立地企業インタビュー

進出の決め手は受け入れ体制と溢れる自然。

[画像:マル厨工業株式会社/専務取締役/亀山 保博さん]

時代や環境に合わせて試行錯誤し、安全・安心を第一に厨房機器を製造。

マル厨工業(株)は、業界を代表する厨房機器メーカーである(株)マルゼンの中で業務用厨房機器の製造部門を担当しています。(株)マルゼンは全国80カ所以上の営業所があり、我々の工場は全国に3カ所あります。主に高機能・高付加価値製品を製造する九州工場、オーダーメイドの製品を製造する首都圏工場、そして6万坪の広い敷地で規格品を主に製造するメイン工場が十和田市の東北工場です。
我々の基本方針は「安全で安心して使ってもらえる厨房機器をお客様に提供する」こと。モットーはものづくりに徹するということと、何よりもお客様第一であることです。
以前は厨房といえば少し閉鎖的なイメージだったのですが、今はガラス張りにしたり、意図的にお客さんの目の前で料理しているところを見て楽しんでもらうオープンキッチンの厨房機器が増えて来ました。熱源においては、使用用途又は環境に応じてガス、電気、電磁、蒸気と多種さまざまな熱源が使われています。見た目にも色鮮やかなものや、色でサインを送ったり、メロディーでお知らせするものなど、趣向を凝らして製造しています。時代と環境とお客様のシステムに対応していくことが重要です。





青森は仕事をするのに最高の環境。企業の受け入れ体制も充実。

現在工場は3つありますが、もともとは九州工場と首都圏工場だけでした。北海道・東北に生産拠点をつくることになった時に、さまざまな候補地から最終的に十和田市に決めました。一番の決め手となったのは、十和田市の誘致企業の受け入れ体制が非常に良かったからです。右も左もわからない中、土地の問題から、人の雇用の問題、工場の建設問題などいろいろな面で協力いただきました。
青森に決めて良かったと思うのは、働く環境としては最高だというところです。他の2工場と比べても夏場はエアコンがなくても冷涼な気候で快適ですし、雑音もなく、自然に囲まれて仕事に専念できる環境です。製品の配達には主にトラックを利用して各地と製品の配送をしますが、特に交通に不便を感じることもありません。青森には山があり、川があり、自然に恵まれて四季がはっきりしていて良いですね。新幹線でも東京から3時間で来られますし、特に遠いとは思いません。





現地従業員が活躍。女性を活かせる職場づくりもしていきたい。

最初の頃はシンプルな単機能の製品を東北工場にて生産していましたが、今は洗浄機や複雑な高機能の製品も製造しております。技術も他の工場と比べて同等ではありますが、今後さらに技能を高めるため、研修や新入社員の本社での合同研修などにも力を入れています。
東北工場の従業員の平均年齢は35歳くらい。約210名いるのですが、ほとんどが現地の人です。皆真面目で、真剣に取り組んでくれています。従業員は男性が約75%。男性が多い職場ですが、今後は女性も多く採用して、女性の力を活かしていけるような職場にしていきたいと思っています。
そして人もいい。みんなコツコツと真面目に努力してくれます。このように人材や食材が揃っていて、新幹線や飛行機などのアクセスも年々良くなっている。私どものような食品会社にとっては、まさに宝物のようなところです。

掲載年月:H26.10


マルゼン工業株式会社
旧:マル厨工業株式会社(H31変更)
〒034-0212
青森県十和田市大字米田字山日向23-1
【本社】東京都台東区根岸2丁目19番18号
【会社設立】1986年
【操業開始】1999年
【従業員数】489人(東北工場210人)
【事業内容】業務用厨房機器の総合メーカー
2014年8月現在


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