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入管解体新書

外国人収容所、その闇の奥

入管解体新書

入管収容施設に収容された外国人を⻑年診てきた医師が告発する入管行政の実態

著者 山村 淳平
ジャンル 法律
法律 > 国際法
法律 > 国際法 > 難民・移民・外国人
出版年月日 2023年03月07日
ISBN 9784877988302
判型・ページ数 A5・232ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり

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外国人収容施設に収容されて「こころ」と「からだ」を蝕まれた移民・難民の診察・治療に携わりつつ、彼ら/彼女らの支援や入管の問題にも長年、取り組んできた医師が、これまでに見たこと・聞いたことを多くのデータとともに記録。社会の底辺に位置づけられた人びとの生の姿を見、声を聞くこと、そして彼ら/彼女らがそのような状態に置かれている背景にはどのような構造的問題があるのかを知ることなくしては、真に「ひと」を救うことはできない。
はじめに――入管をとおして、社会の病理をときあかす
本書をよりよく理解するための用語解説

第1章 〝外国人狩り〞で追いつめられる人びと
あるビルマ人一家のかたり
なにかが、かわってきている
〝不法〞滞在者半減5年計画再考

第2章 傷つけられる人びと
とつぜんの収容
無法地帯の暴力
長期収容による負の連鎖
非効率な収容所

第3章 無言の人びと
患者放置による死
収容による自殺
逆えん罪――加害者の無罪

第4章 医療へのつながりをとざされる人びと
病気の宝庫
放置死予備軍
仮放免後もつづく後遺症
外国人収容所シンドローム

第5章 日本から追放される人びと
とつぜんの送還
暴力送還
入管の失態
税金浪費のおいだし策

第6章 となりの国では
韓国の外国人収容所
韓国は、うごいている

第7章 外国人収容所とはなにか
長崎、みっつの資料館
外国人収容所の起源と拡大
国家による統制システム

第8章 資料編――黒ぬり文化の伝統破壊
入管資料の分析にあたって
東日本入国管理センターの業務概況書
大村入国管理センターの業務概況書
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おわりに

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