俳句教室/2006年4月 投稿者:
由由 投稿日:2006年04月12日(Wed) 20:04 No.1496
みなさん、こんにちは。
桜前線はどのあたりまでいっていますでしょう。
秋田県角館に妹が旅行していて、桜はまだで残念だといってきました。
桜は散りましたが、いま家の庭には白と淡紅色のライラックの花が
咲いています。
石楠花もひらき始め、美しい花々の中にとっぷりと浸って、幸せを
実感しています。♪o(^-^o)(o^-^)o♪
さて、明日から俳句教室がはじまります。
みなさんのお越しをお待ちしています。
由由
***************4月 俳句教室********************
今月の投稿受付 13日〜15日(24時まで)
投稿の方法
1.夫々が、新規発言でお願いいたします。
投稿 → 添削 → お礼のコメント
2.下記を書き込んでアップしてください。
俳句 2句程度
それぞれに、作者名(俳号、ハンドル、本名なんでも可)
短いコメント(任意)
**************************************************
初めて方、大歓迎です。是非ご参加ください。 由由
吟行会へのお誘い 投稿者:
由由 投稿日:2006年04月02日(Sun) 12:29 No.1495
みなさん、こんにちは。
昨日は全国的に良いお天気だったようですね。
もう、お花見に出かけられましたか。
今日は、吟行会へのお誘いにあがりました。
以前からご案内してきましたN-FMELLOWの句会では、毎年一回吟行旅行を
しています。
今年も6月25日・26日に「妻籠・馬篭」で催します。
ここでいつもご一緒下さっている伸先生を中心に、よっこさん、遊凪さん、
由由も参加します。
ここ「俳句の部屋」にお立ち寄りいただいているメロウ倶楽部会員さんで、
これから俳句を詠んでみたい初めての方、経験者、この吟行への参加希望
がおありでしたら、喜んでお迎えいたします。
参加ご希望の方・詳細が必要な方は、由由までメール下さい。
お待ちしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
平成18年「メロウ俳壇・吟行会の予定」案
◆だいやまーく 日時 6月25日(日)〜26日(月)
◆だいやまーく スケジュール
25日・12:00 昼食をすませて中央線南木曽駅集合 マイクロバスで移動
福沢桃介記念館、桃介橋
http://www.nagiso-town.ne.jp/nagiso/kinen.htm
・12:30〜15:00妻籠宿散策
・16:00 ホテル木曽路着
〒399-5302長野県木曽郡南木曽町吾妻2278番地
電話0264-58-1126 ファックス0264-58-1234
http://www.kisojiland.co.jp/hotel/index.html
ホテル着後 投句(5句)・清記・copyなど句会の準備および入浴
・18:00〜21:00 食事・句会
・21:00〜二次会、カラオケ他、適宜
26日・7:00〜9:00 朝食(バイキング)適宜
・10:00 ホテル木曽路 出発
・10:30〜12:00 馬篭宿散策と昼食
・昼食:そば処 まごめや
・12:30 or 13:15 馬篭宿発 濃飛(乗合)バス
・12:59 or 13:43 中津川駅着後 解散
参考ダイヤ
13:56発 特急しなの12号 14:47名古屋着
13:40発 中央本線 14:58名古屋着
はじめまして。 投稿者:千波 投稿日:2006年03月15日(Wed) 23:10 No.1490
皆様 伸先生
俳句を始めたばかりの者ですがよろしくお願いします。
水温む池にはねたり鯉二匹 千波
一輪の赤い椿や卓の上 千波
よろしくご指導お願いします。 千波
Re: はじめまして。 伸 - 2006年03月16日(Thu) 09:46 No.1492
千波さん、お早うございます。
水温む池にはねたり鯉二匹 千波
はねた鯉が二匹と限定するからには、その裏付けのようなものが欲しいですね。ことほど左様に数を限定するということは難しい処があります。「水温む池にむつめる鯉二匹」のようにすると、二匹が生きてくるのですが。
一輪の赤い椿や卓の上 千波
この句はこれで良いと思いますが、このような発想は類想が多くて、先発句がごまんとあります。
Re: はじめまして。 千波 - 2006年03月16日(Thu) 18:14 No.1494
伸先生
ご指導ありがとうございました。
鯉二匹 鯉の群れでは変だし、字数が合うので鯉二匹にして
してしまいました。添削句を拝読して納得してます。
椿の句共々安易な句を恥ずかしく思います。
これからも勉強しますのでよろしくお願い致します。 千波
震えてます 投稿者:ゆき 投稿日:2006年03月15日(Wed) 11:29 No.1489
皆さま 伸先生、こんにちは
駿河は冬に逆戻り、春は遠く
着膨れを続けてます
でも確実に春の足音がして
をりますね
あたたかし病いの有れど厨ごと ゆき
雪解けの水滔々と岩を噛む ゆき
よろしく、お願いいたします
Re: 震えてます 伸 - 2006年03月16日(Thu) 09:44 No.1491
ゆきさん、お早うございます。
あたたかし病いの有れど厨ごと ゆき
「病いの有れど」はとても理が強いと思います。ここは実際とは違っていても、素直な表現で、「あたたかや病よき日の厨ごと」とされたらいかがですか。
雪解けの水滔々と岩を噛む ゆき
これでも通るとおもいますが「雪解けの水滔々と巌越す」というような表現もあります。
Re: 震えてます ゆき - 2006年03月16日(Thu) 12:47 No.1493
伸先生。いつも適切な批評ありがとうございます理屈ぽい私の俳句
心穏やかに、素直にと思いながら
中々治らなくて、、、
あたたかし病いの有れど厨ごと ゆき
添「あたたかや病よき日の厨ごと」
雪解けの水滔々と岩を噛む ゆき
添 「雪解けの水滔々と巌越す」
ずっと柔らかく優しく表現されてますね
ありがとうございました、
優しさ素直さを心がけます
ちょっと出かけます 投稿者:伸 投稿日:2006年03月15日(Wed) 10:29 No.1488
これから出かけますので、これ以降の添削は明日と云うことに
なります。悪しからずご諒承下さい。
伸
よろしくお願いします。 投稿者:Pan 投稿日:2006年03月14日(Tue) 18:42 No.1483
伸 さん、こんにちは。
昨日今日は粉雪が舞っています。 この寒さでこの冬が終わって欲しいです。
この色は白に決まりの桔梗の芽 汎
笹鳴きやバスストップに親子連れ 汎
桔梗の新芽が勢いよく伸びています。 白い花の桔梗は茎の色も淡いですね。 理屈っぽく過ぎましたか?
今年始めて笹鳴きをしている鶯の姿を目の前に見ました。
親子連れは卒業式だったようです。
よろしくお願いします。
Pan
Re: よろしくお願いします。 伸 - 2006年03月14日(Tue) 19:59 No.1485
汎さん、今晩は。
珍しい鶯の画像を有難うございました。まだまだ野山は枯れ色ですね
この色は白に決まりの桔梗の芽 汎
おっしゃるように少し理が強いですね。「真つ白の花を思はす桔梗の芽」というような方法もありますが、どちらも「思はす」「決まりの」というこの措辞が理屈となるのでしょう。しかし今回はいい案が浮かびませんので、これくらいで。
笹鳴きやバスストップに親子連れ 汎
汎さんにしては珍しく写生に徹した作品ですね。俳句はこうゆう風につくるのが一番いいですね。この親子連れがどうしたとか、こうしたとか、結果を出していないから、連想がひろがりそれが余情になるわけです。季語もよく働いていますし、この線でお励み下さい。
Re: よろしくお願いします。 Pan - 2006年03月15日(Wed) 09:48 No.1487
伸さん、おはようございます。
いつも自分で判りながら、説明/理屈の羅列になるので、これではいかんと、今月の伸さんの添削を一通り読み直している間に、ふと浮かび、2句目は数分間も掛からずに詠みました。
励ましを頂き元気が戻りました。 ありがとうございました。
去年の姿ですが、その桔梗の芽を添付します。
Pan
3月の俳句部屋 投稿者:遊凪 投稿日:2006年03月13日(Mon) 23:47 No.1480
伸さん、皆さん こんにちは。
今月もご指導の程、よろしく御願い致します。
寄る波の千代の白さよ春の海 遊凪
一畝残し馬鈴薯植ゑにけり 遊凪
Re: 3月の俳句部屋 伸 - 2006年03月14日(Tue) 09:50 No.1482
遊凪さん、お早うございます。
寄る波の千代の白さよ春の海 遊凪
「千代の白さ」をよしとする人と、そうでない人があるとおもいます。観念的な句を嫌う人は採らないと思います。しかしちゃんと出来ていますので。この句は直す処はありません。
一畝残し馬鈴薯植ゑにけり 遊凪
ちょっと報告的な処がある俳句ですね。何故一畝を残したのか、鑑賞する側から言いますと、そこの処をもう少し親切に作って欲しいと、いう思いがあります。なおこの句は字足らずですから「一畝を残し馬鈴薯植ゑにけり」の方が良いのではありませんか、
Re: 3月の俳句部屋 遊凪 - 2006年03月14日(Tue) 21:35 No.1486
伸さん、ご教示を有難うございました。
どうしても観念・主観に取り憑かれて、
相変わらず、なかなか抜けられないようです。
一畝は確信犯的にリズム上、字足らずにしました。
やはり、有季定型の重さを知らされました。
俳句での・情景が六割見える句というのは難しいものですね。
ご指導を有難うございました。
お持ちしました画像はご存知の「唐崎の松」です。
左下の句碑は芭蕉の「辛崎の松は花より朧にて」です。
よろしくお願いします 投稿者:旭穂 投稿日:2006年03月13日(Mon) 21:13 No.1479
伸先生、由由さん、こんばんは。
お水取心の修羅を払ひけり 旭穂
蕗の薹抱擁熱き道祖神 旭穂
今月もよろしくお願いします。
Re: よろしくお願いします 伸 - 2006年03月14日(Tue) 09:47 No.1481
旭穂さん、お早うございます。
お水取心の修羅を払ひけり 旭穂
ちゃんと出来ていましてこれで良いとおもいますが、このように自分の心の中で想っていることを、句にすることを主観俳句と言います。主観句は観念で作られますから、常識的な内容の句が多くて、意外性を大切にする俳句にはむきません。このような作り方も時には良いとおもいますが、しっかりと対象物が見えてくる物に即した作り方で、その中に少しだけ自分の思いを入れるような作り方の方が、俳句上達の上では、大切なことではではないかとおもいます。
蕗の薹抱擁熱き道祖神 旭穂
「抱擁」というような固い言葉は出来るだけ使うのを控えた方が良いと想います。例えば「蕗の薹熱く抱き合ふ道祖神」まずはこのような作り方から始めましょう。
Re: よろしくお願いします 旭穂 - 2006年03月14日(Tue) 19:38 No.1484
添削有り難うございます。主観俳句ですか、なかなか難しいですね。二句めは、抱き合ふでだいぶ変わりますね。来月も宜しくお願い致します。
よろしくお願いいたします 投稿者:よっこ 投稿日:2006年03月13日(Mon) 08:35 No.1473
伸先生 由由さん おはようございます
うららかや猫はまるごと干されゐし よっこ
種蒔きやけふは茶色の種ばかり よっこ
よろしくお願いいたします。
Re: よろしくお願いいたします 伸 - 2006年03月13日(Mon) 13:27 No.1476
よっこさん、こんにちは。
うららかや猫はまるごと干されゐし よっこ
これでもいいと思いますが「日うらら猫をまるごと干しにけり」と自動詞にする方法もあります。
種蒔きやけふは茶色の種ばかり よっこ
これもこれでいいでしょう。大きな畑に一日中種を蒔いているような感じのする句ですね。
ありがとうございました。 よっこ - 2006年03月13日(Mon) 16:55 No.1478
伸先生 こんにちは
日うらら猫をまるごと干しにけり
わっ よっぽど楽しいですね。 ありがとうございます。
一昨日はベランダの床まで暖かいのでわが家の猫がごろんごろん。 まるで
「猫の丸干しね」と夫と笑っていたのです。
枝豆や玉蜀黍は芽をだしましたし、瓜なども蒔きました。 せっせと畑仕事をしています。
今月もどうもありがとうございました。
今月もよろしく 投稿者:白兎山人 投稿日:2006年03月13日(Mon) 09:29 No.1474
伸先生 由由さん おはようございます
春早く咲く花は黄色が多いですね、菜の花、レンギョウ・・・
マンサクの這い出る黄色空の青 白兎山人
山門の柱は古りて梅香る 白兎山人
Re: 今月もよろしく 伸 - 2006年03月13日(Mon) 13:16 No.1475
みなさん、こんにちは。
修二会もおわりいよいよ春も近いというのに、今日はまた寒いですね。風など召さぬようにご用心下さい。白兎山人さん、添削を始めましょうか。
マンサクの這い出る黄色空の青 白兎山人
「這い出る」という表現は擬人法といいまして、人でない諸々を、人のよう表現したことを言うのですが、これがなかなかぴったりと嵌らないことが多ので、初めの内は擬人法を使わない方が賢明です。それと「マンサク」と片仮名で書いてありますすが、できるだけこのようなことは避けて、漢字やひらかなで表記したいですね。さて、この句ですが、「まんさくの黄のいきいきと空の青」というような感じで作りましょう。
山門の柱は古りて梅香る 白兎山人
こちらはこれでいいと思います。すこしひねりますと「山門の古りし柱や梅の花」というような作り方もあります。
Re: 今月もよろしく 白兎山人 - 2006年03月13日(Mon) 16:32 No.1477
早速に有難うございました。
春から秋は 日光国立公園のボランティアで開花調査をしていまして、
この場合、植物の名はカタカナを使用するものですから ツイ。
擬人法は避ける。わかりました。
ハイ 「香る」は ちょっと言いすぎかなと思ったりしていました。