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ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業...フリーランス
居住都市...ブラジル国サンパウロ市

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カタールの観光地の一角で販売されている「カフア」

カタールの観光地の一角で販売されている「カフア」

コーヒービジネスの専門家によると、「コーヒービジネスは生豆の販売だけでなく飲ませ方である」と言います。

その言葉を改めて実感させられるのが、アラブ諸国の一つカタールでポピュラーな「カフア」と呼ばれるアラビックコーヒーです。

カタールに旅行すれば、普通のブラックやミルクコーヒーもいたるところで飲めますが、現地の人々によれば、「カフア」こそ旅先で一度は試しに飲むべきアラビックコーヒーとのことです。


ホテルに置かれたお代わり自由の「カフア」

ホテルに置かれたお代わり自由の「カフア」

コーヒーは確かに世界各国で飲み方や好まれる味、飲める場所の雰囲気までバラエティ豊かです。ブラジルをはじめ、日本や欧米各国で飲まれるコーヒーは、基本は焙煎された豆からお湯で抽出した茶色から黒目の液体をコーヒーと呼びます。

カタールの「カフア」は正真正銘アラビックコーヒーの一つですが、その液体は焙煎されたコーヒー豆ではなく、生豆を煮出し、そこにカルダモンやサフランを加えているとのことで、日本やブラジル、欧米でイメージするコーヒーの味や香りは全くありません。その味は、カルダモン風味の苦い薬湯という感じで、色は黄色っぽいです。


カタールでのアラビックコーヒー「カフア」

カタールでのアラビックコーヒー「カフア」

「カフア」と初めて出会ったのはカタールでの滞在先のホテルでした。受付付近に無料でコーヒーが飲めるスペースにあり、コーヒーと書いてあるのにポットから出てきたのは黄色の液体で、飲んでもイメージする茶色い液体のドリンクの味とは一線を画し、何かの間違いかと思いました。しかし、後で現地の方にそれがカタールの家庭では日本の緑茶感覚でおもてなしされる「カフア」だと知りました。

ホテルで飲んだものと外出先で飲んだ「カフア」も若干風味が異なり、各家庭によってスパイスの使い方などで味付けに差があるとのことです。苦味は強いものの、甘いアラブのお菓子とはよく合う味わいで、甘いお菓子に対しては血糖値を下げてくれそうなコーヒーです。


御土産に販売されているアラビックコーヒーの器の装飾品

御土産に販売されているアラビックコーヒーの器の装飾品


カタールのカフェテリアで販売されている一般的なブラックコーヒー

カタールのカフェテリアで販売されている一般的なブラックコーヒー


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