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Home > 木材のPR > 木材のなんでも相談室 > Q 木造住宅を建てるとき適切な材料を選ぶには、どうしたらよいでしょうか?

Q 木造住宅を建てるとき適切な材料を選ぶには、どうしたらよいでしょうか?

A 木造住宅の軸組みにはさまざまな寸法の製材が使われます。また、合板や石膏ボードなどの板類も使われます。その他さまざまな材料が使われますが、日本農林規格(JAS)や優良木質建材等認証(AQ)、工業製品の日本工業規格(JAS)、優良住宅部品(BL)などの品質表示制度があるので,これによって材料を選ぶことができます。ところが、肝心の製材の規格品を市場で入手するのは容易ではありません。そこで、製材に関しては工務店など施工者の責任者に、樹種名、産地、耐朽性、強度、乾燥材かどうかを訊ねることを勧めます。特に土台の耐朽性は重要です。

1) 集成材や合板など、木質系の建築材料は日本農林規格(JAS)で品質・性能が定められており、検査に合格した製品にはJASマークが付けられています。

2) 土台、柱、梁や桁などの製材はJAS製品があまり流通していません。そこで、土台には耐朽性の高いヒバ、ヒノキあるいは防腐処理土台を、柱は乾燥材のスギなどを、梁や桁も乾燥材を選ぶことを勧めます。なお木造軸組工法では木材を見せて使う場合が多いので、見栄えが重視されがちですが、構造部材に必要な性能は第一に強さであることに注意して下さい。

3) 日本農林規格(JAS)で規定されている主な建築材料は以下の通りです。

針葉樹の構造用製材 集成材 普通合板
針葉樹の造作用製材 構造用集成材 特殊合板
針葉樹の下地用製材 単板積層材 コンクリート型枠用合板
枠組壁工法構造用製材 構造用単板積層材 難燃合板
フローリング 構造用合板

4) JASの対象外で、(財)日本住宅・木材技術センターが期限を定めて認定する優良木質建材等認証制度(AQ認証制度)があり、製品には品質保証の頭文字AQマークが付されています。

高耐久性機械プレカット部材 乾燥処理機械プレカット部材 保存処理材
屋外製品部材 防腐・防蟻処理構造用集成材 等

5) 木材の基本的な性質は日本工業規格(JIS)に定められた試験方法で試験され、定められた方法で記載されます。

6) (財)ベターリビングによって品質・性能・価格・アフターサービス等の優れた住宅部品にBL表示をし、使用者の保護と便を与えています。

一般社団法人 鹿児島県林材協会連合会
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