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スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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最近話題になっている「へアドネーション」。

美容院でロングヘアをカットした後の床に落ちる長い髪の毛を見て、捨てられるなんてもったいない...と感じておられる方も多いのではないでしょうか。

ヘアスタイルのイメージチェンジを兼ねて社会貢献できるヘアドネーションは良い選択肢。カットされた髪の毛は、小児がん患者のための医療用ウイッグを作製するために使用されます。


へアドネーション用にまとめてカットされた髪の毛

へアドネーション用にまとめてカットされた髪の毛

私自身も一度、日本滞在中にヘアドネーション賛同美容院で寄付したことがありますが、そこで美容師と話題になったこと。
「スウェーデンでは伸ばしっ放しのロングヘアの女性が多い」と私が話すと「それならヘアドネーションたくさん見つかりそう」と。

しかし、実際にはヘアドネーション、残念ながらスウェーデンでは一般に広くは知られていない様子です。

そこで事情を調べてみたところ、スウェーデンの小児がん協会でも寄付を受けていて、賛同美容院も存在するものの、あまり知られていないのにも理由がありそうです。

というのは、寄付するには日本よりも厳格な基準があるそう。スウェーデンでは最低35〜40センチ必要ということです。超ロングヘアも多いので問題ななさそうですが、「全くのバージンヘアであること(カラーリング、パーマ不可)白髪混ざりも不可」という条件があります。パーマをかける国民は少ないものの、カラーリングはごく一般的に行われていますから、条件のそろった髪となると、相当に限られてくると予想できます。


ロングヘアをバサッとカットしたいときは、寄付するのがお勧めです

ロングヘアをバサッとカットしたいときは、寄付するのがお勧めです

ちなみに日本では、カラーやパーマなどの条件も特にないようで、31センチ以上カットする髪があれば大抵誰でもできるようです。

国により基準も異なるのは興味深いところですが、気軽にできるボランティアの一つとしてのヘアドネーション、もっと一般的に知られるようになると良いと思います。




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