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化石を触り「わくわく」 佐賀で化石を発見するコツも 佐賀県立美術館でセミナー開催

化石を見たり、触ったりする子どもたち=佐賀市の県立美術館

「どれにしようかな?」。化石を選ぶセミナー参加者=佐賀市の県立美術館

化石をテーマにしたセミナー(佐賀県立博物館・美術館主催)が10日、県立美術館で開かれた。家族連れら約25人が参加し、クイズに挑戦したり、化石に触れたりしながら、県内で化石を発見するコツを学んだ。

学芸員の村上達郎さんが講師を務めた。村上さんは化石について、地層中に残された古生物の死がいや、その生物の足跡、巣穴、フンといった痕跡が石になったものと紹介した。恐竜の化石については、九州では福岡、熊本、長崎、鹿児島県で発見された一方、佐賀県内では「見つからない」と話した。

相知層群、杵島層群といった佐賀県の地質区分を挙げた上で、県内で化石を探す場所には「西部」を薦めた。化石採集に出掛けるときは「子どもだけで行かない」「長袖長ズボンの服装で」と注意点も加えた。村上さんは「化石を通じて生き物や環境など、いろんなことに興味を持ってもらえたら」と語った。

「石が大好き」という東与賀小2年の塚原昇さんは、目を輝かせて話に聴き入った。「川や海に、化石を探しに行きたい」と話した。(川﨑久美子)

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