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斎藤知事「進退固まりつつある」

不信任可決後相次ぎテレビ出演
(共同通信)

疑惑告発文書問題を巡り、兵庫県議会で19日に不信任決議が可決された斎藤元彦知事が翌20日以降、NHKや民放の複数のテレビ番組に出演している。29日までに議会解散か辞職・失職を選ぶ必要があり、自身の進退について番組で明言はしなかったものの「少しずつ自分の思いは固まりつつある」と語った。

斎藤知事は複数の番組で「改めて県民に大きな心配、不安を抱かせてしまっていることは申し訳ない」などと謝罪。指摘されてきたパワハラなどの疑惑については「良い仕事をやっていきたいという思いの中で(職員に)思わず叱責や不適切な行為をしてしまったというところはある。反省しなければいけない」と述べた。

注目される進退に関しては「不信任決議案が成立すると、10日以内に判断しないといけない。私自身も気持ちの方向性は固まりつつあり、この連休も含めてしっかり考えたい」などと説明。発表する際は県庁で記者会見する意向を示した。

今後、斎藤知事が29日までに辞職しない場合、議会を解散しなければ自動的に失職する。

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