中学生の通学の足
2014年03月10日 up
郊外の中学生の通学風景
インドネシアは、公立の小中高でも学区制などはなく、好きなところを選ぶことができます。小学生はやはり、家から一番近い学校を選ぶことが多いですが、中、高はレベルの関係で少し遠い学校を選んだり、田舎などで近所にない場合、必然的に遠くなることもあります。
上に乗るのは通常男子。中に女の子を座らせてあげようという優しさなのか、ただのいたずら好きなのか...
中学生の通学の足は主に4つ。公共の乗合車、ベチャと呼ばれる自転車タクシー、バイク、歩きです。特に少し郊外へ行くと、公共の乗合車は貸し切り状態で、写真のように屋根に乗る学生も少なくありません。同じように通学していた友人に聞いたところ、落ちかけたことはあるけど、落ちたという人は聞いたことがないとのこと。
後ろがベチャ。ベチャに乗っているのは女子が多いよう。手前は校則違反らしきバイク通学
バイクは法律では17歳以上と定められていて、中学校では校則違反です。高校生になると多くの学生がバイクで通学します。聞くところによると、高校生の場合は17歳以下でも学生証を持っていて、制服を着ている場合(通学に使用)は許可されているとか。
ちなみに、インドネシアと言えば、テレビなどで電車の屋根に乗っている風景が有名ですが、あれは屋根に乗ると無料。ただ、学生は、車の屋根に乗ってもちゃんと同じ料金を払っているそうですよ。
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タグ:中学生,通学,乗合車
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