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陸上自衛隊輸送機オスプレイ飛行再開 木原稔防衛相「段階的にプロセス進める」

陸上自衛隊オスプレイの飛行再開に関し、所感を述べる木原稔防衛相=国会内

陸上自衛隊輸送機V22オスプレイが約4カ月ぶりに飛行を再開したことについて、木原稔防衛相は22日の閣議後会見で「飛行の安全確保が最優先であり、万全を尽くしながら、段階的に飛行プロセスを進めていきたい」との考えを示した。

昨年11月に鹿児島県屋久島沖で発生した米空軍のCV22オスプレイ墜落事故を受け、陸自機も飛行を見合わせていたが、21日に木更津駐屯地(千葉県木更津市)で1機が施設内でのホバリング後、周辺区域で飛行を再開した。

木原氏は「必要な安全対策を講じた上で、飛行の安全が確認されたものから順次飛行を再開するとしており、準備が整った1機が飛行を実施した」と説明。当面は、木更津駐屯地周辺区域で飛行し、必要な練度を回復した上で、次の段階の訓練に進む計画だとした。

防衛省や米軍は事故の調査が続いているとして、事故原因の詳細を明らかにしておらず、関係自治体からは懸念の声が上がっている。木原氏は「引き続き、関係自治体の皆さまへの丁寧な説明や情報提供に努めていきたい」と述べた。

陸自はオスプレイを計17機導入予定で、佐賀空港(佐賀市川副町)の隣接地に建設中の駐屯地に配備する計画。木更津に14機を暫定配備中で、このうち2機は飛行見合わせに伴い、吉野ヶ里町の目達原駐屯地と熊本県の高遊原分屯地にとどまっている。(大橋諒)

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