発売日に買うマンガは本当に少ないのだけれど、「よつばと!」はその数少ない発売日に買うマンガのひとつだ。 ネタばれしない程度に読んで思ったことを書くと、「よつば」がいれば退屈はしないだろうな、と。なんというか、大人のほうが窮屈でやり方とか形式とか他者からどう見えるかとか気にしすぎで、簡単に言えば、いろいろなものに縛られているのが大人なのではないか、と。常識とか価値観とか自意識とか、まぁいろいろなものを抱えすぎてるのが大人で、成長していくにつれ、どうしても抱えてしまい、亀の甲羅のように背負ってしまうものなのかもしれない。 最近、「中年の危機」についての記事をいくつか読んだけれど、なんというか自分自身の限界みたいなものが見えてきて、急にやる気がなくなってしまって、途方に暮れるというのは、なんとなくわかる。結局「何者にもなれなかった」なぁと。あるいは、これから先「何者にもなれそうにない」なぁと。