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オーストラリアの首相は今月10日、子どもたちのSNS利用を禁止する法案を年内に提出すると発表しました。これは、ネット上でのいじめや性被害が増加し、子どもたちが不適切な情報やサービスに容易にアクセスできる現状に対して、規制を強化する狙いがあるようです。

SNS利用に関する年齢制限の規制は、米国の一部の州や他国でも検討されています。しかし、ご存じの通り、ネット上での年齢は簡単に偽ることができ、多くの場合、自己申告に頼っています。

SNSのサービス提供元はそれぞれの利用規約で年齢制限を設けていますが、厳密に年齢確認を行っていないのが実情です。一方で、マッチングアプリや出会い系サイトでは、年齢確認や本人確認のために免許証などの証明書を求めるケースが増えています。

このように、SNS利用者の年齢や身元を確認する仕組みが整えば、発言や投稿に対してより慎重になり、被害防止につながることを期待できそうですが、もう少し先になりそうですね。