マメーリの賛歌
- Aragonés
- العربية
- مصرى
- Azərbaycanca
- Žemaitėška
- Беларуская
- Беларуская (тарашкевіца)
- Български
- বাংলা
- Bosanski
- Català
- Corsu
- Čeština
- Чӑвашла
- Dansk
- Deutsch
- Ελληνικά
- English
- Esperanto
- Español
- Euskara
- فارسی
- Suomi
- Français
- Furlan
- Gaeilge
- Galego
- עברית
- Hrvatski
- Magyar
- Հայերեն
- Bahasa Indonesia
- Íslenska
- Italiano
- Jawa
- ქართული
- 한국어
- Latina
- Ligure
- Lombard
- Lietuvių
- Latviešu
- Македонски
- Bahasa Melayu
- Malti
- Napulitano
- Nederlands
- Norsk nynorsk
- Norsk bokmål
- Occitan
- Polski
- Português
- Română
- Русский
- Simple English
- Slovenščina
- Anarâškielâ
- Српски / srpski
- Svenska
- Тоҷикӣ
- ไทย
- Türkçe
- Татарча / tatarça
- Українська
- Tiếng Việt
- Winaray
- 吴语
- Yorùbá
- 中文
- 粵語
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Inno di Mameli | |
---|---|
和訳例:マメーリの賛歌 | |
楽譜 イタリア共和国国歌の楽譜(後半部分) | |
| |
別名 |
Fratelli d'Italia (イタリアの兄弟) |
作詞 | ゴッフレード・マメーリ(1847年) |
作曲 | ミケーレ・ノヴァーロ(1847年) |
採用時期 | 1946年 |
試聴 | |
| |
テンプレートを表示 |
メディア外部リンク | |
---|---|
合唱つきの演奏を試聴する | |
音楽・音声 | |
Fratelli d'Italia: Inno di Mameli - Believe SAS提供のYouTubeアートトラック | |
映像 | |
Fratelli d'Italia, inno nazionale - ダニエル・ハーディング指揮フェニーチェ劇場管弦楽団・合唱団の演奏、フェニーチェ劇場公式YouTube |
マメーリの賛歌(マメーリのさんか、Inno di Mameli)、あるいはイタリア人達の唱歌(イタリアじんたちのしょうか、Il Canto degli Italiani)は、イタリア共和国(1946年〜現在)の国歌である。イタリアの同胞(イタリアのどうほう)もしくはイタリアの兄弟 (イタリアのきょうだい、Fratelli d'Italia) とも称される。
概要
[編集 ]マメーリの賛歌の作詞者マメーリ(左)と作曲者ノヴァーロ(右)
歌詞はゴッフレード・マメーリ (英語版) (Goffredo Mameli, 1827年〜1849年) によって作詞され、曲はミケーレ・ノヴァーロ (英語版)(Michele Novaro,1818年〜1885年) によって作曲された。作詞者にちなみこの名で通称される。1946年 6月12日のイタリア共和国成立後、約70年にわたり国歌は法で決められていなかったが、2017年12月に法律で国歌と定められた[1] 。
1946年、サヴォイア王朝の廃止と共和制への移行に伴い、それまで用いられていたジュゼッペ・ガベッティ (Giuseppe Gabetti) 作曲の「王室行進曲 (英語版)」 (Marcia Reale) に代わってイタリア国歌となった。
第二の国歌として、ヴェルディ作曲の歌劇「ナブッコ」より、第3幕の合唱「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」が知られている。
楽譜
[編集 ]歌詞
[編集 ]「節を繰り返す」部分の歌い方は、総て 1 番を歌う時もあれば、1、1、コーラス、2、3、コーラスのように歌う時もある。
- イタリア語歌詞
- 1番
-
- Fratelli d'Italia,
- l'Italia s'è desta,
- dell'elmo di Scipio
- s'è cinta la testa.
- Dov'è la Vittoria?
- Le porga la chioma,
- ché schiava di Roma
- Iddio la creò.
- (節を繰り返す)
- コーラス
-
- Stringiamci a coorte,
- siam pronti alla morte.
- Siam pronti alla morte,
- l'Italia chiamò.
- Stringiamci a coorte,
- siam pronti alla morte.
- Siam pronti alla morte,
- l'Italia chiamò! Si! [注 1]
- 2番
-
- Noi fummo da secoli[注 2]
- calpesti, derisi,
- perché non siam popolo,
- perché siam divisi.
- Raccolgaci un'unica
- bandiera, una speme:
- di fonderci insieme
- già l'ora suonò.
- (節を繰り返す)
- (コーラス)
- 3番
-
- Uniamoci, amiamoci,
- l'unione e l'amore
- rivelano ai popoli
- le vie del Signore.
- Giuriamo far libero
- il suolo natio:
- uniti, per Dio,
- chi vincer ci può?
- (節を繰り返す)
- (コーラス)
- 4番
-
- Dall'Alpi a Sicilia
- dovunque è Legnano,
- ogn'uom di Ferruccio
- ha il core, ha la mano,
- i bimbi d'Italia
- si chiaman Balilla,
- il suon d'ogni squilla
- i Vespri suonò.
- (節を繰り返す)
- (コーラス)
- 5番
-
- Son giunchi che piegano
- le spade vendute:
- già l'Aquila d'Austria
- le penne ha perdute.
- Il sangue d'Italia,
- il sangue Polacco,
- bevé, col cosacco,
- ma il cor le bruciò.
- (節を繰り返す)
- (コーラス)
- 英訳からの重訳
- 1番
- (節を繰り返す)
- コーラス
- 2番
-
- 我ら、何世紀もの間
- 虐げられ、嘲られた、
- 一つの民族でないゆえに
- 分裂していたゆえに
- 一つの旗、一つの希望よ
- 我らを糾合したまえ
- ときは告げられた
- 我らの統一のときが。
- (節を繰り返す)
- (コーラス)
- 3番
-
- 皆の衆、連帯せよ、ともに愛し合え
- 連帯と愛のために
- 人々に明らかにせよ
- 王たる神の道を
- 誓え、自由を据えることを
- 我らを生みし土地に
- 神のために連帯せし
- 我らを誰が打ち破らん?
- (節を繰り返す)
- (コーラス)
- 4番
- (節を繰り返す)
- (コーラス)
- (節を繰り返す)
- (コーラス)
脚注
[編集 ][脚注の使い方]
注釈
[編集 ]- ^ 歌詞のテキストには「Si!」は含まれていないが、実際の歌唱では常に「Si!」が歌われている
- ^ A different tense may be found: Noi siamo da secoli, "We have been for centuries".
- ^ Le porga la chiomaは文字通りには「かの女をして(イタリアに)髪の房々を捧げしめよ」の意。古代、奴隷が奉仕のしるしとして髪を短く切った習慣を想起させる。(See [1])
- ^ 古代ローマの歩兵隊のこと
- ^ Siam pronti alla morte may be understood both as an indicative ("We are ready to die") and as an imperative ("Let us be ready to die").
- ^ レニャーノの戦い:1176年にレニャーノで起こった、神聖ローマ帝国とロンバルディア同盟間の戦闘である。ロンバルディア同盟が勝利した。イタリア統一運動の中で「イタリア人が団結して外国支配を退けた戦い」と位置付けられた。
- ^ フランチェスコ・フェルッチオ (英語版) :16世紀のコニャック同盟戦争に際してフィレンツェ共和国軍を率いた傭兵隊長。1530年、ガヴィナーナの戦い (英語版)でフィレンツェに迫る皇帝の大軍を迎え撃ち善戦したが、負傷して捕虜となり、敵将ファブリツィオ・マラマルド (英語版)によって私的に処刑された。マラマルドは騎士道に悖ると非難を受ける一方、フェルッチオは堂々とした死に様が讃えられた。
- ^ バリッラ: 1746年、オーストリア占領下のジェノヴァで反オーストリア蜂起を起こした少年ジョバン・バティスタ・ペラッソのあだ名。イタリア統一運動の中では愛国的な英雄として讃えられた。
- ^ シチリアの晩祷:1282年、フランス人(アンジュー=シチリア家)支配下のシチリアで起こった住民の反乱。
- ^ ポーランドの国歌の歌詞にはイタリアが登場する。
出典
[編集 ]- ^ "Atti firmati". イタリア共和国大統領府. 2018年6月12日閲覧。
外部リンク
[編集 ]西ヨーロッパ | |
---|---|
東ヨーロッパ | |
南ヨーロッパ | |
北ヨーロッパ | |
自治領 | |
その他 | |
関連項目 | |
国連による世界地理区分。バチカンは国際連合非加盟。「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧も参照。 • 1 ウラル山脈以東はアジアに分類されることもある。 • 2 島嶼部はアジアにも分類され得る。また、トルコもヨーロッパに分類され得る。 |