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ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業...フリーランス
居住都市...ブラジル国サンパウロ市

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ブラジルのレストランで出される味の素ギョーザのおつまみ

ブラジルのレストランで出される味の素ギョーザのおつまみ

ブラジル味の素社(中村茂雄社長)が2023年11月下旬から、日本や近年はフランスでも売上トップを誇る冷凍ギョーザをブラジルでも販売開始しました。今回のギョーザはタイの味の素工場で生産された輸入品で、豚肉、豚と鶏の合いびき肉、野菜の3種類です。

販売先はブラジル食を中心としたレストランが中心ですが、日本人客の多いスーパーでも小売りされ始めました。

ブラジルにも東洋食材を扱う食品店にブラジル産の冷蔵や冷凍の餃子が販売されています。そこに今回は、本場日本の味を追求する同社の冷凍ギョーザが新しく市場に参入しました。


ブラジルで販売開始した冷凍ギョーザ(豚と鶏の合いびき肉)

ブラジルで販売開始した冷凍ギョーザ(豚と鶏の合いびき肉)

今回、味の素の冷凍ギョーザをブラジルで輸入販売する事業に取り組んでいる一人が、以前、士幌町の味の素オフィスに赴任していた斎藤雄俊(かつとし)さんです。北海道に暮らしていた時のことを今も懐かしく思い出します。

近年はブラジルでラーメンブームが拡大しつつありますが、餃子はサンパウロの日本食レストランの広がりに合わせてメニューになってきたにも関わらず、焼きそばほど全国的な広がりは感じられません。それで、同社が自慢のギョーザを広めることで、ブラジルの食をさらに豊かにしたいと、新しく事業化されました。


士幌町に暮らしていた斎藤雄俊さん(左端)

士幌町に暮らしていた斎藤雄俊さん(左端)

20年ほど前にゼロベースからギョーザ販売をスタートさせたフランスでは、今ではギョーザのトップブランドとなっており、アジアンフードの人気と相まってロンドンやベルリンでも消費が増えています。

ブラジルはヨーロッパの流行に敏感で、おしゃれなバーやレストランでは、既におつまみとして味の素ギョーザが取り入れられています。ブラジルでも販売開始から1週間で73件の注文が入ったとのことです。


ポルキロのレストランで盛り付けられた味の素ギョーザ

ポルキロのレストランで盛り付けられた味の素ギョーザ

ギョーザの味は日本と同じでも、ブラジル人向けのレストランではその食べ方や盛り付けがユニークです。

おつまみということで揚げ物好きが多いブラジルでは、ランダムに盛り付けられた揚げ餃子を手でつまんでソースをつけながら食べられることもあります。

また、ポルキロ(一キロ単位で価格設定されて、好きな量を取って重さで値段が決まる)のレストランでは、たくさんの餃子が並べられていたり、保温機にごろごろと入っています。

全般にブラジルの餃子は大ぶりですが、そのニーズにも合っている味の素の冷凍ギョーザは、既にブラジルのレストランでは人気であり、今後、フランスのように市場での伸びに期待が寄せられます。


ブラジルで市販されている一般的な冷蔵餃子

ブラジルで市販されている一般的な冷蔵餃子


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