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Home > 木材のPR > 木材のなんでも相談室 > Q 風呂場のスノコのかび防止にはどのような対策が有効ですか?

Q 風呂場のスノコのかび防止にはどのような対策が有効ですか?

A 防止対策としてまず、使用する材はスプルース、ベイツガ、モミのような腐りやすい樹種をさけ、できるだけヒノキ、ヒバなどを使うようにします。これらの樹種でも、心材以外では桟木と甲板の裏に油性の防腐剤を表板に滲み出さないように塗ります。次いで、木口には念入りに油性の防腐剤を塗り込み、さらに防水剤を吹き付けるかまたは固形ワックスを擦り込んで水が滲み込み難くするとよいでしょう。

1) 木材の表面の含水率が20%をこえるとかびが発生しやすくなります。家庭では普通、含水率計がないので、手のひらを木材の表面に押しつけ、冷たいと感じたときは含水率が高いと判断します。そのような木材は気温が20°Cをこえる季節では3〜7日位たつと黒いカビが生えてきます。とくに風呂場のスノコでは人間のあかなどの汚水がしみこんでいて、カビの栄養源となりますから、すぐにカビが生えてきます。板に一度カビが生えると、それが汚染源となって、その後は一層かびが生えやすくなります。

2) そこで、スノコのかび防止対策は、第一にスノコに使う材を選ぶことです。材はヒノキやヒバの心材(赤味)が最高です。少し安い板ならばスギ、カラマツの心材です。どんなにきれいな板でも、ベイツガ、スプルース、エゾマツ、トドマツ、モミ、アカマツはさけた方がよいでしょう。

3) また、スノコを購入したら、木口ならびに板の裏側と桟木には油性の防腐剤を表板の方に浸み出さないように丁寧に塗布します。スノコ表面は人が裸足で乗るので防ばい剤を吹き付けるよりは、防水剤を吹き付けて防水性を与えるか、固形ワックスを擦り込んで、水が簡単に材面からしみこまないようにすることが大切です。あとは使用後、日中できるだけ外気にあてて、乾燥させることが長持ちさせるのに効果的です。

一般社団法人 鹿児島県林材協会連合会
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