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難民・強制移動研究のフロンティア

難民・強制移動研究のフロンティア

気鋭の研究者や実務家が、厳しい状況のもとで移動を余儀なくされる人たちの様態、彼らをめぐる状況や制度を考察。

著者 墓田 桂
杉木 明子
池田 丈佑
小澤 藍
ジャンル 法律 > 国際法 > 難民・移民・外国人
出版年月日 2014年03月31日
ISBN 9784877985783
判型・ページ数 A5・416ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり

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難民と強制移動をめぐる、知的・社会的動きの最先端。気鋭の研究者や実務家が、厳しい状況のもとで移動を余儀なくされる人たちの様態、彼らをめぐる状況や制度を考察。学問的関心の追求にとどまらず、困難に直面する人びとについて、より多くの市民が理解を深めることを目指す。
序論 難民・強制移動研究の新たな課題 墓田桂
序章 庇護と保護の理念-その内容と変遷 池田丈佑

第1部 難民・強制移動をめぐる史的・制度的展開
第1章 難民保護の歴史的検討-国際連盟の挑戦と「難民」の誕生 舘葉月
第2章 「移民」と「難民」の境界の歴史的起源-人の移動に関する国際レジームの誕生 柄谷利恵子
第3章 無国籍者の問題とUNHCRによる対応 金児真依
第4章 UNHCRと国内避難民支援の開始 赤星聖
第5章 国内避難民の保護とUNHCR-クラスター・アプローチにみる政策決定過程 副島知哉
第6章 [政策レビュー]難民保護におけるUNHCRとNGOの連携 小坂順一郎

第2部 難民保護の地域的展開
第1章 日本における難民の状況と社会統合の課題 石川えり
第2章 日本における難民第三国定住パイロット事業-難航の背景を探る 滝澤三郎
第3章 韓国の難民保護政策-新難民法と脱北者(北朝鮮難民)の定住支援政策を中心に 松岡佳奈子
第4章 タイにおける難民保護 小池克憲
第5章 中南米における庇護と難民保護-その「伝統」を中心として 加藤雄大

第3部 難民・強制移動をめぐる多様な課題
第1章 長期滞留難民と国際社会の対応-アフリカの事例から 杉木明子
第2章 自発的帰還と再定住 中尾秀一
第3章 大量難民-国際法の視点から 山本哲史
第4章 混在移動-人身取引と庇護の連関性 橋本直子
第5章 出入国管理施設における適正運用確保と人権侵害防止の取り組み-イギリスとフランスの先例と日本 新津久美子
第6章 難民の健康問題-健康の社会的決定要因の視座から 森谷康文
第7章 ケニア・ダダーブ難民キャンプの生計支援に関する一考察 副島知哉
第8章 国内避難民キャンプという生活空間の動態- スーダン・西ダルフール州モルニ国内避難民キャンプにおける考察 堀江正伸
第9章 「忘れられた危機」における難民保護-チャド共和国および中央アフリカ共和国における国際平和維持部隊の展開 小澤藍
第10章 パレスチナ難民問題の歴史的諸相 佐藤寛和
第11章 [問題提起]ビジネスと難民支援-「人間の安全保障志向のビジネス」の可能性 佐藤安信/墓田桂
第12章 国内避難民/国内強制移動問題の諸相-〈人の移動と脆弱性の視点〉へ 墓田桂

第4部 難民の声、市民社会の声
第1章 難民の声
第2章 市民社会の声

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