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Home > 木材のPR > 木材のなんでも相談室 > Q ラワン、メランティ、セラヤの違いは? 国際的に通用する木の名前は?

ラワン、メランティ、セラヤの違いは? 国際的に通用する木の名前は?

A ラワンはフィリピンに生育しているフタバガキ科の3つの属、すなわちShorea、Parashorea、Pentacme属の重硬ではない木に対する呼び名で、ホワイトラワン、レッドラワン、イエローラワンなどのグループに対する名称であって、一種類の木の名前ではありません。日本でもマツ科の木をマツというのと同じです。

  1. フタバガキ科の同じ木がインドネシアやマレーシアにもあり、インドネシアではメランティ、マレーシアのサバ州ではセラヤと呼ばれています。木は身近な存在なので、それぞれの国でそれぞれの言葉で呼ばれています。それらを地方名といいます。地方名のなかで広く使われている場合は、それを一般名と言います。一般名が取引に使われる場合は、商業名とも言われます。
  2. 一つの木がいろいろに呼ばれたり、言葉の変化に伴って影響されては具合が悪いので、植物命名学会で名称がルール化されました。いわゆる学名です。それによれば、植物は属名と種名をラテン語で表し、斜体(イタリック)で記すというものです。種名の後に命名者名を記しますが、省くことができます。省いた場合は属名+種名なので、二名法とも言われます。スギはCryptomeria japonica D.Donn.で、属名のCryptomeriaは"隠れた部分"の意の名詞、japonicaは"日本の"の意の形容詞。ヒノキはChamaecyparis obtuseで、属名のChamaecyparisは"イトスギより小さい実の植物"の意の名詞、obtusaは"鈍形の"の意の形容詞。
  3. ある木の属名まで分かって種名が分からない場合、種名を"sp."と記します。たとえば、Shorea sp.といった具合です。種名を"spp."と記すのは複数の場合です。Shorea spp.は"Shorea属のすべての木"を意味します。ラテン語はなじみのない言語ですが、外国との取引では間違いのない便利な記号です。
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