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グーグル(正確にはその親会社のアルファベット)は2023年1月、約1万2000人をレイオフする長期計画を発表しました。これは、全従業員の6%に相当する数です。 グーグルの幹部が「従業員は我が社のもっとも大切な財産です」というようなことを言っているのを聞いたら、そのあまりの言行不一致ぶりに目を剥いても無理ないでしょう。 しかし、同社が従業員をもっとも大切な財産と考えていることは確かなのです。 グーグルの人事部門は長年にわたり、従業員の職場での生活に関してありとあらゆる側面を分析し、生産性やイノベーション、エンゲージメントの向上に取り組んでいます。 その一例が今回紹介する「最高のチームをつくる方法」の分析です。 グーグルも大半の企業と同様に、賢く、創造性が高く、努力をいとわない人たちを雇っています。それでも、会社で成果をあげる人がいる一方で、なかなか成果を出せない人も存在します。 賢く、創造性
最新のアプリやサービスのニュースを書くのが仕事の筆者にとって情報の整理は永遠の課題だ。 もちろん書くことを仕事にしている人に限らず、氾濫する大量の情報を必要な時に取り出して利用したいという欲求は多くの人が持っているはずだ。 以前は手書きノートやファイルのような紙媒体に保存していた情報も、時代とともに完全にデジタルに移行し、Evernote、Microsoft OneNote、Notionといったメモを作成することに特化したクラウドアプリを利用している人も多いだろう。 筆者はおそらく普通の人よりは多くのサービスに触れているはずだが、どれも帯に短したすきに長しに感じてしまい、複数のメモアプリに情報が散乱してしまっているのが実情だ。 そこで6月6日に日本でも提供が開始されたグーグルの「NotebookLM」だ。 「AI駆動型のリサーチ、執筆アシスタント」と説明されているように、参照文献(ソース)
グーグルは1月2日、従来のモデルよりも大幅に効率的でありながら、最先端の画像生成性能をもつテキスト画像AI生成モデル「Muse」を発表した。 競合モデルと同クオリティかつ超高速化 近年「Stable Diffusion」やOpenAIの「DALL-E 2」など、テキストから画像を生成するAIは驚くべき進化を見せている。グーグルもすでに「Imagen」と「Parti」という画像生成AIを発表しているが、「Muse」はそのどれとも異なる新しいモデルだ。
「効率よく外国語を学びたいけど、なかなか続かない......」「お金がかかるのは嫌だ」そんな悩みを抱える方に朗報がある。AI語学学習ツールの急速な進化により、スマホひとつで24時間365日、プロ級の語学学習ができる時代が到来した。グーグル翻訳は完全無料の語学学習モード「Practice」を追加するなど、語学学習の選択肢は想像以上に広がっている。もはや、「時間とお金がない」は言い訳にはならない。今回は、AI語学学習ツールの最前線に迫っていきたい。 バークリー音大提携校で2年間ジャズ/音楽理論を学ぶ。その後、通訳・翻訳者を経て24歳で大学入学。学部では国際関係、修士では英大学院で経済・政治・哲学を専攻。国内コンサルティング会社、シンガポールの日系通信社を経てLivit参画。興味分野は、メディアテクノロジーの進化と社会変化。2014〜15年頃テックメディアの立ち上げにあたり、ドローンの可能性を模索。ドロ
グーグルが開発した画像圧縮ツールSquoosh。フロント開発向けにNode.jsで扱う方法まとめ 『Squooshスクーシュ』というGoogleが開発した画像圧縮ウェブアプリがあります。ブラウザで変換結果を見ながら圧縮設定ができるので、画像圧縮の難しい知識を持たない方でも使いやすいことが特徴です。圧縮だけでなく、WebPなどの各種フォーマットへの変換・リサイズといったこともできる便利ツールです。 このSquooshをNode.jsで扱える『libSquoosh』が存在します。libSquooshは大量の画像を一括で圧縮、WebPへの変換、リサイズなどの処理をこれ1つで完結できるのがポイントです。昨今のウェブはページの読み込み時間が重視される傾向があります。画像のファイルサイズは読み込み時間に大きく影響するため、画像圧縮は重要なテクニックです。libSquooshをwebpack・Viteと
以前から繰り返し述べてきたが、残念ながら読者が即座に行動を起こさない限り、この警告を言い続けるしかない──Gmailは他のすべてのメールプロバイダーと同様に攻撃を受けている。私がただ言っているだけではなく、グーグル自身が、米国消費者の61%がメール攻撃の標的になったことを認めている。この数字を直視してほしい。 さて、少しは危機感を抱いただろうか。抱いたはずだし、メールハッカーの次の犠牲者にならないために、ただちに手を打つべきだ。グーグルのプライバシー・安全・セキュリティ担当バイスプレジデント、エヴァン・コツォヴィノスは、プラットフォームの20億ユーザーに向けて「今すぐGmailパスワードを変えましょう」と「強く推奨」する警告を発している。以下、知っておくべきことと取るべき手順を示す。 グーグルは、Gmail アカウントを「パスキー」に即時変更するよう強く推奨大半のユーザーはいまだにパスワー
情報の濃い「生情報」にたどり着けない 今年2月、アメリカで「Google Search Is Dying」(Google検索は死にかけている)と題したIT系ブログ記事が話題となりました(※(注記)1)。 ※(注記)1:DKB「Google Search Is Dying」 この記事のポイントは、「広告」と「SEO」の蔓延でGoogle検索の質が低下し、ユーザーの「Google離れ」が起きているというものです。 ユーザーはどこに不満を抱いているのか。それは、なにかを調べたいと思ってGoogle検索をしても、上位には情報の薄い「まとめ記事」が出てくるばかりで、体験談やレビューといった「生情報」にたどり着けないという問題があるからです。 試しにグーグルで「トンカツ 新宿」で検索すると... この傾向は、特に商品や店のレビューで顕著です。 例えば「トンカツ 新宿」と検索すると、最上部にはGoogleマップとそれに紐付
「心理的安全性」。現在、ビジネスの世界でさかんに使われている専門用語だ。 この言葉が広まったのには、優良チームに共通するものを探り出すためにグーグルが行った大規模な調査が果たした役割が大きいことは、関連記事「2021年のビジネスバズワード「心理的安全性」 今リーダーが知っておくべきこと」でも述べた。グーグルのリサーチチームが、「心理的安全性を高めるとチームのパフォーマンスと創造性が向上する」ことを発見したのだ。 ビジネス界がリモートに移行しているいま、「心理的安全性」が従前にも増して必要になっていることはいうまでもない。 リスクをとっていいのはグループのためになるときだけ もしも私が弾丸をこめた銃を持ち歩き、会議テーブルの上に何げなく置くことで安心感を得られるとしたら──私の行動は身体的な危険だけでなく、精神的な危険も生み出すことになる。 要するに、危険な行動はグループの心理的安全性を脅か
本物の人間と区別がつかない!グーグルが先月リリースした新種の生成AIが米国で今、注目を浴びている。各種の文書を読み込んで、それをベースに(ポッドキャストを想定した)軽妙な音声会話を生成するAIだ。 本来、同社の文書管理・編集AI「NotebookLM」の派生機能として提供が始まったが、これがユーザーの間で実際に使われ出すと本家を凌ぐ人気となった。とにかく、このAIが生成する男女の音声会話は、本物の人間と全く区別がつかないほどリアルなのだ。また会話の内容も驚くほど充実している。 未だベータ版(試験利用)の段階だが日本でもすでに使えるし、日本語の文書も受け付ける。ただし出力される音声会話は今のところ英語のみだ。ちなみに、これによるポッドキャスト番組は「Deep Dive」と呼ばれているが、これは番組のホストとなる生成AI製の男女が自分たちの会話の中でそう呼んでいるに過ぎない。 つまりあくまでも
海外の掲示板レディット 最近Google検索すると日本語の検索に関わらず、 海外フォーラムであるRedditのスレッドがわりと上位でヒットすることが増えた。 具体的にはこんな感じ。 「タンタンの冒険 映画 続編」でググった画面のスクショ。 「タンタンの冒険の続編はどうなったんだっけ? r/movies」がヒット。 クリックしてみるとこんな感じ。 投稿の内容も、英語ではなく日本語に翻訳されて読めます。 文体もそれこそ掲示板っぽい感じのノリ。 英語→日本語の翻訳について、ちょっと怪しいところもあるけど、 パッと読み、ぐらいなら全然問題ないレベルのそれ。 海外カルチャー(特にアメリカ)についての検索は、 Redditがひっかかってくれることが増えたなと。 ・初めてのジョン・アップダイク、ちょっとキモい。 Reading my first John Updike, kinda skeeved o
2021年2月25日、Googleが3kbpsという低いビットレートでも、元音声と遜色ないほどの音質を維持できるコーデック「Lyra」を開発したと発表しました。 Google AI Blog: Lyra: A New Very Low-Bitrate Codec for Speech Compression https://ai.googleblog.com/2021/02/lyra-new-very-low-bitrate-codec-for.html ほとんどのコーデックでは音声信号をサンプルごとに圧縮して送信することで高音質を実現するモデルを使用していますが、このモデルでは低いビットレートで元の音質を再現することができません。しかしGoogleが新しく開発したモデルは、最小限のデータを使用して音声を再生成できるようになっているとのこと。 低いビットレートでも元の音質を再現できるのは、
sponsored SAISON Technology Days 2025で「ERPのモダン化」をテーマにしたパネル開催 ERPの課題、解決できる 国産ベンダー5社が語る「オフロード」は絵に描いた餅じゃない sponsored 「be quiet!」はブランド名というだけじゃない、哲学そのものだ! ゲーミング生活を静かに充実させる製品を確かめてくれ sponsored ビデオ会議や動画再生、画像生成も! 高性能・長時間駆動によって変わる、Snapdragon X搭載のビジネスノートPC新常識 sponsored 10月11日(土)13時から、秋葉原の「LIFORK AKIHABARA II」で開催! 高性能と安心を兼ね備えるインバースネットの新ブランド「FREX∀R」登場! 最新ゲーミングPCの実力を体験すべし sponsored Backlogの機能をフル活用して、短時間で効率的な会議を
Goggle Podcastのサービス終了 2024年4月2日に「Google Podcast App」のサービスがアメリカで終了予定。 NPRなど海外ポッドキャスト番組を聴いていると、 「4月2日までに登録をSpotifyやYouTube Musicなどに移行する必要がある」と告知があったりするぐらい話題になっていたり。 日本でのサービスがいつ終了するのか、正直なところよくわからないのですが 近いうちには終わるんじゃないかと。(7月に完全終了の噂あり) ※(注記)追記: 日本では6/24にサービス終了とアプリ内で通知がありました。 グーグルポッドキャストアプリの特徴として、 ・動作が軽い ・無料 ・エピソード検索が優秀 ・シンプルなUI ・RSSで番組登録できる ・アカウント同期あり ・ウェブブラウザ版も無料で使える ・・・と、サブのポッドキャストアプリとしてはなかなか優秀だったので、 よく使っ
グーグルは6月15日、古いPCにインストールできる「ChromeOS Flex(安定版)」をリリースした。最新のWindowsやmacOSが動作しないような古いPCでも、快適に動作するのが特徴だ。 近年はビジネスで利用ツールの多くがクラウドで提供されるようになり、ブラウザー上で仕事が完結するようになってきた。それなら古いPCも現役の仕事端末として復活させられるかもしれない。動作が軽いなら、今どきのモリモリPCより快適になるかも。さらにChromeOSなので、ランサムウェアやマルウェアなどの被害を受けにくく、セキュリティ面でも安心できる。
ここ数年、ロボット機械学習の領域を世界的にけん引してきた米Google(グーグル)。その中枢にいた精鋭研究者30人ほどが2024年の3月、一斉にグーグルを退職し、ロボットAIのスタートアップを立ち上げたことは、この領域の人々を驚かせた。「ロボットAIで世界最高峰の企業だったグーグルをなぜ離れるのか」「一体何があったのか」と。 彼ら精鋭達は創業後の約7カ月間、黙して語らずのステルス状態を貫いてきたが、このほどその沈黙を破り、ついに最初の成果を明らかにした。その名も「π0(パイゼロ)」。 マルチモーダル型の大規模言語モデルと、最新の連続型の生成モデルを組み合わせ、「膨大な知識を生かした汎用性」と「動きの精緻さ」を兼ね備えた基盤モデル(foundation model)を作り上げた。既存のロボットAIとは比べものにならないほど動きもスムーズになり、複雑な判断が必要な長いタスクを自動で実施できる(
これまで明確な定義がなかった「オープンソースAI」の定義をオープンソース・イニシアティブ(OSI)が発表した。テック企業が「オープンソース」という言葉を都合よく使っているとの批判への回答となるか。 by James O'Donnell2024.08.26 12 この記事の3つのポイント オープンソースAIの定義がOSIにより発表された 定義はAIモデルの使用、検査、修正、共有の自由を規定している 訓練データの透明性については意見の相違があり折衷案となった summarized by Claude 3 オープンソースAIは現在、至る所に存在する。問題は、実際のところそれが何なのかということについて、意見が一致していないことだ。今、私たちはようやくその答えを得られたかもしれない。オープンソースであることの意味の裁定者を自任するオープンソース・イニシアティブ(OSI)が、新しい定義を発表したのだ
グーグルはGmailの改良を矢継ぎ早に進めている。世界で最も利用されているメールプラットフォームに多数のAI機能を追加し、20億人のユーザーにプライバシーと利便性のどちらを取るかという難しい判断を迫っている。今回の最新アップデートも同じ流れにあるが、相変わらずGmailユーザーは、従来のメール エイリアス機能とは異なる「別のメールアドレス」を扱う機能を必要としている。 マーケティングメール向けの「登録解除」機能はおおむね好評グーグルが最近導入した変更──マーケティングメール向けの「登録解除」ボタンとバックエンド処理──はおおむね好意的に報じられた。スパムをワンクリックでゴミ箱に送れる方法を歓迎しない人はいないだろう。 しかし、これは応急処置にすぎない。本当に必要なのは「登録解除」機能ではなく、まったく新しいメールアドレスだ。無数のマーケターやスパマーのデータベースにまだ載っていないアドレス
人工知能やクラウド技術などの進化を追い続けている小林雅一氏の新著、『生成AI―「ChatGPT」を支える技術はどのようにビジネスを変え、人間の創造性を揺るがすのか?』が発売された。同書では、ChatGPTの本質的なすごさや、それを支える大規模言語モデル(LLM)のしくみ、OpenAI・マイクロソフト・メタ・Googleといったビッグテックの思惑などがナラティブに綴られており、一般向けの解説書としては決定版とも言える情報量となっている。 この連載では同書の一部の紹介に加え、生成AIの最新動向を著者・小林雅一氏に解説してもらう。 「AI界のゴッドファーザー」ジェフリー・ヒントンの2つの懸念 生成AIは史上最速にして最大の革命を人類にもたらす──『生成AI』の執筆を終えた今、筆者はそう確信している。 OpenAIの共同創業者であるサム・アルトマン、グレッグ・ブロックマン、イリヤ・スツケヴァーらは
AIのつまらなさとウェブのこれから インターネット検索の劣化が目立つ今日この頃。 AI汚染の影響はグーグルに限らないので、Googleだけが叩かれるのはなんか違うとは思いつつも、ヒトがつくった「人間生成コンテンツ」を純粋に楽しめるのはあと1,2年なんじゃないかと思うようになった。 ・本物VS偽物 www.honest-broker.com note.com こういう記事を読むと、もう来てるところまで来てるんだろうなと。 散々言われているグーグル検索におけるAIコンテンツの汚染は 日本語圏に関してはまだマシな状況だと思うけれど、 英語圏ではわりともう"けっこうなところ"まで来ている印象がある。 www.wired.com www.theguardian.com すでに、本人の同意なしに実際の人物を模倣するAI チャットボットが存在していていて、AIビデオ企業のモデルを務めた俳優の顔が権威主義
ドメインは一度登録すればずっと使えるというわけではなく、設定されている有効期限を過ぎると、登録更新の手続きを行わない限り使うことはできません。あのGoogleのドメインが期限切れとなってしまったため、ドメインの所有権を一般ユーザーに一時的に奪われてしまったという事案が発生したと報じられています。 Argentine version of Google falls into "wrong" hands leading to search engine's temporary collapse — MercoPress https://en.mercopress.com/2021/04/22/argentine-version-of-google-falls-into-wrong-hands-leading-to-search-engine-s-temporary-collapse 奪われてし
5月初め、AI研究の第一人者であるジェフリー・ヒントンがグーグルを辞めたことが明らかになった。以来、世界中のメディアからの取材依頼をほぼすべて断っているという彼が、英紙「ガーディアン」だけに語った、AIの真の怖さ、人類滅亡の確率、その決定的瞬間が訪れるとき──。 悪意のある研究者はいない ジェフリー・ヒントンが、インタビューの最初で口にし、私が録音を止める間際にも繰り返したのは、彼が10年間在籍したグーグルを円満に退社したということだった。 「私はグーグルがこれまでに成し遂げたことや、いま現在取り組んでいることに何の異論もありません。メディアは私を『グーグルに不満を募らせた社員』に仕立て上げたいようですが、そうではないんです」 そこをはっきりさせておくのが大事なのは、つい逆の結論に走りがちだからだ。結局のところ、自分の元勤務先を、人類を絶滅へと導く可能性の高い企業のひとつとして冷静に語ると
YouTubeが動画に直接広告を挿入する実験を行っていることがわかりました。これにより、動画の信号だけをはじいていた広告ブロックが機能しなくなる可能性があります。 YouTube is currently experimenting with server-side ad injection. This means that the ad is being added directly into the video stream. This breaks sponsorblock since now all timestamps are offset by the ad times.— SponsorBlock (@[email protected]) (@SponsorBlock) June 12, 2024 YouTube tests harder-to-block server-si
特に心拍数は皮膚の色の変化を使うため、AIアルゴリズム開発に当たっては、多様な肌の色、年齢、性別、さらに周囲の明るさの条件も変えて数百人分の教育データを使った。 計測データは医学的診断には使えないが、フィットネスバンドやスマートウォッチがなくても手軽に健康状態をチェックできるようになる。 Googleは、これらはGoogle Healthチームによる取り組みの端緒に過ぎず、同社のハードウェアとソフトウェアによって、さらに健康とウェルネスに貢献するサービスを提供していくとしている。 関連記事 GoogleのFitbit買収が完了 日本の公取委も承認 Googleは、2019年11月に発表したFitbitの買収を完了したと発表した。昨年12月のEUに続き、日本の公正取引委員会などもこの取引を条件付きで承認したため。Fitbitは独立子会社として存続し、ブランドも残る見込み。 人間の医師を超える
2019年11月、国際人権NGOのアムネスティ・インターナショナルは、「監視の巨人——GoogleとFacebookのビジネスモデルがいかに人権の脅威となるか」と題した長文の報告書を公表しました。それから4年が経過していますが、この報告書はいぜん重要な指摘であり続けていること、また日本語の紹介記事がなかなか見当たらないこともあり、取り上げてみます。 なぜ、GoogleとFacebookのビジネスモデルが人権の脅威なのか。報告書では、アムネスティは「GoogleとFacebookの監視に基づくビジネスモデルは人権(human rights)の不可分な一部であるプライバシーの権利の本質を損なっており、深刻なリスクをもたらす」と厳しく指摘します(なおFacebookは2021年に社名をMetaに変更していますが、今回の記事では報告書の時点のFacebookという表記を使います)。 インターネット
何が衝撃かというと、無制限バックアップサービスが終了すると、これまでバックアップ先のGoogleドライブの15GBという容量にカウントされていなかった画像と動画が、容量にカウントされるようになり、つまり、うっかりするとすぐに上限に達してGoogleドライブの有料版「Google One」にアップグレードするか、他のサービスに乗り換えなければならなくなるのです。 今回の「Googleさん」は、このGoogleフォトの話です。ただし、「どのサービスに乗り換えるとお得か?」という話ではないです。個人的には、無制限を終了しても総合的にまだGoogleフォトがお得で持続性があると思っているので(他のサービスだっていつ料金やシステムが変わるか分からないし、なくなっちゃうかもしれないし)。どちらかというと、使い続けるためにできることの話です。 2015年にGoogleフォトを発表したとき、責任者のアニル
米Googleは3月3日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCookieのサポート完全廃止に向けた計画を説明した。3月中にサードパーティーCookieに代わるよりプライバシーを守れる代替技術の広告主向けテストを開始し、4月にはChromeブラウザで最初の機能の提供を開始する計画。 Webを無料で使えるのは、Googleを含む多数の企業が広告収入で成り立っているため。サードパーティーcookieは、より効率的にターゲティング広告を表示するために開発された。その結果、個人データが何千もの企業で共有されることになり、これがWebへの信頼の低下につながったとGoogleは説明する。昨年1月に発表したサードパーティーCookieの廃止は、消費者の信頼を取り戻し、無料でオープンなWebの将来を守るためという。 "他のプロバイダーのように"サードパーティーCookieの代わり
Googleの「Gemini」は、すでに多くの便利な機能を提供している。テキスト生成や画像作成から、ライブ会話、詳細な調査、ファイル分析に至るまで、GoogleのAIはAI分野で強力なプレーヤーであることを証明している。 Googleは米国時間5月20日、年次開発者会議「Google I/O 2025」でAIアシスタントに関する多くの新機能と機能強化を発表した。 1. Google AI ProとGoogle AI Ultra まず、2つの新しいAIプランについて説明する。これらはより多くの機能を提供するが、当然ながら相応の料金設定となっている。 最初のプランは「Google AI Pro」と呼ばれているが、これは既存のAI Premiumプランから名前が変更になっただけである。AI Proの月額料金は20ドルで据え置きであり、Geminiの無料版で利用できるAI機能に加え、レート制限の緩
他社から盗用した"パクリ記事"が、米Google Newsに大量にまぎれ込んで検索結果の上位に表示されている――。調査報道を手掛ける米メディア「404 Media」がそんな実態を告発した。他媒体の記事に"少しだけ手を加えただけの記事"や、生成AIを使ったものも少なくないようだ、 AIを使った記事作成自体はGoogle Newのポリシー違反ではない。しかし「Googleは、品質や独自性とは無関係に誰でもコンテンツを量産できてしまうコンシューマーAIの時代にNewsサービスを対応させることができてないのかもしれない」と404 Mediaは指摘。そもそもGoogle News検索の仕組み自体が不明瞭で、そうした記事は今後さらに増える可能性があると予想している。 他媒体の記事に"ほんの少しだけ手を加えて"掲載 盗用の一例として404 Mediaが挙げたのは、広告だらけの「Worldtimetoda
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スマホは日用品化(コモディティー化)して、どれもあまり変わらないといわれ始めて久しい。その状況がいよいよ極まってきたと僕は考えている。 仕事柄複数のスマホを利用しており、現役で使っているものだけでも5台以上ある。だがどの製品でもできることはほとんど変わらない。ちなみに現在メインで使っているのは、米Apple(アップル)の「iPhone 15 Pro」と米Google(グーグル)の「Pixel 8」だ。 スマホの中核となる機能は、結局のところコミュニケーションだ。電話による通話やメール、チャットによる対話の利用時間が最も長く、利用頻度も高い。 チャットはプライベートでは「LINE」、仕事では「Teams」を使う。どちらもiPhoneとAndroid搭載スマホのどちらで利用してもほとんど体験は変わらない。仕事とプライベートの両方で使うメールもそうだし、個人的にはあまり使っていないが、「Inst
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