(2025年3月4日 05:00)
農林水産省は3日、放出する政府備蓄米の初回入札を10―12日に行うと発表した。初回の対象は15万トン。3月下旬以降にスーパーマーケットなどの店頭に並ぶという。コメの流通円滑化に向けた備蓄米の放出は初めてで、どこまで価格が抑制されるか注視したい。
総務省によると、1月の全国の消費者物価指数(総合)上昇率は前年同月比4%に達した。2月は、全国に先駆けて発表した東京都区部(23区)の総合が2・9%の上昇だった。
連合は2025年春季労使交渉(春闘)で5%以上の賃上げ率、うち3%以上のベースアップ(ベア)を目指す。気がかりなのは、ベアが物価上昇率を下回りかねないことだ。足元の高い物価上昇率が継続すればベアが相殺され、消費喚起が期待しにくい。
東京都区部の2月の物価のうち穀類は同19%の上昇で、うるち米(コシヒカリを除く)は同79%増と大幅な値上げが続く。まずはこれを引き下げ、消費者心理を上向かせたい。
トランプ氏の米大統領就任で円ドル相場は5円ほど円高に傾き、物価の抑制には追い風だ。ただ円高のきっかけがトランプ関税というのが悩ましい。世界経済が減速すればコメの価格が下がっても食欲がなえそうだ。
(2025年3月4日 05:00)
ようこそ、ゲストさん
キーエンス流・顧客から「断る選択肢」を奪う「技術営業法」 〜高くても断られない・買ってしまう...提案型営業の神髄を2Hで解説〜
産業機械メーカー・産業機械卸・向け緊急開催決定!2025年度 補助金活用勉強会 〜「営業の武器」として2025年の補助金を活用するノウハウ〜
初級者のためのロボット制御工学 〜関節制御から速度制御・位置制御・力制御、重力補償まで〜
第35回西日本食品産業創造展'25
AXIA EXPO 2025
MF-TOKYO 2025 第8回プレス・板金・フォーミング展
2025年03月08日
2025年03月08日
Pickering社、55年に渡る卓越した専門技術の歴史を記念し、高電圧スイッチングのCoE (Centre of Excellence : 中核的研究拠点) を設立
2025年03月08日
有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。
ログイン