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スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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東京竹芝と父島を結ぶ定期船、おがさわら丸。東京出発は午前10時、父島到着は翌日の11時30分。

東京竹芝と父島を結ぶ定期船、おがさわら丸。東京出発は午前10時、父島到着は翌日の11時30分。

6月の一時帰国中、小笠原諸島に一人旅して参りました。

2011年に小笠原が世界自然遺産に登録されたことはご存知の方も多いと思いますが、アクセスは船が唯一の手段、東京の竹芝桟橋から父島まで25時間半かかり、飛行機はありません。

船の本数は繁忙期以外は6日に一度、運行スケジュール上、船内2泊、島内3泊(これを「一航海」と呼ぶ)が最も一般的なプランです。
ゆっくりしたい人は「二航海以上」つまり11泊以上で訪れることもあるそうですが、私は今回は一航海で、父島に3泊宿をとり母島も日帰りで訪れました。(母島の詳しい話題は次回、フルーツの記事で紹介いたします)


父島最大、大村地区のメインストリート

父島最大、大村地区のメインストリート

父島の人口は約2000人、最大の集落である大村地区は、どこでも歩いて回れる距離です。


皆様が意外と思われそうな点を紹介すると、小笠原の車は品川ナンバーです。東京から南に1000キロ離れても「東京都」、船が発着する竹芝が品川管轄だからだそうです。

やはり離島とだけあり、物価は本土と比べ高め。特にガソリンが高く、一リットル210円ぐらいでしたが、それでも離島補助を受けての価格のため、本来は260円ぐらいするそうです。


父島に二つしかない信号機の一つ。母島には一つもありません。

父島に二つしかない信号機の一つ。母島には一つもありません。

集落を離れると美しいボニンブルーの海、鳥がさえずる森が広がるのどかな風景は、やはり世界自然遺産として誇れるもの。そしてナイトツアーでは、オガサワラオオコウモリやヤコウダケ(夜になると光るキノコ、別名グリーンペペ)の姿を見たり、船のツアーでシュノケールを体験し南島(一日100人しか入れない無人島)上陸など、都会を離れ美しい自然を満喫するには最高の楽園、と感じました。


ボニンブルーといわれる美しい海、曇りでしたが見事な風景でした。

ボニンブルーといわれる美しい海、曇りでしたが見事な風景でした。

但し、もしこのような離島で病気になった場合はどうするのか?
父島、母島ともに一箇所ずつ診療所があり、まずそこにかかることになりますが、急病人や島の医療では手に負えない重病患者は、自衛隊のヘリで本土輸送されるそうです。

急病や身内の不幸などの際に、飛行機がないことに不便を感じる島民も多い一方、飛行機で行けない日本国土が一箇所ぐらいあってもいいのでは...自然保護のためにはないほうが...という意見もあり、空港設立には賛否両論出ているようですが、将来的には空港が設立されるのか、気になるところです。


6月はパッションフルーツが旬、小笠原のフルーツに関しては、次回詳しく紹介いたします。

6月はパッションフルーツが旬、小笠原のフルーツに関しては、次回詳しく紹介いたします。

次回は小笠原のフルーツや、おがさわら丸が父島を出発する際の独特の見送りについて、紹介したいと思います。


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