季刊 刑事弁護124号

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[特集]取調べ拒否が武器になる

[少年事件レポート][刑事弁護レポート][論文][連載][文献紹介]

この弁護士に聞く (前編) 川上 有●くろまるインタビュアー:林 順敬/吉田康紀

[特集]取調べ拒否が武器になる
本特集の趣旨●くろまる鵜飼裕未/戸塚史也
憲法上の権利としての取調べ拒否権●くろまる高野 隆
取調べ受忍義務(出頭・滞留義務)と取調べ遮断効の学際的分析●くろまる大角洋平
江口国賠第一審・控訴審判決と取調べ拒否●くろまる趙 誠峰
取調べ拒否権を実現する弁護活動●くろまる鵜飼裕未/戸塚史也
インタビュー・神山啓史弁護士に聞く 原則黙秘から原則取調べ拒否へ●くろまるインタビュアー:鵜飼裕未/戸塚史也
座談会 取調べ拒否を実践して●くろまる安藤光里/城使洸司/岩本輝尚/髙山 巌/戸塚史也/鵜飼裕未/宮村啓太

[少年事件レポート]
出房拒否のうえ取調べに応じない対応で少年院送致となった事例●くろまる鵜飼裕未/樋口裕子

[刑事弁護レポート]
顔画像鑑定の推認力は極めて限定的などとして無罪となった事例●くろまる河瀬まなむ
無銭飲食の故意がなかったとして無罪となった事例●くろまる五十﨑 元
取調べ録音録画媒体中の供述の信用性を慎重に判断し無罪となった事例●くろまる五島常太

[論文]
大崎事件第4次特別抗告審決定と第5次再審への展望●くろまる鴨志田祐美
判例評釈 大崎事件第4次再審・最高裁決定の論理を検討する―最決令7・2・25裁時1858号19頁●くろまる斎藤 司
改正を重ねる危険運転致死傷罪―危険運転行為の重罰化は何をもたらしたのか?●くろまる福永俊輔
法制審議会・刑事法(危険運転による死傷事犯関係)部会開催に至る経緯と今後の議論●くろまる宮村啓太
小児期逆境体験(ACE)と少年司法●くろまる岡邊 健
韓国における被疑者の身体拘束制度の具体的検討(上)―尹錫悦大統領の例を題材に●くろまる炭谷喜史

[連載]
取調べ拒否! RAIS 弁護実践報告5
事例報告7 詐欺未遂被疑事件 取調べ拒否は、捜査弁護の基本●くろまる深見愛一郎
事例報告8 保護責任者遺棄致死事件/国家賠償請求訴訟 取調べ拒否Tシャツを奪うな! 黙秘権と表現の自由を守る訴訟●くろまる松本亜土
日々の刑事弁護の実践例から理論を考える 捜査機関の逮捕、勾留、公訴提起の違法性を認定した事例●くろまる趙 誠峰/佐藤元治
事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 37 被害者の反対尋問2 どうすれば的確な獲得目標を見つけられるのか?―シミュレーションの勧め●くろまるダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ
検証刑事裁判 被告人の過失を誤って認めた原判決を破棄し、無罪を言い渡した事例●くろまる虫本良和
重罰化要因となる社会的類型の研究7 座談会 重罰化要因となる社会的類型の検討と弁護の課題●くろまる半田靖史/松宮孝明/城下裕二/金岡繁裕/岩本憲武
ケース研究・責任能力が問題となった裁判員裁判12 薬物性精神病により心神喪失とされた事例●くろまる加藤 梓/田岡直博/五十嵐禎人
〔鼎談〕現役裁判官と語る、令状実務の現状と展望3 勾留延長、勾留理由開示、保釈●くろまる西尾太一/大橋君平/赤木竜太郎
私が出会った少年4 弁1号証は少年です●くろまる土橋央征

[文献紹介]
実務に役立つ論文紹介 ●くろまる端 将一郎/戸塚史也
ブック・レビュー 戸舘圭之編集代表『勾留理由開示を活かす―勾留理由開示の理論と実務』●くろまる松本浩幸
ブック・レビュー 本田克也著『裁判のための法医学入門―科学的証拠に基づく司法鑑定の確立を』●くろまる笹森 学
ブック・レビュー 野口善國著『少年に付き添う人―「愛された体験」が少年を変える 少年法と付添人の記録』●くろまる松田和哲

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