凌ぎやすく成りました 投稿者:いさを 投稿日:2005年09月15日(Thu) 15:53 No.1191
今月も宜しくお願いします
月満ちて漆黒の波金の帯 いさを
砂浜の松を除けたり寝待月 いさを
凌ぎ易い日になってきました
冷房なしで昼寝しました
Re: 凌ぎやすく成りました 伸 - 2005年09月15日(Thu) 20:03 No.1192
いさをさん、こんばんは。
月満ちて漆黒の波金の帯 いさを
「金の帯」というところがひっかかりますので、「漆黒の波に一筋月の翳」と言うのはどうでしょうか。
砂浜の松を除けたり寝待月 いさを
「寝待月」というような季語は扱いにくく、また「砂浜の松を除けたり」という表現も、意味が不明瞭ですので、添削にならないかもしれませんが、「砂浜の松みな傾ぎ月今宵」としましょう。このような作り方の方が分かりやすいかと思います。
Re: 凌ぎやすく成りました いさを - 2005年09月16日(Fri) 01:33 No.1198
独り善がりの表現 気おつけます
有り難うございました
私事 明日・・もとい 今日 ゴルフでねつかれません・・
宜しくお願いいたします。 投稿者:ひかり 投稿日:2005年09月13日(Tue) 19:00 No.1160
伸先生 由由さん こんばんは
伸先生 HP早速お伺い致しました、宝の山に時間を忘れ見惚れておりました。度々お寄りさせて頂いております。
今月も宜しくお願い致します。
故郷は山形にあり芋煮会 隆子
ちちろ鳴く党首討論時間切れ 隆子
Re: 宜しくお願いいたします。 伸 - 2005年09月14日(Wed) 09:41 No.1164
隆子さん、お早うございます。
故郷は山形にあり芋煮会 隆子
望郷の俳句といいますか、回想の句とでもいますか、芋煮会がピタッと決まっていて、これでいいのではないでしょうか。
ちちろ鳴く党首討論時間切れ 隆子
時事性の強い俳句です。俳句は極端に短いですから。このようなジャンルは、短歌におまかせるしているのが実情です。政治・外交・戦争・紛争・警察沙汰などは、せっかく作っても、月日が立つと、すぐに忘れ去られてしまいますから、俳句ではあまり扱わないようです。同じ短詩でも、川柳では盛んに取り上げられています。そんなことで、これは俳句と川柳の本質的な違いがと思います。そんなことで、時事俳句というのはとても難しいということなのです。
Re: 宜しくお願いいたします。 ひかり - 2005年09月15日(Thu) 23:52 No.1193
伸先生 今晩は
今月もどうも有り難う御座いました。
時事俳句、私初めて知りました。仰せの通りですね、又新しく
勉強させて頂きました。ありがとうございます。
御願いします。 投稿者:遊凪 投稿日:2005年09月14日(Wed) 22:23 No.1182
伸さん、今月もよろしく御願い致します。
蝉の羽化銀河の中に始まれり 遊凪
朝顔の青き一日明けにけり 遊凪
Re: 御願いします。 伸 - 2005年09月15日(Thu) 09:11 No.1185
遊凪さん、お早うございます。
蝉の羽化銀河の中に始まれり 遊凪
大変主観の強い句です。添削というのは写実された句を、こおた方が良い。ああした方が良いと直してあげるものだと、私は思っています。主観の句は作者の心の中にずかずかと入っていって、その人の考えを捻るような形で添削しなければなりませんので、私はやらないことにしています。と言うわけで、悪しからずこの句の添削は勘弁下さい。
朝顔の青き一日明けにけり 遊凪
これくらいの軽い主観の句でしたら、見直す余地がありますのでの直すことができるわけです。この句の場合「青き」よりも「朝顔の紺の一日の明けにけり」の方が良いのではないでしょうか。
御願いします。 遊凪 - 2005年09月15日(Thu) 23:59 No.1195
伸さん、ご指導を有難うございます。
蝉の句は主観がそれほど強いとは自分で、思っておりませんでした。
以前の情景を思い浮かべてのことでした。
「中に」と下五の表現にその原因があるのかも知れませんね。
それとも中七の「銀河の中に」と据えたのが原因かと?考えております。
朝顔の句では「紺の」添削を有難うございました。
まだまだ、もう一歩も二歩も踏み込めないようです。
よろしくお願いします 投稿者:Pan 投稿日:2005年09月15日(Thu) 00:12 No.1184
伸 さん、こんにちは。
騒ぐ風ふと静まりて月白し 汎
溢れ水濁れる露地や赤蜻蛉 汎
この前の台風は神経をイライラさせました。
上の句は夜中に外へ出てみたときの事です。
下はテレビ画面で見た台風一過です。
溢れ水溢れる・・としたい気持ちがあります。
よろしくお願いします。
Re: よろしくお願いします 伸 - 2005年09月15日(Thu) 09:14 No.1186
汎さん、おはようございます。
騒ぐ風ふと静まりて月白し 汎
「騒ぐ風」よりも「山風の」とか「川風のふと静まりて月白し」というふうにして、できるだけ説明調は、避けた方が良いと思います。
溢れ水濁れる露地や赤蜻蛉 汎
同じリフレーンでも「水溢れ溢れて路地や赤とんぼ」とされると読みやすくなると思います。
汎さん、おはようございます。
騒ぐ風ふと静まりて月白し 汎
「騒ぐ風」よりも「山風の」とか「川風のふと静まりて月白し」という方にして、できるだけ説
明調は、避けた方が良いと思います。
溢れ水濁れる露地や赤蜻蛉 汎
同じリフレーンでも「水溢れ溢れて路地や赤とんぼ」とされると読みやすくなると思います。
汎さん、おはようございます。
騒ぐ風ふと静まりて月白し 汎
「騒ぐ風」よりも「山風の」とか「川風のふと静まりて月白し」という方にして、できるだけ説
明調は、避けた方が良いと思います。
溢れ水濁れる露地や赤蜻蛉 汎
同じリフレーンでも「水溢れ溢れて路地や赤とんぼ」とされると読みやすくなると思います。
Re: よろしくお願いします Pan - 2005年09月15日(Thu) 15:50 No.1190
伸さん、こんにちは。
振り返ってみても、どうも私の俳句はクドクドと盛り込んだ説明になりますね。 それでいて、人様の俳句に説明が過ぎるとピンと気になります。
判っているのですが、治らないところが性とでも云うのでしょうか? もっと強く意識することに努めます。
>同じリフレーンでも「水溢れ溢れて路地や赤とんぼ」とされると読みやすくなると思います。
これは「水溢れ溢れし路地や赤とんぼ」としても良いでしょうか?
どうもありがとうございました。
Pan
宜しくお願いします。 投稿者:きょうこ 投稿日:2005年09月14日(Wed) 13:56 No.1170
伸先生 由由さん こんにちは。
今日は日差しはまだ強いですが 爽やかな風が吹いて秋の気配を感じます。 ご指導お願いします。
枯れ尾花影長くして秋の暮 きょうこ
秋晴れの土手に紅さす彼岸花 きょうこ
秋の夕暮れにススキはぴったりです そのまま詠んでみました。
いつも見過ごしてしまう土手も彼岸花が咲くと目を奪われます 見入ってしまう事も度々です。
Re: 宜しくお願いします。 伸 - 2005年09月14日(Wed) 16:58 No.1174
枯れ尾花影長くして秋の暮 きょうこ
俳句の季語は約束ごとですから、その季節季節の季語を間違わないように使わなければなりません。この句の場合「枯れ尾花」は冬の季語であり、「秋の暮」は言わずとも秋の季語ですから、この使い方はよくありません。それに尾花といえば、秋ですから、「秋の暮」と言う必要もありません。「散り急ぐ尾花に風の日が暮るる」というようにまとめた方が良いでしょう。
秋晴れの土手に紅さす彼岸花 きょうこ
この句も同じことが言えます。彼岸花は秋に咲く花ですから、「秋晴れ」と言う必要はありません。悪い季重なりです。「晴れわたる土手に紅さす彼岸花」とされた方が良いでしょう。
Re: 宜しくお願いします。 きょうこ - 2005年09月15日(Thu) 11:58 No.1189
伸先生 こんにちは
添削有難うございました。
「枯れ尾花」、季語は気をつけていたつもりだったんですが 恥ずかしい。
今回の「季重なり」のご指摘 ためになりました。勉強します。
伸先生、HP拝見しました。「風の盆」の踊り子のいでたち、踊り方 妙に色っぽいですね。 笛や太鼓の盆踊りとはルーツが違うこと ここで初めて知りました。
ご無沙汰です 投稿者:
まるこ 投稿日:2005年09月14日(Wed) 22:44 No.1183
稲雀はばみて古き蚊帳を吊る
蜘蛛の巣の糸をひっかく光かな
伸さんおひさしぶりです
インプレス社より大人の愉快団にブログが掲載されました
まだ未熟ですが ここへきて句を勉強します
Re: ご無沙汰です 伸 - 2005年09月15日(Thu) 09:17 No.1187
まるこさん、おはようございます。
稲雀はばみて古き蚊帳を吊る まるこ
稲雀が、お家の中まで入ってくるのですか、この表現ではそのように受け取れますが、蚊帳は昼寝の蚊帳でしょうか。というようなことを考えますと、少し変な添削なるのですか「稲雀さわぎて昼の蚊帳を吊る」というような添削になってしまいました。
蜘蛛の巣の糸をひっかく光かな まるこ
「糸をひっかく」は、蛇足のようなきがしますし、情景が見えてきません「蜘蛛の巣を外づさんとする光かな」というような直し方ではご不満でしょうか。
Re: ご無沙汰です まるこ - 2005年09月15日(Thu) 10:02 No.1188
霧島の句会があったんですが、稲雀は農家の稲を食べにきます
それをよけるためです
稲雀騒ぎて昼の蚊帳を吊る
蜘蛛の巣をはずさんとする光かな
面白い発想です
ありがとうございます
また冊子をだします
宜しくお願い致します。 投稿者:玲 投稿日:2005年09月14日(Wed) 07:56 No.1162
伸先生 由由さんおはようございます。
ご無沙汰しておりました。
腰痛が・・・・。
新しき地蔵の瓔珞朝涼し 玲
街路樹に雀の塒鰯雲 玲
宜しくお願い致します。
Re: 宜しくお願い致します。 伸 - 2005年09月14日(Wed) 09:51 No.1166
玲さん、お早うございます。
新しき地蔵の瓔珞朝涼し 玲
中が八なのでなんとかしたいと思うのですが、難しい「朝涼し瓔珞ひかる地蔵尊」原句からだいぶ離れますが、このような作り方もあります。
街路樹に雀の塒鰯雲 玲
特に良いいいという訳ではありませんが、別段直ところもありません。街路樹が、固有の樹の名になったら、もう少し良くなるかもしれませんね。
Re: 宜しくお願い致します。 玲 - 2005年09月14日(Wed) 20:52 No.1181
ありがとう御座いました。
もっともっと勉強しなくてはいけませんね。
頑張りますので、宜しくお願い致します。
よろしくお願いします。 投稿者:旭穂 投稿日:2005年09月14日(Wed) 11:06 No.1169
伸先生、由由さん、こんにちは。今月もよろしくお願いいたします。
路地を抜け知らぬ子も呼ぶ庭花火 旭穂
精霊舟しずむ煙をこぼしけり 旭穂
Re: よろしくお願いします。 伸 - 2005年09月14日(Wed) 16:55 No.1173
路地を抜け知らぬ子も呼ぶ庭花火 旭穂
俳句は削れるところはできるだけ削って、余分なことを言わないほうが良い句になります。この句の場合でしたら「抜け」とか、「呼ぶ」というようなことは言わなくてもわかるような、句に仕立てたいですね。たとえば「知らぬ子が二三人ゐて路地花火」このような作り方の方がその情景がよくわかるのではないでしょうか、
精霊舟しずむ煙をこぼしけり 旭穂
面白いところをつかんでおられるのですが、やはり表現をもう少し工夫されて「精霊舟煙をこぼし沈みけり」というように、あっさりとして仕立てたほうが良いのではないでしょうか。
Re: よろしくお願いします。 旭穂 - 2005年09月14日(Wed) 20:11 No.1180
添削ありがとうございます。余分なことを省くことは、難しいです。添削していただくと、なるほどと納得できますが。今後とも、よろしくお願い致します。
全国オフ 投稿者:可否 投稿日:2005年09月14日(Wed) 14:54 No.1172
伸先生 由由さん こんにちは。
全国オフで甲斐の国に行きました。
添削をよろしくお願いします。
山の湯や青松笠の二つ三つ 健太
馬肥えて釜無川の瀬のひかり 健太
青松笠の句は宿の下部ホテルに着いた玄関先で読みました。
そこに句碑がありこんな立て札がありました。
釜無川の句は帰りに一度訪ねたかった信玄堤に行った時のものです。
このような句を月並み俳句というのでしょうか。
Re: 全国オフ 伸 - 2005年09月14日(Wed) 17:01 No.1175
健太さん、こんにちは。
山の湯や青松笠の二つ三つ 健太
このはこれでいいと思います。無駄なところがないのが良いですね。
馬肥えて釜無川の瀬のひかり 健太
このは、「天高し釜無川の瀬のひかり」とされた方が、景が大きくなるのではないでしょうか、大景を俳句にするのはなかなか難しいのですが、固有名詞に助けられて、大きな景色が見え来るので「馬肥えて」よりも「天高し」の方が良いと思うのですが、いかがでしょうか、
月並み俳句のことはまた機会がありましたら、述べてみたいと思います。
たくさんの句碑を見てこられてよかったですね。虚子は有名ですが、素十はその虚子の弟子です。
Re: 全国オフ 可否 - 2005年09月14日(Wed) 19:39 No.1179
伸先生、早速のコメントを有難うございます。
天高し釜無川の瀬のひかり 健太
季語は「天高し」が自然で良いですね。信玄堤に拘って大情景の南アルプス連峰が見えなくなっていました。
以前に教わった「寡黙な句」を心掛けています。
よろしくお願いいたします 投稿者:よっこ 投稿日:2005年09月13日(Tue) 22:27 No.1161
伸先生、由由さん、こんばんは
船酔ひのやう大風のコスモス野 よっこ
可愛くて邪魔な風船葛かな よっこ
今夜のお月さんもきれいです。よろしくお願いいたします。
Re: よろしくお願いいたします 伸 - 2005年09月14日(Wed) 09:48 No.1165
よっこさん、おはようございます。
船酔ひのやう大風のコスモス野 よっこ
もう少しで、すごくいい句になりそうな作品なのですが、そうしようと思うとどうしても字余りになります。「船酔ひのやうな大風コスモス野」この「コスモス野」がわたしとしては、気に入らないのですが、ほかに変わる言葉が探せません。一層「船酔ひのやうな大風花野径」とでもされたら、とも思うのですが、むずかしいところですね。
可愛くて邪魔な風船葛かな よっこ
この句はこれで。こぢんまりとまとまっていると思いますので、良いでしょう。
ありがとうございました よっこ - 2005年09月14日(Wed) 18:06 No.1178
伸先生
「コスモス野」は私も気にいらないのですが、単調なコスモスばかりが大揺れしましたので
船酔いみたいだと感じたような気がします。
機会があったら花野や、荻や、薄の原っぱにすっぽりと入ってみますね。
今月もどうもありがとうございました。 よっこ