コンテンツにスキップ
Wikipedia

日本基督教団讃美歌委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本基督教団讃美歌委員会(にほんキリストきょうだんさんびかいいんかい)は、日本基督教団出版局に置かれた委員会である。規定[注 1] では、讃美歌の編集・研究並びに普及に必要な事項、讃美歌の著作権の処理に関する事項及び教会音楽の発展に必要な事項を司るとされる。

『讚美歌』(1903年版)の編纂を目的にプロテスタント主要5教団によって組織された「讚美歌委員會」は、出版後も存続され活動してきたが、1940年(昭和15年)の宗教団体法施行により「讃美歌委員会」を構成する5教団を含むプロテスタント諸教派30余派が参加する合同教会「日本基督教団」が設立されたのを機に解散となり、1943年(昭和18年)5月に教団出版局に置かれた新組織「日本基督教団讃美歌委員会」が業務を引き継いだ[1] 。戦後の教団再形成後は、教団出版局の「一部門」となった[2]

編纂した歌集

[編集 ]

判型が複数ある場合は「普及版」のみとし、合冊は省いた。 歌集と楽譜集の別は国立国会図書館の目録[注 2] を例とした。

脚註

[編集 ]

註釈

[編集 ]
  1. ^ 日本基督教団出版局規定
  2. ^ 栁澤健太郎「国立国会図書館所蔵讃美歌目録(和書編)」『参考書誌研究』第71号、国立国会図書館、東京、2009年11月30日、86-131頁、doi:10.11501/3051614ISSN 1884-9997全国書誌番号:00009542 

出典

[編集 ]
  1. ^ 秋岡陽「旧讃美歌委員会の解散と『興亜讃美歌』の誕生」『フェリス女学院大学キリスト教研究所紀要』第2号、フェリス女学院大学、横浜、2017年3月、71-99頁、ISSN 2423-9127全国書誌番号:01042973 
  2. ^ 栁澤健太郎「国立国会図書館所蔵讃美歌目録(和書編)」『参考書誌研究』第71号、国立国会図書館、東京、2009年11月30日、86-131頁、doi:10.11501/3051614ISSN 1884-9997全国書誌番号:00009542 
統理者

富田満(1941年-1946年廃止)

総会議長

初代: 阿部義宗 - 第2代: 真鍋頼一 - 第3代: 小崎道雄 - 第4代: 武藤健 - 第5代: 白井慶吉 - 第6代: 大村勇 - 第7代: 鈴木正久 - 第8代: 飯清 - 第9代: 吉田満穂 - 第10代: 戸田伊助 - 第11代: 後宮俊夫 - 第12代: 辻宣道 - 第13代: 原忠和 - 第14代: 小島誠志 - 第15代: 山北宣久 - 第16代: 石橋秀雄 - 第17代: 雲然俊美

教団内グループ
教団立・教団認可神学校
教団内組織
キリスト教主義学校
関連項目
カテゴリ カテゴリ

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /