くろがね堅パン! 健康は顎から!

2021年01月05日 授業紹介, つぶやき | 固定リンク 投稿者: はらだ

[画像:Harada_20201102121801] こんにちは!

いよいよ新年も動きだしたと思った矢先に、緊急事態宣言が検討される事態となってきました。

私たちの仲間にも、年末年始に休みなく働いていたSTがいます。医師や看護師が治療に専念できるように、周りを支援する医療職も数多くいます。私たち、一人一人が自覚をもって生活しなければなりませんね。

さて、今日は、(質問に答えず一方的にしゃべるので、)いつまでも会話がかみ合わず、ことばだけで伝えることがいかに難しいかを実感できるやりとりを見ていきたいと思います。

今日、おとなりの石津先生に、故郷から送られてきた固めの煎餅を頂きました。煎餅と言っても米粉の煎餅ではなく、小麦粉と卵の方の煎餅です。(昔から、よく知っている大好きな煎餅です〜ピーナッツも入っています。🥜 )

石:「この煎餅、昔より柔らかくなったと思いません?」

原:「確かに、手で簡単に割れるね」〜と応えながら、私の頭の中には、くろがね堅パンが表れてきました。

(https://www.spina.co.jp/business/food/より)

原:「北九州に堅パンってあって、食べると歯が折れるんだよね〜」

石:「ん? 何? 非常食?」

原:「その辺の角にぶつけたくらいじゃ、割れないから、食べるのに往生するんだよね〜」

石:「ん? どうやって食べるの? コーヒーか何かに浸すの?」

原:「確か、製鉄所が作ったパンなんだよね〜」

石:「ん? パン屋さんじゃない?」

原:「ほんのり甘くて、美味しいんだけど、食べるのにやたら時間がかかるんだよね〜」

石:「・・・・・ 」

ということで、ひとつも相手のことを考えた応答ができてない私は、一緒に、HPを見て、堅パンの理解をしてもらうことにしました。

私たちは、学生に「論理的に考える力」をつけてもらうために、授業の中で、いろいろな方略を用いた演習を行います。

例えば、何か目にしたり、耳にしたりするものの中から、情報を捉え、分析し、意味づけし、推論し、相手にわかるように伝える訓練を繰り返します。

それにもかかわらず、上のやり取りを見ると、頭に思い浮かんだ堅パンを相手に正しく伝えようとしている態度だとは、決して言えませんね 😰

新年早々、猛省しました

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