国家試験対策の捉え方

2020年12月28日 専攻紹介, つぶやき | 固定リンク 投稿者: はらだ

[画像:Harada_20201102121801] 今年も残すところ、今日を入れて4日 〜年末年始のステイホームに向けた買い出しをいつにするか、ボチボチ考えなければならないなぁと思いながら〜 仕事納めの日となりました。

ビジネスやマーケティングでは、誰もが知っていることのようですが、物事を捉えるときに重要な3つの視点として、「鳥の目・虫の目・魚の目」という捉え方があります。

鳥の目は、空から広範囲を見渡す鳥のように、全体を捉える見方

虫の目は、接近して細かいところまで見る虫のように、部分を捉える見方

魚の目は、潮流に沿って移動する魚のように、流れを捉える見方

私はこの考え方を災害支援の研修会で、災害時に支援者が被災地の状況を捉えるときの見方に応用した形で、DMAT のドクターから教えてもらいました。

そうすると、この3つの視点は、なにもビジネスやマーケティングに限らず、教育や医療にも、日々の生活にさえ役立つと気づき、その後は、大学で学生たちに物事を説明するときにも、使っています。

特にわかりやすいのが、国家試験の勉強の捉え方、

「言語聴覚士国家試験出題基準」というものがあり、勉強しなければならないことが分類されており、その大項目だけでも、46項目になります。

鳥の目で46項目全体の範囲を認識し、虫の目で 1項目ごとに何を学修しなければならないかの内容(中項目、小項目)を分析します。そして、大事なのが魚の目で、過去の国家試験出題傾向の変化(流れ)を分析し、当該年度に絶対に落としてはいけない部分をピックアップします。

国家試験も、全体を捉えて、部分を分析し、流れ(傾向)を把握することが重要ということですね

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