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台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業...日本語教師、ライター

居住都市...台北市近郊の新北市(台湾)

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海水浴場

海水浴場

日本の高校以下の学校は7月下旬から1ヶ月以上夏休みに入りますが、台湾は7月1日から入ります。中には6月の卒業式が終わったら、8月下旬の新学期を迎えるまで夏休みという人もいます。夏休みの長短に関係なく、「子どもをだらだら遊ばせたくない」と考える親御さんもきっと多いはずます。

また、水遊びしている時に溺れて...というニュースも多く出てくる時期だと思いますが、子どもが外出する際、「水難事故に遭わないか」と心配になる方も少なくないと思います。

そんな親御さんたちの心配を上手に解消してくれそうなところを、台北から少し離れた港町の基隆で見つけました。

鉄道の基隆駅から自動車で20分のところにある和平島公園。2018年から組織化し、地域の自然と環境の保護、観光、海洋教育に努めてきて、現在に至っています。

今回は、和平島公園について紹介します。


入場を制限して保護している自然地帯

入場を制限して保護している自然地帯

和平島公園の最大の魅力は海辺の景色にあります。

上の写真の岩石地帯のところは、何百年とかけて地表に現れた海底部分だそうですが、はじめて歩いた時、過去のウルトラマンシリーズで見た宇宙に見えてしょうがなかったです。

そうすると、ウルトラ兄弟ばりのアクションで暴れたくなる衝動に駆られますが、万一やって岩を損傷してしまった場合、法律により高額の科料が科せられ、修復不可能になった場合は最高で500万元(約2297万円)が課せられるので、気をつけましょう。

そうならないよう、この岩石地帯に入る人をホームページからガイド付きツアーを申し込んだ人限定、申し込み費用も中国語1200元(約5345円)、外国語1500元(約6681円)と高めに設定し、厳格に管理しています。

【参考】

https://www.hpipark.org/rock-landscape

https://law.moj.gov.tw/LawClass/LawAll.aspx?pcode=K0110001&kw=發展觀光條例


砂浜もあります

砂浜もあります

保護された自然だけでなく、1枚目の写真にあるような海水浴場を整備していて、海に触れる機会を作り、安心して子どもを遊ばせることができるのも魅力です。海に入らない人には日除けのスペースもあるので、暑気払いにもあっているところだと思いました。

上の写真の砂浜もありますが、ここは環境保護の視点でチェックしたいところです。過去2年の感染拡大期に人が訪れなかったことで、海鳥がここで産卵したそうで、開放されてからも、卵が残っているところを仕切って保護していたという話を聞きました。


海辺にあったゴミで作られた作品

海辺にあったゴミで作られた作品

建物の中に入ると、海辺に落ちていたゴミを集めて作られた作品が展示されていました。これ以外にも、再生資源で作られた商品が販売されていて、環境保護のあり方を考えさせてくれそうな気がしました。

この辺りは夏休みの宿題の定番・自由研究の題材も、しっかり用意されている感じでした。


沖縄のものもしっかり

沖縄のものもしっかり

和平島公園は、2021年12月25日から2022年2月28日まで過去にあった琉球文化に触れる企画を沖縄県産業振興公社台北事務所と共同で開催しました。

【参考】

https://www.hpipark.org/2021okinawa

その名残で、沖縄から直輸入している古酒(クースー)、黒砂糖、もずくなどを販売するコーナーが設けられていました。

現在、朝ドラ「ちむどんどん」が放送中で、沖縄の文化に触れる機会が多いかと思いますが、台湾で沖縄文化に触れてみたい人はいかがでしょうか。

和平島公園は、7月23日〜8月28日の夏休み期間中、「島嶼生活節」と称して夏祭り、SUP(立ち漕ぎボート)体験、オンラインツアーなどの企画を予定してます。過去2年実施できなかったので、今年は特に気合が入っているようです。

この企画時なら、夏休みの思い出づくりにも最適ではないでしょうか。
今後も「島嶼生活節」は開催されると予想されますので、興味がある方は記憶の片隅にでも留めていただきたいと思います。



【参考】

https://www.hpipark.org/2022-island-festival


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