処理の必要性・安全性
宮城県においては、浄水発生土や稲わらなどの指定廃棄物が県内各地の30ヵ所以上に分散して一時保管されています。長期的には自然災害による心配や、保管者の精神的負担もあり、できるだけ早期に安全な方法で処理を行う必要があります。
このため、国が地震などの災害に強く、周囲への影響を遮断する構造の長期管理施設を県内1ヵ所設置し、集約管理します。
これらの処理事業は、放射性物質汚染対処特措法に基づき国が責任をもって行います。
一時的な保管の状況
1農家の土地などでは、稲わらをテント内に入れ、その周囲を土のうで覆うなどして一時保管しています。
2浄水施設では浄水発生土を丈夫な袋に詰めて、テントなどの建屋内で一時保管しています。
一時保管者の声
一時保管者から寄せられた声(例)
- 「とにかく早く撤去して欲しい。」
- 「この地域は水害の多い地域。保管庫の周辺が水浸しになることが心配。」
- 「うちには農業をやりたいと言っている息子がいる。いつまでも置いておくようだと何も出来ない。」
処理の安全性について〜5つのポイント〜
災害や事故に備え、維持管理を継続します
- 搬入時、搬入後も、定期的にモニタリングを実施します。
- それでも災害や事故が起きた場合、迅速に対応します。