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台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業...日本語教師、ライター

居住都市...台北市近郊の新北市(台湾)

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フルーツあめ

フルーツあめ

テーマが「屋台」ということで、用意する差し入れもそれに関するものになっていきます。

まずは、マスカットの粒とプチトマトを串に刺して、日本の屋台でもおなじみのりんごあめを作る要領で作ったフルーツあめ。家庭用の調理器具で作るのは、なかなか難しいようで、失敗も出ていました。

これを自家製の土台に刺して、受験生たちに出していました。

見た目のかわいらしさがよかったのか、こぞって取る姿が見られ、あっという間になくなり、矢継ぎ早に追加が届けられていました。


調理場の様子

調理場の様子

メインは腸詰のようで、焼きと加工・包装部門に分かれて調理していました。

上の写真を見ると、腸詰のようなものを2種類焼いていますが、何ができあがるのでしょうか...


大腸包小腸

大腸包小腸

加工・包装部門をのぞいたら、台湾屋台のB級グルメとして知られている大腸包小腸ができていました。大腸包小腸は、餅米で作った腸詰(白)を焼いて切れ目を入れ、そこにソースを塗り、焼いた台湾式腸詰を挟んだもので、「ライスホットドッグ」とか「台湾式ライスドッグ」という名称で呼ばれているものです。

腸詰の他には、野菜も挟むこともありますが、こちらはきゅうりの酢漬けとニンニクが挟まれていました。


包装紙に包んで完成

包装紙に包んで完成

最後は、クリスマス仕様の包装紙に包んで完成です。

これも4箇所分、見ている範囲で200個以上は用意されていました。

調理から包装まで、役割分担がしっかり確立されていて、手際よく短時間で作業が進んでいきました。中には不慣れでオロオロしている方もいましたが、調理を仕切っているPTAの方が「調理はいいから、洗い物やって」など適切な指示が飛び、流れ作業が崩れず混乱しないよう配慮されていました。

「屋台」がテーマの差し入れは、PTAのみなさんの尽力で2時間以上かけて準備され、受験生たちに届けられました。


過去に送られたメッセージ

過去に送られたメッセージ

受験生からも、PTAのみなさんの思いを汲んだ感謝のメッセージが届いていました。

実際、差し入れ時に単に食べ物を取りに来るだけでなく、同級生以外の話し相手を求めてくる感じの受験生もいるようで、手が空いたPTAの方が話し相手になっていました。単に差し入れする以外にも、PTAのみなさんには、学校の教師がなかなかできない不安定な心理の受験生の心のケアをする役割も担っているようです。

日本ではなかなかできないことだと思いますが、この気合の入った受験生応援、日本のみなさんにはどのように映るでしょうか。


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