が発見されています。

この団体の発見から、多様なSCPオブジェクトがこの団体によって生まれたと考えられています。職員は"アンダーソン"のタグで関連文書を参照することができます。

機動部隊ガンマ-13によるアンダーソン・ロボティクスの内部構造についての最近の調査は、この商社の経営の中心は以下にリストアップされた6人の会議で成り立っていると明らかにしました。:

  • ヴィンセント・アンダーソン: 最高経営責任者。タイプ・ブルー異常人型存在です。
  • アルバート・"フィニアス"・フロストマン: 最高執行責任者。タイプ・ブルー異常人型存在です。
  • メデア・コントス博士: 研究開発共同代表です。
  • ジェーソン・コントス: 研究開発共同代表です。
  • ジェフリー・ウィルソン博士: 高度ロジック部門部長です。
  • アイザック・ディラード: 役員です。

上記の人員を詳しく調査しようとする試みは組織の注目すべきスパイ活動の手腕、施設の異常な性質、外部要注意団体の強力な支援によって阻止されています。

  • アムールシリーズ・偵察ドローン: 垂直な表面を登る能力をもった引き込み式の脚がついている、直径約5cmの小さな球状のロボットです。それぞれに動画と音声の記録機能とカモフラージュシステムが装備されています。多くの実例が財団職員、特にサイトー64サイトー81サイトー88の職員をスパイしているところを発見されています。
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SCP-2806: 財団エージェントによって2015年に確保されたジャーファルコンシリーズ・人工補充物のプロトタイプです。

  • アプロマードシリーズ・施設防衛ユニット: 温度イメージング機能を持った約2mの高さの自動砲塔であり、多様な種類の兵器に適応できる4つの銃身を備えています。自動修復機能付きの外装甲が、アプロマードシリーズに対する小規模な武器での攻撃をほぼ無効化させています。
  • ジャーファルコンシリーズ・人工補充物: 消費者に向けて2016年に初めて販売されたジャーファルコンシリーズは機械化し多様な超常人間の能力と機能を持った眼、脚、腕で構成されています。他のアンダーソン・ロボティクス製品と違い、ジャーファルコンシリーズはマーシャル、カーターアンドダーク株式会社の顧客に独占的に販売されています。
  • ホビー・個人用アンドロイド: 身長31cmのホビー個人用アンドロイドは、財団が2024年5月24日に行ったアンダーソン・ロボティクス国際本部への襲撃で回収された玩具ロボットのプロトタイプです。ユーザーが組立してプログラミングできるように設計されており、各ユニットに存在するスキルセットはユーザーが構築中に選択した5種類の性格特性に依存しています。
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SCP-2306: 現在知られている唯一のナンキン・コンピューター修理システムの実例です。

  • ケストラルシリーズ・家庭用多目的ユニット: 直立時1mの大きな黒い立方体に見えるケストラルユニットは、様々な種類の家庭用用途に専門化された多様なアームを内蔵します。例としては調理、清掃、大工仕事、自動車整備、子供の世話、農業、ガーデニング、ペットのグルーミングです。
  • メーリンシリーズ・航空ドローン: 34cmの翼幅の小さなジェット機に見えるメーリンシリーズ・ドローンは様々な種類の兵器と動画記録能力を持っているのが観察されています。ユニットに固有の外装はほとんどの動画記録形式からドローンの姿を不可視化させます。
  • ナンキン・コンピューター修理システム: プロトタイプは2012年アンダーソン・ロボティクスによって開発されました。NCRSは基本的なコンピューターの問題を解決できる人工知能を内蔵したフラッシュドライブです。プロトタイプの多量な機能にもかかわらず、アンダーソン・ロボティクスは製品を消費者に販売するために開発していません。
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SCP-1360: ペレグリンシリーズ・人型多目的ドロイドの実例です。

  • ペレグリンシリーズ・人型多目的ドロイド: 直立時約2メートルの、ペレグリンシリーズはアンダーソン・ロボティクスで一番売れているドロイドであり、唯一一般に販売が可能なアンドロイドです。ペレグリン・シリーズのユニット1つ1つに、家庭内作業と格闘の両方の技術と、高度な人工知能がカスタマイズされています。近年では、様々な要注意団体と富裕層のパトロンがPSHUDを安全保安上の補助として使い始めています。さらに、PSHUDは他のアンダーソン製品、特にアプロマード・ユニットとメーリン・ユニットに対する指揮ユニットとしての能力を証明しました。
  • セイカーシリーズ・アンドロイド: ペレグリン・シリーズの類似品で、セイカーは人間に見えるよう、皮膚に似た外装を装備するデザインとなっています。現在アンダーソン・ロボティクスによって製造されたアンドロイドの唯一のモデルは一般販売用ではなく、セイカーは商社のためのスパイ能力を強化されて開発されました。これには多様なSCP財団職員の扮装も含まれます。実例の1つとしては、アメリカ合衆国国会の現職議員の扮装があります。
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MTF γ-13

指定: 機動部隊ガンマ-13

ニックネーム: Asimov’s Lawbringers / アシモフ三原則の番人

類別: 追跡/諜報

活動拠点: サイト-64

説明: 機動部隊ガンマ-13は、GoI-1115(アンダーソン・ロボティクス)に関連する異常なオブジェクト・人物・実体の調査・追跡・捕縛に特化しています。ここにはアンダーソン社の顧客特定・アンダーソン社製品の発見・アンダーソン社オフィスへの襲撃の実施などが含まれています。ガンマ-13はSCP-2306とSCP-2806の初期収容に関与しており、現在もSCP-2906の収容任務を続けています。

ホルマン管理官、

貴方のご要望通り、エージェント・シャウと私は機動部隊ガンマ-13の要注意団体-1115の調査のタイムラインを復元しました。

助けとなることを、

エージェント サーシャ・メリオ

今、あなたは自分自身のアンダーソン・ロボティクスのTale、記事、GoIフォーマットを書くことを望んでいるかもしれませんし、そうではないかもしれません。あなたが前者なら、以下のガイドは幾らか有利に働き、あなたの作品に如何にもARの商標が付いていそうな雰囲気を与える助けに成ります。後者の人にとってもまだ、以下のポイントは興味深いかもしれません。勿論これはただの提案です。あなたが以下の点に沿わないまでも気の利いた/洒落た方向にこのGoIを連れて行きたいなら、健闘を祈ります。

90年代の夢…
アンダーソン・ロボティクスは1994年、ヴィンセント・アンダーソンとアルバート・"フィニアス"・フロストマンが、オレゴン州ポートランドに会社を設立することによって始まりました。これは勿論、AR関連の記事がこれ以降の年代に登場することを示しています。創設前に起こった出来事も無論ありましたが、一般的には1994年以降に設定すべきでしょう。

場所、場所、場所
オレゴン州ポートランドに設立したアンダーソン・ロボティクスのTaleや記事は西海岸、特に太平洋北西部を舞台とする傾向があります。勿論、例外もあります。SCP-2987は現在最も人気のあるARの記事ですが、舞台はディープサウスですし、ハブでもARはニューメキシコ州やアリゾナ州に広がり始めたと宣言しています。

ハヤブサへのこだわり
アンダーソン・ロボティクスのお定まりのジョークとして、彼らの製品は全て様々な種のハヤブサにちなんで名づけられています。ここに明確な理由は無いのですが、ある程度形式として固まっているため、命名規則を維持したい人もそうでない人もいるでしょう。しかし、型を打ち破る余地は常に存在します...

魔術と科学が交わる所
アンダーソン・ロボティクスのビジネスモデルの大きな点は、魔法と科学技術をシームレスに統合した製品です。この会社の共同創業者は両方とも奇跡論に熟達していますし、Taleの"Ties That Bind"では、ヴィンセント・アンダーソンがドローンやロボットに搭載するAIの事をこんな風に述べています。

人体という肉の器を魂が操縦するのと同じ意味で、私はこの坊やの回路を操縦する単純な知性を作った。

あなたの作品には、魔法と科学というコインの両面を自由に加えてください。しかし、"最先端の技術"と銘打った方が、"最先端の魔術"と銘打つよりも広い範囲の顧客を獲得する傾向がある点はお忘れなく。

中小企業感
このハブで前以て述べたように、アンダーソン・ロボティクスにはせいぜい数百人の従業員しかいないので、大々的なソフトウェア企業やコンピュータ製造会社よりも小規模です。これはARをかなり小回りの利く企業にしていますが、マンパワーの少なさは脆弱さにも繋がっています。

君はともだち
他のGoIと同様、アンダーソン・ロボティクスも異常なコミュニティの中に友人と敵を持っています。自分たちの目的のためにサイバネティクスやAIを購入するマクスウェリストや、AR社を顧客向けのアンドロイドやドローンの仕入先と見做しているMC&D社との付き合いは友好的な傾向があります(ただし、AR従業員のごく小さな派閥はMC&D社との提携を嫌っています)。加えて、プロメテウス研究所の崩壊後、そこに所属していた科学者の多くが創設後間もないARに入社してきました。正常性の維持に専念していない残りのGoIは、アンダーソン・ロボティクスを(今のところ)中立的な観点で見ており、他の異常な商業団体と同じように扱っています。現在、積極的にAR社の製品や従業員と敵対しているのはSCP財団のみです。けれども同盟関係は興っては崩れ、GoIの政治の世界は急速に変化するものです...

侵略ではなく報復を
アンダーソン・ロボティクスのSCP財団に対する行動の全てにあるテーマは常に報復であり、通常は捕獲された従業員や、鹵獲された製品の回収を目標に掲げています。結局のところ、挑発してこない時の財団を攻撃するには資金が少なすぎますし、SCP財団との正面対決になればARは負けるでしょう。それも手酷く。

Footnotes
. アンダーソンの労働力にセイカーユニットが使用されているため、従業員の数を正確に把握することは困難です。
. アシモフの三原則の番人たちです。
. これにはアンダーソン・ロボティクスと多様な供給契約を結んでいるMC&DとGOCだけでなく、アンダーソン・ロボティクスの製品と職員を好意的にとらえているマクスウェリズムの教会も含まれます。
ページリビジョン: 19, 最終更新: 19 Jun 2023 12:32
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