宜しくお願いします 投稿者:きょうこ 投稿日:2005年11月15日(Tue) 22:06 No.1289
伸先生、由由さん こんばんは
雪の便りが聞かれるこの頃となりました どうぞお身体には気をつけて下さい。
石蕗の花せまき路地にも絵になりて きょうこ
仰ぎ見る十一月のダリア花 きょうこ
石蕗の花の佇まいは葉の重なり具合、花の立ち姿何処においてもしっとりと趣きがあります。
ダリアとは植物園に登場している皇帝ダリアのことです。
今年はよっこさんから苗を送っていただいて育てていますが
背丈が5メートルにもなり 咲いたお花は下から見上げる状態になります。額に手をかざし空を見上げる格好でお花見をしています。
Re: 宜しくお願いします 伸 - 2005年11月16日(Wed) 19:39 No.1292
きょうこさん、いさをさん、こんばんは。
今日は、早朝から出かけていまして、先ほどから帰ったばかりです。夜は十時にはもう眠っています。ですから夜更けの出句は見ることはできませんそんなわけで、すっかりレスが遅くなってしまいました。おそまきながら始めましょう。
石蕗の花せまき路地にも絵になりて きょうこ
「絵ように」とか「絵になりて」と言ってしまえば簡単なのですが、そんな抽象的な言い方でなくもっと具体的に、どのような形で絵になっているかということを、表現することがとても大切です。ですから出来は悪くても「石蕗の花路地の奥まで日がさして」というような作り方をするように努めてください。
仰ぎ見る十一月のダリア花 きょうこ
この句は面白いところに目をつけておられるのですが、ダリアは夏の季語で、十一月といっしょに詠みこむのは無理だと思います。これは歳時記というものがあって、それに従って私たちは俳句を作っているわけですから、その約束ごとには従はなければなりません。ということで、これからはこのような季重なりを避けるように、歳時記をよく読んで俳句をつくるようにしましょう。
Re: 宜しくお願いします きょうこ - 2005年11月17日(Thu) 13:48 No.1296
伸先生こんにちは。お忙しくてお疲れのところ時間を作っていただいてありがとうございます。
「抽象的な言い方でなくもっと具体的に」 はい、これから気をつけるようにしてみます。
「季重なり」また、やってしまいました 前々回でご指摘を戴いたのですが・・
注意を受けてから気が付くようでは駄目ですね。
表現の仕方を勉強します。
きょうこ
宜しくお願い致します。 投稿者:玲 投稿日:2005年11月15日(Tue) 00:47 No.1277
伸先生、由由さん、こんばんは。
今月も、よろしくお願いします。
湖にふっと落ち行く秋一日 玲
賽銭の音響きたる古都の秋 玲
琵琶湖に行って来ました。
宜しくお願い致します。
Re: 宜しくお願い致します。 伸 - 2005年11月15日(Tue) 15:32 No.1282
玲さん、こんにちは。
湖にふっと落ち行く秋一日 玲
「秋一日」というものは言うまでもなく秋の一日のことですから、「湖にふっと落ち行く秋夕日」とされた方がいいでしょう。
賽銭の音響きたる古都の秋 玲
この句も湖の神社での出来事とされた方が面白いのではないでしょうか「賽銭の音湖へ消ゆ竹生島」
Re: 宜しくお願い致します。 玲 - 2005年11月17日(Thu) 11:38 No.1295
ありがとう御座いました。
旅の一日が終わって旅館の窓から見た夕日がとても綺麗でした。
素直に表現すればいいのですね。
ありがとう御座います。
こんばんは 投稿者:いさを 投稿日:2005年11月15日(Tue) 22:48 No.1291
いま ビールしてます
すみません
川柳まがいを おねがいします
重ね着もウヲームビズは胸をはり いさ
すみません
Re: こんばんは 伸 - 2005年11月16日(Wed) 19:41 No.1293
いさをさん、お待たせしました。
重ね着もウヲームビズは胸をはり いさを
横文字と洋楽に弱い私には「ウヲームビズ」という単語の意味が全くわかりません。でありますから、この俳句、添削の仕様がありませんので、パスということになります。悪しからずご諒承下さい。
お世話様になります 投稿者:恵月 投稿日:2005年11月14日(Mon) 22:43 No.1276
伸先生、由由さんお世話様になります。
少し寒くなりましたが今月もどうぞ宜しくお願いいたします。
満月をかすめ旋回機上の夫 恵月
勉強会団栗菓子を手に笑顔 恵月
今年の中秋の名月はとてもすばらしく、日が沈みかけた頃
東の空に真ん丸い大きな月を貫くように飛行機が舞っていました。十六夜は季語になりますでしょうか?少々迷いました。
何度も灰汁抜きをしてクッキーを手作された立花さん、ご馳走様でした。地元紙の夕刊で紹介されました。
恵月
Re: お世話様になります 伸 - 2005年11月15日(Tue) 15:30 No.1281
恵月さん、こんにちは。
満月をかすめ旋回機上の夫 恵月
十六夜は立派な季語ですが、この句を見ますと、あなたのご主人が飛行機を操縦されてるようない感じですね。それだととても面白い作品だ思います。しかし、そうでないのでしたら「満月をかすめ飛行機二度三度」とというような表現の方が分かりやすいと思います。
勉強会団栗菓子を手に笑顔 恵月
お友達が、団栗でお菓子を作られたのですね。下五の納め方が平凡ですから「勉強会団栗菓子に拍手かな」の方が少しはマシかもしれません。
Re: お世話様になります 恵月 - 2005年11月15日(Tue) 22:10 No.1290
伸先生 こんばんは。
添削有難うございます。
>十六夜は立派な季語ですが、この句を見ますと、あなたのご主人が飛行機を操縦されてるようない感じですね
本当は十六夜の月だったのですが季語に使えるのか解りませんでしたので満月としてしまいました。有難うございます。
主人は飛行機どころか我が家の操縦もままならないのです。!(^^)!
>団栗菓子に拍手かな
なるほどですね。皆んな団栗が食べられることさえ知らなかったほどですのでまさしく拍手!!ですよね。
本当に勉強になります。
有難うございました。
恵月
よろしくお願いいたします 投稿者:よっこ 投稿日:2005年11月15日(Tue) 14:25 No.1280
伸先生 由由さん こんにちは
小春日や駝鳥みている誕生日 よっこ
山茶花や横ぎる猫によく会ふ日 よっこ
よろしくお願いいたします。
Re: よろしくお願いいたします 伸 - 2005年11月15日(Tue) 15:41 No.1285
よっこさん、こんにちは。
小春日や駝鳥みている誕生日 よっこ
面白い誕生日の句ですね。これでもいいと思いますが「小春日や駝鳥眺める誕生日」も悪くないと思います。
山茶花や横ぎる猫によく会ふ日 よっこ
「山茶花やまたまた猫に横ぎられ」「山茶花や猫が横ぎる二度三度」いろいろと、考えてみましたが、よっこさんの句が一番いいかもせれません。
ありがとうございました よっこ - 2005年11月15日(Tue) 20:57 No.1288
伸先生 こんばんは
このごろ俳句がわからなくなっています。もう少し上手に作ろうと思えばできそうな気がしますが、そうしようと思うと、かっこばかりのような気がして、とまどってしまいます。へたながら勢いのあった前に戻りたくなります。
今月もどうもありがとうございました。
拙速ですが宜しくお願いいたしま... 投稿者:香 投稿日:2005年11月15日(Tue) 12:15 No.1279
伸先生、由由さんよろしくお願いいたします。
斉藤茂吉記念館
アララギの歌碑鎮もりて夕時雨 香
事故見舞いで、急遽日帰りで山形へ。幸い命に別条なく
ほっとし、帰路列車待ちの間に近くの茂吉記念館へ。
紅葉に夕時雨・・・と句材豊富でしたが、なにぶん気忙しい
なかの即吟です。宜しくお願いいたします。
Re: 拙速ですが宜しくお願いいた... 伸 - 2005年11月15日(Tue) 15:38 No.1284
香さん、こんにちは。
斉藤茂吉記念館
アララギの歌碑鎮もりて夕時雨 香
この句の場合「鎮もりて」という。わずか五文字しか自分の思いを挿入するところがないわけです。ここへ何を入れるか、それによって、このの佳し悪しが決まるわけですから、とても難しいですね。「アララギの歌碑に額ずく夕時雨」「アララギの歌碑をながめる夕時雨」など色々あると思いますが、最後の
文字を入れられるのは香さん、やはりあなたでしょう。
ありがとうございました。 香 - 2005年11月15日(Tue) 19:36 No.1287
伸先生ありがとうございました。
>
アララギの歌碑鎮もりて夕時雨 香
・・・中略「アララギの歌碑に額ずく夕時雨」「アララギの歌碑をながめる夕時雨」など色々あると思いますが、最後の
文字を入れられるのは香さん、やはりあなたでしょう。
難しいご指摘をいただきました。原句いささか主情が入りすぎ
かと思いました。そもそもの第一案は
アララギの魂を鎮めて夕時雨 でしたが、これでは前書きが
ないと、殆ど伝わらないし、また非常に主観的だと、「魂」を
「歌碑」と具象性をもたせたつもりでしたが・・・。却って窮
屈にしてしまったかもしれません。
いろいろな意味で、非常に刺激的な一日でしたので、もう
しばらく日時を置き、醗酵させてから句にするべきでしょうか?吟行苦手の私、これも宿題ですね。
ありがとうございました。 香
よろしくお願いします 投稿者:Pan 投稿日:2005年11月15日(Tue) 12:12 No.1278
伸 さん、こんにちは。
秋も深くなりました。
今月もよろしくお願いします
日溜まりの掃溜菊や神の留守 汎
鰰の子をぶりっこと教えられ 汎
(掃溜菊) Pan
Re: よろしくお願いします 伸 - 2005年11月15日(Tue) 15:35 No.1283
汎さん、こんにちは。
日溜まりの掃溜菊や神の留守 汎
面白い菊を見つけてこられましたね。この字句の面白さによって、この句は立派に立ち上がっていると思います。
鰰の子をぶりっこと教えられ 汎
すこし、報告的なところが気になりますが、この句はこれでいいのではないでしょうか。
Re: よろしくお願いします Pan - 2005年11月15日(Tue) 17:40 No.1286
伸さん、こんにちは。
添削頂きありがとうございました。
いつも理屈っぽくなるので、思いっきり理屈抜きにしてみました。こんどは小学生の俳句のようかな? と反省しています。このどちらかの極端になります。
>> 日溜まりの掃溜菊や神の留守 汎
掃溜菊は雑草中の雑草ですが近くで見るときれいで、気になっている草です。
>> 鰰の子をぶりっこと教えられ 汎
京都の小料理屋で秋田弁のおばさんが教えてくれました。
来月もよろしくお願いします。
Pan
よろしくお願いします 投稿者:旭穂 投稿日:2005年11月13日(Sun) 21:00 No.1268
伸先生、由由さん、こんばんは。
今月も、よろしくお願いします。
冬紅葉立たせてみたい吾子下す 旭穂
大霜やこの石ころも古戦場 旭穂
関ヶ原でよみました。
Re: よろしくお願いします 伸 - 2005年11月14日(Mon) 14:15 No.1271
旭穂さん、こんにちは。
冬紅葉立たせてみたい吾子下す 旭穂
「立たせてみたい」より「冬紅葉立たせてみたく吾子下す」の方が良いのではないでしょうか。
大霜やこの石ころも古戦場 旭穂
「この石ころも」という表現は、理屈ぽいので「霜の石一つ蹴つたり古戦場」とされた方が写実的で良いのではないでしょうか。
Re: よろしくお願いします 旭穂 - 2005年11月14日(Mon) 21:02 No.1275
添削有り難うございました。 い と く でだいぶ違いますね。今後とも宜しくお願い致します。
お願いいたします 投稿者:ゆき 投稿日:2005年11月13日(Sun) 21:04 No.1269
伸先生 由由さん、皆さま
お世話になります
駿河は冷えます、日が沈みますと
トタンに寒いですね、こう言う晩は
早めに暖かなお風呂へ入り
寝るに限りますね。
栗ご飯小さき膝を寄せゐたり ゆき
小春日の手熨斗で済ます洗い物 ゆき
皆さまお風邪にご注意を、、、
Re: お願いいたします 伸 - 2005年11月14日(Mon) 14:17 No.1272
ゆきさん、こんにちは。
栗ご飯小さき膝を寄せゐたり ゆき
これでいいと思いますが「栗御飯小さき膝を寄て待つ」というような作り方もあります。
小春日の手熨斗で済ます洗い物 ゆき
「手熨斗」なんて忘れてしまっていた言葉を見つけ出しててこられて、旨く一句にまとめられたのは手柄ですね。季語の斡旋もなかなかいいと思います。
Re: お願いいたします ゆき - 2005年11月14日(Mon) 15:27 No.1274
伸先生、添削 ご感想
ありがとうございました
@栗ご飯小さき膝を寄せて待つ
この方が素直ですね、
@小春日の手熨斗で済ます洗い物 ゆき
この場合、洗濯ものですが字余りに
なってしまいますので、「洗い物」と
しましたが、
情景の表し方は難しいですね
又、よろしくご指導くださいませ
山へ登って 投稿者:
まるこ 投稿日:2005年11月13日(Sun) 21:59 No.1270
伸先生 由由さん こんばんわ
日本一枕木階段がある栗野岳へ登ってきました
紅葉狩りもって下りたし栗野岳
カラスうり頭を垂れる老女かな
寒くなりました。俳句よろしく添削ご指導ください
Re: 山へ登って 伸 - 2005年11月14日(Mon) 14:20 No.1273
まるこさん、こんにちは
紅葉狩りもって下りたし栗野岳 まるこ
「もつて下りたし」と言う比喩は感心しませんねぇ、的確でないと思います。「紅葉狩借景に欲し栗野岳」というような表現の方が穏当で良いでしょう。
カラスうり頭を垂れる老女かな まるこ
あまりに意味もなく、名詞や固有名詞にない平かな片仮名を混在させるのはやめたほうがいいです。また、中七以下が烏瓜に対して、どういう意味なのかちょっと理解しかねますね。このこの説明をお聞きしたうえで、添削できる句なれば、添削したいと思います。