新10万ルピア札
2014年09月13日 up
バンドンにあるインドネシア銀行
2014年8月17日、69回目のインドネシア独立記念日。この日、インドネシアで一番大きいお札である10万ルピア札(約900円)の新バージョンが発行されました。新しいと言ってもデザインはほぼそのまま。偽札が増えているそうで、マークの変更や数字の色変更など変更箇所は8つあるそうですがパッと見はあまりわかりません。
下が新札。お札の人物はスカルノ初代インドネシア大統領とハッタ同副大統領
一番の違いは、お札の左下。これまでのお札には「BANK INDONESIA(インドネシア銀行)」発行となっていますが、新札は「NEGARA KESATUAN REPUBLIK INDONESIA(単一国家インドネシア共和国)」発行となりました。これは国民がより誇りを持てるようにとのこと。(その感覚は正直よくわかりません...) 現在のところ他のお札はまだBANK INDONESIAのままです。
5万ルピア、1000ルピア、500ルピアなども新旧混在
インドネシアではお金がよく変更になります。私が初めてインドネシアに来た2010年からも、1万ルピア札(約90円)が変更になり、1000ルピア(約90円)もお札だけでしたが新たにコインができました。まだどちらも新旧使われています。
5万ルピア札や500ルピアコインもまだ新旧2種類使われており、お金の種類が多いなと感じます。
また、お金の単位が大きいので、ここ数年毎年のようにデノミネーションするという話が持ち上がっています。予定ではゼロを3つ落とすとのこと。イラストなども出回っていますが、果たして10月からのジョコウィ新政権で行われるのでしょうか。
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