年末年始の店頭を飾る白い服

大浦智子

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ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦智子(おおうらともこ)

職業...フリーランス
居住都市...ブラジル国サンパウロ市

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2016年12月27日 up

新年向けに店頭に並ぶ白い衣装

クリスマスから年末商戦に向けて、ブラジルの衣料品店の店頭に目立つようになるのが「白い」衣装です。

南半球の年末年始は夏真っ盛り。暑さをしのぐ涼しげな衣装ということで白い服が目玉商品になるだけでなく、年越しは全身を白い衣服に身を包んで新年を迎えるという習慣から、年末年始以外の暑い時期以上に、洋服店にはバラエティー豊かな白一色の衣服が並びます。

新年向けにショーウィンドウに並ぶ白い衣装

夏向けのロングワンピースは、コーディネートによってサンパウロなら半年以上着用することも可能な気候ですが、年末年始以外で豊富な種類の白い衣装を探すのは意外と難しく、全身白いコーディネートをしている人も医療機関で勤務している人を除いて、意外と少ないものです。白いワンピースを探すなら年末年始が最適です。

白い衣装のコーディネートにも人気の銀色の靴

白は白でも流行のデザインがありますが、レース編みのデザインなどは流行に関係なくブラジルではよく目につきます。

足元も白でそろえるのが完璧な装いですが、近年は白には飽き足らず、サンバの衣装感覚か光りものの好きなブラジルらしく、シルバーの靴やサンダル、金色のものも店頭によく見かけます。

新年は白い衣装の下の下着の色にもこだわるのもブラジル流です。

白、黄、赤、ピンク、緑、青、紫、黒と着用する色によって金運や恋愛運、健康運など、それぞれの運気がアップするというジンクスがあります。新年向けかはさておいて、いつも以上に下着売り場では色分けして商品が並んでいるのがふと目に留まります。

色分けして並ぶ女性用下着売り場

新年向けに店頭に並ぶ白い衣装

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タグ:ブラジル,サンパウロ,新年の風物詩,白い服