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ブラジル

ブラジル:サンパウロ

日下野 良武(くさかの よしたけ)

にじゅうまる職業;ジャーナリスト、ブラジル文化研究家
にじゅうまる居住都市;サンパウロ市(ブラジル国)

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マルセロさん

2017年02月28日 up

帯広市で勤務経験もあるマルセロさん

帯広市で勤務経験もあるマルセロさん

帯広市に住んだブラジル人がサンパウロ市にいる。ポルトガル語はもちろん西語、仏語、日本語、英語の5か国語に通じる男性の名はマルセロ・ミヤシロ・アルセさん(33)。
サンパウロ市生まれで妹が1人。医師の父親はボリビア生まれ、母は3歳で沖縄県からの移住者、両親ともに帰化ブラジル人だ。


日本語能力試験では1級を取得

日本語能力試験では1級を取得

マルセロさんはサンパウロ総合大学体育学科卒。「日本語に興味を持ったのは18歳ぐらいかな。理由、理屈はありません。ただ日本語が好きになったのです」という。ブラジル人は言葉に強い。3か国語を話せる人も珍しくない。
努力のかいあり、23歳で日本語能力試験1級を取得。「日本語を勉強したことで、さらなる情報入手が可能になった」そうだ。


26歳のとき、サンパウロ日本総領事館が日本へ派遣する「ジェットプログラム」に合格。2010年4月から2年間、帯広市役所に勤務。「帯広市は国際交流が盛んです。私はイベント企画を担当しました。『森の交流館・十勝』で積み木や滑り台、ままごとセットで子供と親の触れ合いに力を入れた」。ブラジルへ戻ってからは日系メディアや日系関係団体で働き、その後、日本から進出の学習塾の本部に籍を置く。


「たまたまカポエイラ(ブラジルの格闘技)のことで釧路市を訪れ、そこで女房と知り合い、結婚した。昨年12月に長男が生まれ、1歳半の娘と2人の親になった。奈々(夫人)は現在、子供と一緒に釧路の実家にいて、4月にサンパウロへ来る予定です」と話す。
日本で生活して感じたことは? 「(日本人が)東京のような大都会以外ではslow life(ゆっくりした生活)を送っているのが意外だった」という。


マルセロさんは言葉だけでなく、日本の習慣や礼儀を身に付けて母国へ戻った。別れ際に日本式のあいさつを忘れなかった。これから日本とブラジルの懸け橋になってほしい。


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