お願いします。 投稿者:可否 投稿日:2005年11月13日(Sun) 11:10 No.1258
伸先生 由由さん、こんにちは。
よろしくお願いします。
秋昼や耳いたくまでダンモ聴く 健太
長き夜やバッハのチェロの無伴奏 健太
バッハの句ははじめ、「長き夜やロストロポーヴィッチ聴く」としましたが、固有名詞が落ち着かなくて曲名に変えました。
「ダンモ」は「モダンジャズ」のことですが古いですか。
Re: お願いします。 伸 - 2005年11月13日(Sun) 15:14 No.1262
健太さん、こんにちは。
秋昼や耳いたくまでダンモ聴く 健太
「ダンモ」なんて音楽にうとい私には初めての言葉で、広辞苑をひいてみましたが、ありませんませんでしたした。やはりどんな句でも普遍性のない言葉は避けた方が良いでしょうね。「秋昼や耳いたきまでモダンジャズ」というような作り方ではダメなのでしょうか。
長き夜やバッハのチェロの無伴奏 健太
これも私には分かりにくいのですが、「無伴奏」という曲がバハにはあるのですか、それとも文字通りアカペラのチェロのみの音楽なのでしょうか、それなれば「ア・カペラのバッハのチェロや秋の夜」とでもしたいところですが、全く見当はずれのことを言いているのかもしれません、伴奏にアカペラというようなことは、ほとんど云いませんからね。
Re: お願いします。 可否 - 2005年11月13日(Sun) 17:46 No.1267
伸さん、ありがとうございました。
「ダンモ」は「モダン」を逆して得意がって使っていた40年ほど前の「若者言葉」でした。やはり、通じない言葉、自分だけ得意がった言葉は駄目でした。特に俳句は言葉を大切にするのでした。
秋昼や耳いたきまでモダンジャズ 健太
これで良いんですね。
長き夜やバッハのチェロの無伴奏 健太
「無伴奏チェロ組曲」(J.S.バッハ)のことを詠いたかったのでした。ロストロポーヴィッチの演奏が有名でひきこまれます。「ロストロポーヴィッチ」だけで9字使います。
「ア・カペラのバッハのチェロや秋の夜」
ロストロのバッハのチェロや秋の夜 健太
これではまた「ロストロ」が自分勝手な呼び方になりますね。
いっそ、
ロストロポーヴィッチ聴く秋の夜 健太
単なる報告になってしまいました。宿題とします。ありがとうございました。
宜しく御願いいたします 投稿者:遊凪 投稿日:2005年11月13日(Sun) 12:52 No.1260
伸さん、皆さん こんにちは。
宜しく御願いします。
ふんはりと浮かぶ雲まで花野なり 遊凪
標なき花野の道を遊びけり 遊凪
Re: 宜しく御願いいたします 伸 - 2005年11月13日(Sun) 15:27 No.1264
遊凪さん、こんにちは。
ふんはりと浮かぶ雲まで花野なり 遊凪
ちょっと理屈ぽい感じがしますね。やはり「雲まで」の「まで」がいけないのでしょう。こんなふうに主観的に作らず、客観的に作られた方が、一句としての成功率が高いと思います。また「なり」という断定の仕方もどうかと思います。「ふんわりと白雲うかべ花野かな」というような作り方のが良いのではないでしょうか。
標なき花野の道を遊びけり 遊凪
面白いところへ行きかけているのですが、「遊びけり」で、面白さが逃げていってしまったという感じですね。「標なき花野の道にただよへり」というようなのはどうでしょうか。それぞれ好みがあるので、一概にはいえませんが。
Re: 宜しく御願いいたします 遊凪 - 2005年11月13日(Sun) 17:20 No.1266
伸さん、皆さん こんにちは。
ご多忙の中、早速の添削を有難うございました。
「まで」、「なり」、「遊びけり」
もう一歩も二歩も思い浮かびませんでした。
横の画像は今年育てたコスモスです。≧^_^;≦
最近忙しくて・・・ 投稿者:白兎山人 投稿日:2005年11月13日(Sun) 11:18 No.1259
伸先生 由由さん、こんにちは。
今月もよろしく・・ と、言っても、
なかなか句作の余裕(心)がありません。
夕風に妻の好みし柿を食ふ 白兎山人
Re: 最近忙しくて・・・ 伸 - 2005年11月13日(Sun) 15:24 No.1263
夕風に妻の好みし柿を食ふ 白兎山人
奥さんを亡くされて、その方をしのびつつの作品のように思われます。この句の場合、「夕風」でしっかり切った方がいいでしょう。「夕風や妻の好みし柿を食ふ」切れ字の力によって句が立ち上がってくると思います。
Re: 最近忙しくて・・・ 白兎山人 - 2005年11月13日(Sun) 15:55 No.1265
早速に有難うございます。
最初は 夕風や にしてたんですが 強いかと思って・・・
う〜む 難しいもんですね。
言われて見れば なるほど(^^)
白兎山人
11月俳句教室 投稿者:
由由 投稿日:2005年11月12日(Sat) 21:37 No.1256
お待たせいたしました。
11月の添削教室が明日13日、はじまります。
暦の上では立冬も過ぎましたが、まだ私は、観楓に出かけていません。来週、再来週辺りが見ごろかと思いますが、みなさんのお住まいの辺はいかがでしょう。
そうはいっても、庭では石蕗の花が咲いています。
初冬の季ですね。
今月もたくさんの方がご参加くださるのを、楽しみにお待ちしています。
***************11月 俳句教室********************
今月の投稿受付 13日〜15日(24時まで)
投稿の方法
1.夫々が、新規発言でお願いいたします。
投稿 → 添削 → お礼のコメント
2.下記を書き込んでアップしてください。
俳句 2句程度
それぞれに、作者名(俳号、ハンドル、本名なんでも可)
短いコメント(任意)
**************************************************
初めて方、大歓迎です。是非ご参加ください。 由由
秋ですね/由由 投稿者:
由由 投稿日:2005年11月05日(Sat) 16:19 No.1254
みなさん、お変わりありませんか。
もう、11月ですね。
先月の教室に、秋の隅田川を可否さん、キノコ展の赤い一箱のPanさん、秋のお写真をありがとうございました。
石蕗の花が、柿の実が、南天の実が、塀の蔦紅葉と、庭を見渡せば身近にこんなに秋が・・・。
外出しなければ句ができないなどと、いい訳をしてきましたが、それが言えなくなっています。
どうしましょう。σ(^_^;)アセアセ...
庭の柿を取りました。
エプロンに夫の投げ入る富有柿 由由
みなさんの身近な秋も、どうぞお寄せ下さいませ。
楽しみにしています。
お願いします。 投稿者:Pan 投稿日:2005年10月15日(Sat) 21:56 No.1236
伸 さん、こんにちは。
今月もよろしくお願いします。
野菊摘み環状列石に立ち入りぬ 汎
陳列に赤い茸も混じりおり 汎
先日は小樽へ行って来ました。
Re: お願いします。 伸 - 2005年10月16日(Sun) 09:36 No.1240
汎さん、こんにちは。
野菊摘み環状列石に立ち入りぬ 汎
やはり中九というのは字あまり過ぎます。特に中七の字あまりは避けたいですね。このような場合には、その熟語や、名詞を頭に持ってくるといいと思いま。「環状列石野菊摘む手をとめてみる」というような作り方をされた方が、一句の流れは良くなります。
陳列に赤い茸も混じりおり 汎
これはちょっと不親切な作り方で、この陳列がどういう陳列なのかと言うことが分かった方が良いと思います。ですから前書きなどをつけられたら、いいのではないでしょうか。
Re: お願いします。 Pan - 2005年10月17日(Mon) 12:06 No.1248
伸さん、こんにちは。
添削をありがとうございました。
>>野菊摘み環状列石に立ち入りぬ 汎
>やはり中九というのは字あまり過ぎます。特に中七の字あまりは避けたいですね。
>このような場合には、その熟語や、名詞を頭に持ってくるといいと思いま。
>「環状列石野菊摘む手をとめてみる」というような作り方をされた方が、一句の流れは良くなります。
何とか環状列石を詠み込みたくて拘りました。 その輪の中へ入ると縄文時代にタイムスリップしたように感じたからです。 しかし、拘ると云うこと自体良くないですね。
添削頂いた句で願っていた雰囲気も表現出来ました。
>>陳列に赤い茸も混じりおり 汎
>これはちょっと不親切な作り方で、この陳列がどういう陳列なのかと言うことが分かった方が良いと
>思います。ですから前書きなどをつけられたら、いいのではないでしょうか。
博物館で大勢のボランティアが、翌日始まるキノコ展の仕分けをしていました。殆どのキノコが地味な目立たない色をしている中で、鮮やかな色の毒茸ベニテングダケが一際目を引きました。 前の句ではスーパーの陳列と区別が付きませんでしたね。
キノコ展赤い一箱混じりおり 汎
引き続きよろしくお願いします。
Pan
10月/遊凪 投稿者:遊凪 投稿日:2005年10月15日(Sat) 21:05 No.1235
伸さん、皆さん こんにちは。
遅ればせながら、今月もよろしくお願い致します。
草上は蜻蛉ヶ原と言ふべきや 遊凪
レストランの窓辺に在りて吾亦紅 遊凪
私もPCのトラブルで修理に送ることになりました。
旧機でなんとか繋がっております。≧^_^;≦
Re: 10月/遊凪 伸 - 2005年10月16日(Sun) 09:33 No.1239
遊凪さん、こんにちは。私は仕方がないので、安物のノート型のパソコンを一つ買いました。
草上は蜻蛉ヶ原と言ふべきや 遊凪
一見写生風に見えますが、やはり理の強い俳句ですね。俳句はこういうふうに詠わず、特に「言ふべきや」などといはず「蜻蛉群れ蜻蛉ヶ原の草っ原」あるい「蜻蛉群れ蜻蛉ヶ原となりにけり」など、このような作り方の方が、いいと思います。
レストランの窓辺に在りて吾亦紅 遊凪
このように作ると大変主観の強い俳句になりますね。掲句のような作り方は、賛否半ばすると思いますが、これは好みの問題ですから、どれくらい人様の共感を得られるか、句会などへ出してみられたらいかがですか。
Re: 10月/遊凪 遊凪 - 2005年10月16日(Sun) 21:45 No.1246
伸さん、皆さん こんにちは。
お教えを有り難うございます。
一句めは「蜻蛉群れ蜻蛉ヶ原となりにけり」の様でした。
二句めの初案は「レストランの窓辺を飾る吾亦紅」でしたが、
ここに出句する前に変更したものです。
有り難うございました。
隅田川 投稿者:可否 投稿日:2005年10月15日(Sat) 23:38 No.1238
伸さん、由由さん、こんにちは。
遅くなりましたが、宜しくお願いします。
言問ひの橋の灯りや秋の雲 健太
ホームレス消へて寂しや鱗雲 健太
13日には東京分室(大江戸会)の勉強会があって浅草に行き、
時間があったので、吾妻橋から言問橋に墨堤を歩きました。秋の
隅田川も良いものです。
Re: 隅田川 伸 - 2005年10月16日(Sun) 09:38 No.1241
健太さん、こんにちは。
言問ひの橋の灯りや秋の雲 健太
これでもいいと思いますが「言問の橋点りそめ秋の雲」というような作り方をしますと、その時の時刻まで、しっかりと表現できるのではないでしょうか。
ホームレス消へて寂しや鱗雲 健太
「ホームレス」と「寂しや」は、引っ付きすぎだと思います。もう少し写生風に、「鱗雲土手をおり行くホームレス」というような作り方にされたらいかがでしょうか。
Re: 隅田川 可否 - 2005年10月16日(Sun) 16:53 No.1245
伸さん、添削を有難うございます。
言問橋の原句は時刻が限定されず迷っていました。
添削 言問の橋点りそめ秋の雲 健太
かなりすっきりしました。有難うございます。
原句 ホームレス消へて寂しや鱗雲 健太
添削 鱗雲土手をおり行くホームレス 健太
やはり具体的なものが見えないと、句にパンチが無いですね。
勉強になりました。有難うございます。
秋の空 投稿者:ゆき 投稿日:2005年10月14日(Fri) 15:31 No.1221
皆さま、伸先生、由由 さま
すっかり秋ですね,この時期になりますと
同級会やら集まりが多くなりますね、
連れ立って、秋の山路を歩くのも楽しみです
同窓の訛りに戻るきのこ飯 ゆき
その丈に埋もれ芒の揺れ止まず ゆき
よろしく、お願いいたします
Re: 秋の空 伸 - 2005年10月15日(Sat) 15:21 No.1229
ゆきさん、こんにちは。
同窓の訛りに戻るきのこ飯 ゆき
これでもいいかと思いますが「同窓の訛り懐かしきのこ飯」というような作り方もあります。
その丈に埋もれ芒の揺れ止まず ゆき
この句はとても添削が難しいですね。このままの表現でもわからないことはありませんが、「その丈に」というあたりに引っかかります。しかし初めに申しましたように、ちょっと直しにくい句なので、このままにしておきましょう。
Re: 秋の空 ゆき - 2005年10月16日(Sun) 14:35 No.1244
伸先生、添削り
ありがとうございました
いつもながらの自己満足の私の俳句
ですね、
>「同窓の訛り懐かしきのこ飯」という
>ような作り方もあります。
色んな作り方が参考になります
@その丈に埋もれ芒の揺れ止まず ゆき
*空見えて芒の原に抱かれゐる ゆき
*幾年の芒の原の揺れ止まず ゆき
俳句って難しいものですね
又、よろしくお願いいたします、
宜しくお願い致します。 投稿者:ひかり 投稿日:2005年10月14日(Fri) 09:35 No.1219
伸先生 由由さん お早う御座います。
爽やかな朝です、今月も宜しくお願いいたします。
椿の実弾けて打たる寺の門 隆子
行秋やドッヂボールの線を引く 隆子
Re: 宜しくお願い致します。 伸 - 2005年10月15日(Sat) 15:15 No.1228
隆子さん、こんにちは。
椿の実弾けて打たる寺の門 隆子
「打たる」と他動詞にせず、「椿の実弾けて打ちぬ寺の門」ほうがいいと思います。
行秋やドッヂボールの線を引く 隆子
中七に対して「行秋や」が重く感じられますので、「そぞろ寒ドッヂボールの線を引く」というようにされたらいかがですか、
Re: 宜しくお願い致します。 ひかり - 2005年10月16日(Sun) 10:25 No.1243
伸先生 今日は
添削どうも有り難う御座いました。
他動詞、重い感じ、凄く勉強になりました。
一句でも多く励みたいと思います。
☆ 〜ひかり〜 ☆